ヤマネコノメソウ

まだ早いだろうか。
そう思いつつ足をのばすと、もう咲き始めていた。
ヤマネコノメソウだ。




地味な小さな花だが、何ともかわいい姿をしている。
そして、同定が面倒なこの仲間としては、比較的わかりやすい側の存在。

川辺ではヤナギの仲間がもう咲き始めていた。



こうなってくると季節が遅れていないんじゃないかと思えてくる。
しっかり冷えたあとだから、多少でも暖かさがあると季節はちゃんと進むってことなのだろうか。

コケ

薄暗い林床。
妙に色鮮やかな緑色に出会った。
コケの仲間がのびていた。


種類の同定は全くしていない、というか、手元にそれが可能な資料がない。
大雪のあとはしばらく埋もれていただろうに、元気な奴らだ。

ハクモクレン

去年、ほぼ同じ時期に同じ樹を見に来た時には、ハクモクレンが咲き始めていた。
ことしはようやく花びらが見え始めるかな、という段階。
やはり季節の進行は遅れ気味のようだ。




それでも膨らんだ花芽を眺めていると、本格的な春が待ち遠しくなってくる。
今週後半には雨、そして気温が上がるようだから、一気に開花も進むかもしれない。

ハシブトガラス

街灯の上からこちらを眺めているので、こちらからも見つめかえした。


でこっぱちだからハシブトガラスで良かろう。
光沢のある羽はきれいなのだが、こちらも普段からカメラを向けない鳥。
たまにはこんなのばかり狙ってみるのも面白いのかもしれない。

ツグミ・シロハラ

ようやくたくさん見かけるようになったツグミ。
比較的開けた場所が好き。


同じ仲間なのに薄暗いところで地面をせっせと掘り返すシロハラ。
ぱっちりとした目元がかわいい。


ただ、どちらも鳴き声は似ている。
声を聞くと確かに同じ仲間なんだと実感できるいい例。