コアオハナムグリ

ハルジョオンの花をもしゃもしゃと齧っていた。
コアオハナムグリ。

この個体はちょっと赤銅色の光沢があって、なかなかきれいだ。
これから花の上でよく見かけることになるのだが、これが私にとっての今年の一匹目だった。
何にしてもその年初めての個体はうれしい。

センチコガネ

ころんとした愛らしい姿。
地面近くをセンチコガネが飛んできた。

思わず帽子ではたき落として、ちょっと失礼。
この手の甲虫は金属光沢がきれいなのだが、ストロボを単純に使うといまいち。

感度を上げて自然光ならそれっぽい色になる。

本当はもっと明るい場所に移動したかったのだが、今ひとつ手に乗せて動かす気になりにくい昆虫。
何故って？
センチコガネのセンチは雪隠、つまりトイレ。
そう、糞虫と呼ばれる一員なのだ。
なかなか手の上で愛でる気分には・・・

コチャバネセセリ

視界の隅を茶色いチョウが横切った。
久しぶりに見た俊敏な動き。
間違いなくセセリチョウ。
静止したその姿は・・・コチャバネセセリだった。



地味な仲間が多いセセリチョウとしては、微妙に金属光沢もあってけっこうきれいな部類。
それでもガに思われてしまうのは否定できないところだが・・・

アカタテハ

そろそろ成虫越冬してきたチョウは世代交代の季節。
それでもちょっとボロなアカタテハもまだがんばっていた。



今年は意外にタテハチョウに出会うことが少ない気がする。
冬の寒さの影響か、私が野外を歩いていないだけか。