富田聡ガラス展





富田聡さんの作品展。今回はコンポートが多くカラフルな色と形が素敵です。
色とりどりの小皿も素敵でしたが撮り忘れました^_^;

色は人に夢を与えてくれます。
ましてガラスのように光に透けてその時々の色を放つものは
女の子の心をくすぐります!

昔、いろいろな色のガラス玉を集めたりした頃のことを思い出します。
必ず一つを手にすると
片目をつむり
光にかざし、少しづつ回して見たものです。
その光の美しさにどれも甲乙付けがたく
何度も飽きることなく見続けました。
いくつも大事に並べ、宝石のように扱ってました。

海に行って拾うのは、貝殻ではなく
波に洗われ角の取れたガラスの破片でした。
小さなガラスの破片は美しく
それも必ず片目をつむり
光にかざし、宝石商のように厳しい目で吟味しました。
海水で洗って濡れたガラスの破片は
宝石以外の何者でもありませんでした。

気が付くとガラス玉は
どこにでもあるビー玉となり
海で拾ったガラスの破片は
かさかさに乾き白く曇りました。
一つ一つ、光にかざし見ることも忘れ
どれも同じただのビー玉とガラスの破片となりました。

女の子に戻ったガラス展。
美しい色の数々がまた光を浴びてとても美しいです。




富田聡さんです!!上の電気が上手く取れませんので下にアップで。






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カエル足のランプ



こちらは、今セラヴィにて個展を開催中の長瀞の『ガラス工房 聡』の富田聡さんの作品。(5月29日~6月4日迄開催)
昨年の個展で購入したものです。
蛙の足がなんとも可愛い作品です。
個展では普段見れない、遊び心いっぱいの作品が沢山並びます。
明日今回の個展のお気に入りをアップさせてもらいます。
お楽しみに!!!

この富田聡さん、以前ブログの「おたかさんのピアノ」で登場した
敬愛するおたかさんの息子さんです。
本当に好青年で、息子を持たない管理人の理想の息子像です(#^.^#)

彼との出会いはまだ彼が小学生くらいだったかな?
気が付いたらこんな立派な青年となってます。
小さな頃の面影も残ってます。
途中全くお会いしてなかったので
青年になった彼を見たときは、驚きました。

よそ様のお子さんの成長を見ると
月日がどんなに早く流れて行ったかに気が付きます。
自分の中のものは、何一つ変らないのに
勝手に時は流れて行ってます。

いや勝手にというのは、勝手な言い分でした。
忘れている事が多いのです。
そして思ったより大人の成長は遅いという事なのだと思います。

姿形が大人になるより
心が大人になる方が、よっぽど時間がかかりる様に思われます。
大人になると共に忘却の時も増え、
過ぎた年月が短く感じます。

その中に多くの出会いがあり、
数少ない心の友があります。
何時までも、変らぬ関係の両親や恩師があり、
あっという間の成長を遂げる子供の姿があります。

時は誰もに平等に有ります。
一日の長さは同じ
一年の長さも同じ
十年の長さも同じ
なのに、一日の時間の短いこと・・
忘れん坊の管理人は
最近ちょっと損をしている気がしてきてます。

沢山の人の出会い想いを入れて置きたいのに
頭の中の記憶は椅子取りゲームのようで
大人になってもその椅子の数はあまり増えてない気がいたします。
記憶の椅子に座れない思い出は忘却という形になる訳です。

そう言えば、ここ最近、長い一日は訪れた事がありませんね。

もし・・・
「感じる時がその人に与えられた一日の時間だとすると・・・」

同級生でも、子供いればお爺さんお婆さんも居る。
前向きで楽しいく充実した生き方をした人は
直ぐに死んじゃうのです。

いやいや・・
これは・・・流石にいやですね!!!
これでは管理人、美人薄命になってしまいます^_^;

やっぱり管理人。
このままの時間経過方式で十分でございます。
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懐かしの麩菓子


これナンに見えますが?
こう見ると怪しい・・・
これは昔懐かしの麩菓子です。
黒砂糖の味とふわふわの麩菓子がとってもレトロなお味

モーニング珈琲と朝刊サービスの際
今まではチョコ数個入れていたのですが
面白いので麩菓子を入れていました。
もちろんこのままではなく
一口大に小さく切ってお味見程度お付けしてます。

でも本当はこの麩菓子の円周率と
お口の円周率が同じくらいですので、
無理やり、そのまま入れて食べるのが美味しいのです。
必ず一口かじると、
かじった後の麩菓子がこぼれます。
厄介ですが、それがまた麩菓子です。

口にめいっぱい押し込む訳ですから
口の回りはもちろん茶色の黒砂糖だらけ
後から舌を伸ばし口の回りをペロリ!
2度美味しい!
まあ、大人の発想ではないですが、
昔の記憶ですよ・・まさか今は・・^_^;

麩菓子が好評なのかどうか?まだ分かりませんが
管理人の思惑としては、珈琲を飲みながら
昔の駄菓子屋さんの思い出なんかが蘇るといいなぁ~と思ってます。
珈琲に合わなくはないと思いますがちょっと微妙。

管理人のまだ小学3年の末娘のお陰で
駄菓子屋さんには、たまに行きます。
でも一番熱くなってしまうのは管理人です。
なので最近はあまり付き合ってくれません。
現代の子供は、駄菓子屋さんより、
セブンイレブンのお菓子の方がお口に合うらしい。

昔、指で擦るともわもわもわって煙のような糸の出るやつも
まだ置いてありました。
紙石鹸・ひも付きの三角の飴玉でくじ付きのもの

アイドル写真も同じでした。
中身が見えないように茶封筒に束になった物を選んで引くのです。
でも中身のアイドルは変りました。
管理人の時代はやっぱり野口五郎、西条秀樹、郷ひろみ、ジュリー(#^.^#)

駄菓子はその当時のままのものもあって不思議でした。
もちろん今風のお菓子もあります。

小さなお店に所狭しと並ぶ駄菓子におもちゃ
籠に幾つか入れるとおばあちゃんが
古い黒光りしたそろばんであっという間に精算してくれます。

お手伝いして貰った数十円を握り締め
たった一つのお菓子を一生懸命選びました。
着色料いっぱいのスモモで真っ赤な舌を見せ合ったり
友人と楽しんで食べました。

アイスは、駄菓子屋の縁台に座って食べました。
当たりが出る確率の高いアイスはココで食べます。
本当に高い確率で当たりました。

初めはにぎやかに食べているのですが
最後はそっと覗くように食べるのです。
棒が見える頃はアイスの味より
子供勝負師の顔になってます。
当たるとホントに嬉しくて
別にアイスが二つ食べたい訳ではないのです。
実際最後は苦痛でした。

三つ当たった子も居ました。
彼もやはり一人で三つ食べるのです。
勝利の味です。

そう言えば、
当たらない子に一本分けるなどと言う半端な情けが無かったような?
勝ちは勝ち!負けは負け!
だから勝利の味が最後は少々苦痛でも
敗者のうらやましそうな顔を横目で見ながら
優越感に浸り食べるのが勝者!のような。
たかがアイスの運試しにも小さな勝負師の力が入る訳です。
たわいの無い事でも真剣になれるいい時代でした。
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物に選ばれし者


これはタペストリーとして売られていたものです。
客室の入り口のマットとして使ってます。
可愛くて衝動買いしました。

ポイントはたぶんその時飼っていた
茶色のグレートデンのデンが映っていたからでしょう。
一番奥で葉巻を吸って腕を組んでるのがデンです。
今はもうこの世には居ませんが
馬と間違われるような大きな犬でした。

喜んで尻尾を振るのですが
その尻尾で良くアザが出来ました。

「お手」というと
余りに大きい手なので
頭からこずかれた事もありました。

お水を飲んだ後、プルプルと頭を震わすと
管理人の顔がよだれと水でびっしょりになりました。

弱虫なのでな犬なので、大変敏感で
何かの気配でいきなり後ろを振り返って
彼の頭突きを直に受け、鼻血を出した事もありました。
本当に石頭の犬でした。

大きなウンチはシャベルで片付けました。

抱っこをせがまれ倒れて死にそうになりました。

一緒に寝ると寝言でも甘えた声で
クーンと言ってました。

大きいくせに臆病で、
寂しがり屋の甘えん坊
デンは可愛い赤ちゃんのような犬でした。

物を選ぶ時どうしても
客観的ではなく主観的になります。
このマットのように、
愛するものの形があるだけで
希少価値が出てきてしまう、
管理人のように。

物は、その人に選ばれてその人の元に行くのか
それとも
物に選ばれて、その人がそれを身近に置いてしまうのか・・・

もし後者、物に選ばれたのなら、
管理人はデンのタペストリーに
「選ばれし者」になる訳です。

悪い気はしないものです。
気に入った物から
「選ばれし者」の称号をもらえるのであれば

そんな考え方をして見れば、
セラヴィでは
管理人は「選ばれし者」の
多くの勲章をつけて館内を歩いて居る訳です。

『逆・裸の王様』の物語です。

これはいつか管理人の手で一冊書かねばならんですね!!

『選ばれし者』なんて(#^.^#)
いつもの勝手な管理人の思い込みですが
何だか、いい気持ちになりましたぁ~。
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塩素の香り


今日は、もうすっかり夏日です。
お風呂ですが、保健所からの指導で塩素を少量入れなくてはいけません。
8トンの露天風呂にコップ一杯弱なので殆ど水質や香りに変化はありません。

この時に、入れた途端に香る塩素の香り。
この香りを嗅ぐと、いつも思い出すのがプールです。

夏の暑い日。プールでめいっぱい泳ぐいだ後に
やっとの思いで
水の中から重い体の引きずり出します。

いきなり重力を受けた身体は
魚が象になったように
とてつもない重さを実感します。

その後必ずやるのが、これ!
耳に溜まった水を抜く為に
片足で立ってピョンピョンと飛び跳ねながら
水の溜まった耳を下にして、反対側の頭をたたくのです。
管理人その頃から不器用で、これで水が出た試しがない。
それでも、懲りずに毎回やるのです^_^;

それで最後はいつもの様に
プールサイドのコンクリートの上で、水の溜まった耳を下にして
トドの死骸のように腹ばいに寝そべります。

遠くの方で沢山の声が耳栓した耳に
心地よく響きます。

熱く焼けたコンクリートの熱を
冷え切った身体が吸い込むように吸収して行きます。
指先だけちょっと動かし
ふやけきってボコボコした指を確認します。

脱力のまま目を閉じた裏側に黄色い太陽が残り、
もわもわとした声・・・
しばらくすると、熱い水が耳から流れ出し
耳栓が取れたと同時に、みんなの声大きく響き始めるのです。

鼻の奥のほうにツンと生臭いような何かが残り
喉の渇きがマックスになった時
諦めて、やっと起きだし、一気に水を飲みます。
身体も喉もカラッカラに渇いています。

そしてまた塩素の香りの中に身を投げます。
ドボーン!!!

夏がもう直ぐそこまで来ています。

露天風呂の庭にツツジが咲き始めました。


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これはセラヴィ正面の鏡です。

鏡を撮ろうと思ったら
自分が映ってしまい、斜めから撮りました。
不思議な世界が見えます。

まるであちらにも、もう一つ別の世界が存在しているようです。
ずーっと覗いていると、何だか不思議な感覚になってきます。

ミクロマクロの世界
4次元5次元の世界
すでに目で見えないものまで
見えるものとされて来ているというのに
この分かり易く、目に見えるものだけを映し出す鏡。
その中が管理人には、とても神秘的に見えます。

鏡は、夜覗くのは、怖い気がしますが、
考えて見ると
いきなり覗かれた鏡の向こうの世界の管理人の方が
内心ビックリしてドキドキしてるかも知れません。
「来るなら前もって言ってよ~」なんて思ってるかも・・

鏡の中は、目に見えるものだけを映し出します。
でも何か違うものでもないかと
間違い探しを始めます。

きっと鏡の中では大騒ぎ
あ!!たいへんそこそこ出来てる大丈夫??
なんて汗かきながら
たまたまのんびりしてる時は、本当に大慌てで

管理人は一個二個の忘れ物でもあるんじゃないかって思って
後ろの景色を見ながら鏡を覗き確認
また後ろを見ながら鏡を覗き
これはまさしく
「だるまさんが転んだ」の遊びだ
ヤラレマシタ!
鏡に遊びの相手させられちゃいました。
いや、鏡の中の管理人の方が
そんな事言ってそうな気がしますね^_^;

時々管理人は鏡に向かって
「もうちょっと映し方上手くなれ!!
修行が足らん!!」などと説教します。

セラヴィには美人鏡があります。
この鏡ではありませんが
セラヴィでは、この子が一番の出来のよい鏡とされてます。
ちょっと細く綺麗に映ります(#^.^#)

顔は人の象徴とされます。
なのに自分の顔なのに、自力では見ることも出来ないなんて
こんなに優れた人間にさえ、一番大事な頭部を
自分の力だけでは見ることが出来ないのです。

一番気を使う顔は、鏡の力を借り
鏡はその都度、正確に?その顔を映し出します。

自分の顔は自分の物であっても、いつも別の所にあります。

それは、目の前の鏡であったり、
ウインドーガラスだったり、
水溜りだったり、
目の前の人の瞳だったり・・・

映ったものの中で自分の顔を確認します。

顔は自分の為でなく
誰かの為にあるのではないかとさえ、思えてきます。
見えない自分の顔を確認したくなるのは
やはり見ている誰かの為?

自分の物であっても自分のものではない
顔・かお・カオ・・・
(#^.^#) ^_^; (~o~) (ToT)

変なものですね!
当たり前に見ていた鏡に
今日からは、ちょっとは感謝しましょうかね。
あなた達が居ないと管理人、自分の顔も見られないのだから

「鏡さん!いつもありがとう!!
でも出来れば、もうちょっと上手く映す努力はしようね!」
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今日は雨です。
いいお湿りです。
久々の雨に、庭の石や土、草や木々達が喜んで居ます。

そろそろ梅雨を迎えるにあたって
先日お持ち帰り用の傘を増やしました。

久々に買い物に行くと
使い捨てといえども、傘の種類にビックリ!!
可愛いので全種類揃えました。
特にお子様の傘が可愛くて(#^.^#)
一番右のピンクの傘です。
お名前を書くところも付いていて
幼稚園から小学生低学年向きです。

この傘なら雨の日も
きっとハッピーな気持ちになってくれるかなぁ~!
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僕の胸に飼う小鳥



僕は胸に小鳥を飼って居た。
小鳥はいつも僕の胸で優しい声を聞かせてくれた。
僕は大切な小鳥を危ない奴らからずっと守り続けて居た。

小鳥はいつも歌ってた。
小鳥とのおしゃべりは楽しくて、時がすぐに過ぎた。
胸の小鳥の小さな重さが、僕はとても心地よかった。

僕は小鳥が大好きだったし
小鳥も僕が大好きだった。

ある時、春を告げる強い風が吹いた。

僕は、とんでもない事に気がついてしまった。
「僕は、小鳥の言葉を知らない。」

いつもおしゃべりしていた筈だった。
でも、僕は小鳥の言葉をしゃべれない。
小鳥も僕の言葉をしゃべれない。

今までどうやって話していたのだろう?
僕と小鳥・・・
思い出せない。

僕は小鳥を大切に守って来たし
小鳥は僕を大好きだった。

いつしか僕は小鳥を守ることの意味が
分からなくなっていた。
危ない奴らが誰なのか?
それすら思い出せなくなっていた。

僕は思い切って小鳥を外へ出そうと決めた。
僕は小鳥を守る胸の骨をポキッと折った。
「さあ、お行き」
なのに、小鳥は飛ぶ事を知らなかった。
いや、僕のことを心配していたのかもしれない。

春の優しい風が小鳥を呼んだ
小鳥はふわっと僕の胸から飛び立った。

僕は驚いた。
小鳥の姿を見たことが無かったことに
僕は驚いた。
「君はそんな姿をしていたの?」

僕のいつも見ている青い空を
初めて見る小鳥は悠々と飛んでいた。

あんなにも仲良しで、大切な小鳥の事を
僕は何も知らなかった。

青い空の中の小鳥はとても眩しかった。

僕の胸にも風が吹いた。
初めて心に風がいっきに吹き抜けた。
すがすがしい風が通り過ぎた。

僕の小鳥はもう小鳥ではなかった。
僕が守りたいと思っていた小鳥は
広い大きな空を飛び、
何処へでも行ける自由な羽を持っていた。

また風が吹き込んだ。
僕の折れた胸の骨の隙間から
勢い良く自由の風が吹き込んだ。

小鳥は自由になり
僕も少しだけ大人になった。

そして、僕は知った。
少しだけ大人になった僕は知った。
小鳥は臆病な僕の小さな心だった事を・・・

        ・・・おわり・・・

これは、先日、風の丘(セラヴィより車で10分)にての
神岡学先生の個展での木人形を撮影したものです。
いたずらに管理人の想いを書いちゃいました。

セラヴィのお客様もここへ行かれた方が多かったようでした。
どんなお気持ちでこの木人形をご覧になったのでしょう?
みんなそれぞれの想いで風の丘をご観覧なさった事でしょう。

今回もとても素敵な個展でした。
神岡先生ありがとう!!
それから大事な木人形お借りしてごめんなさい。
2度楽しませて頂いちゃいました。

神岡学と神岡衣絵の空想美術館
http://www.k-museum.jp/
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皮の椅子



これはフロントの脇の皮のソファー
古いので、特にこんな直射日光は
避けたほうがいいのは承知の上です。

身勝手な管理人、ソファには悪いけど
一番いい景色の中で
お気に入りのソファーに身を預けたい。
だから、どうしてもここ
やっぱり、ここです!!

青き空に雲が浮かび
四季の山が正面に遠く近く

庭に並ぶ2石の石

光がこぼれる木の葉の隙間に
風に揺れる山野草

鳥が不意に去って揺れる木の葉

このソファーに体全部の力預けて座る。
ぼぉ~っと外を眺め
沈んで行くぅ~
自分の身体の重みをソファーが吸収し
やわらかくなった皮が身体と一体になる。

頭の中は何もなく
目に映るものの美しさが心地よい。

これが至福の時
頑張ったご褒美です。

もうぉ~!!
見ているだけで座りに行きたくなっちゃう。
そんなウン十年本当にお気に入りの皮のソファーです。

身勝手な管理人時々、「ゴマスリ」に
ソファーに高級クリーム塗ってあげてます。

誰も座っていないソファーは
いつもも一番素敵な景色を一人見ています。
流石に眩しい朝陽には目を細めているようですが・・・


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「貧乏草」という不思議な呪文



これはセラヴィの裏庭に咲いた貧乏草。
本当はハルジオン (春紫苑)と言う素敵な名前が付いています。

小さい時、とっても可愛い花に、一生懸命摘みました。
花束にして持っていたら、
これは「貧乏草だぞ!」っと同級生に言われ
慌てて捨てた覚えがあります。
まだ小さかったから、
「貧乏」がどんなものか良く分からなかったはずなのに
疫病神でも握ってしまったかのように・・・
その場で投げ捨てたました。

大人になると
貧乏草はまったく怖くなくなりました。

管理人は気づいてしまったのです。
ハルシオンに恋した誰かが
あまりに可愛いハルシオンの為に
不思議な呪文を掛けた事に・・・

可愛いハルシオンを誰にも折られないように、
「貧乏草」っていう不思議な呪文を掛けたのです。

バラのように棘を持っていたなら
「いいわよ折りなさい。でも私は記念に貴方の指を刺すわ!」
なんて事も言えますが、
ハルシオンの華奢な茎は容易く折れる上に、そんな言葉も持ちません。

ハルシオンの為に誰かが掛けた不思議な呪文「貧乏草」。

だからもう『貧乏草』なんて言葉は、怖くなくなりました。

管理人には、ハルシオンはいっぱいの愛情を注がれた
とっても幸せな花に思えます。

そんな風に思ってからは、
良くハルシオンを摘んで部屋に連れて帰りました。
夜はハルシオンも一緒に眠りました。
花びらを閉じ眠ります。
朝陽を浴びると目覚め開く
まるで生き物のようです。
一緒にいるとホッとしました。

「可愛いハルシオンに不思議な呪文を掛けたのは、いったい誰?」


淡いピンクのハルシオン


裏の草むらハルシオンの群生地。シロツメクサもいっぱい(#^.^#)

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