白いカラス

久しく泣くことがないのですが
昨日のブログ書きながら実はちょっと当時を思い出しポロリ。
自分のことには鈍感でも、
大切な人の胸の痛みは、こちらの方までたまらなくなる物です。
不思議なものですね。
愛は、自分より愛する人を大切に思わせてくれるから幸せです。

さて、今日は奇しくも白繋がりとなりました。
恒例の写真がないのには理由があります。

ここセラヴィの対岸に白いカラスを飼っている家があります。
そう言えば昔、噂には聞いた事がありました。
地元では有名らしいです。

白いカラスの小屋の前は
デジカメや携帯で写真を撮る人が数人群がってました。

管理人の車は、
見物の為に縦列された車の横を
ゆっくり通り過ぎました。
写真を撮り終え、帰ろうとした人の隙間から
偶然にも、白いカラスが見えました。

一瞬見ただけで、
直ぐに白いカラスと分かりました。
鳩のような真っ白の羽に
姿かたちは全くのカラスです。
口ばしだけが黒かったと思います。
胸がキュンと痛くなりました。

それからずっと白いカラスで頭が一杯になりました。

白いカラス
白くなければ
今頃大空悠々と飛んでいただろうに・・

白いカラス
檻の網目を通して
貴方の瞳に映るものは?
カメラを持った人間達と
そして、遠い遠い空

神様は何の為に
このカラスをお選びになり
白く染めてしまったのだろう?

美しい白い羽を持ち
気高いカラスの姿をし
選ばれたカラスは
檻の中で暮らす。

白いカラス
貴方は、自分が白いカラスだと
知っているのだろうか?

白いカラスはもしかしたら、
よい飼い主さんに出会い、
ここが居心地が良く幸せかもしれない。

それでも、なんだか胸がキュンとする管理人。
それはきっと
神様に選ばれし特別の「白いカラス」と思うからだろう

管理人には、カメラを向ける事が
檻の中の白いカラスを見続ける事が出来ませんでした。

きっとこれも単なる管理人の思い込みなのでしょうがね^_^;

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )