館の主Ⅱ

そう言えばね。
セラヴィに一歩足を踏み入れた瞬間に
「此処、大好き~♪」なんておっしゃるお客様がいらっしゃる。

たぶん館の主に相当気に入られたに違いない。

じわじわ好きだなぁーなんて人は
館の主に口説かれたのかもしれないね(*^_^*)

ここで働く私たちが
ハードな仕事も楽しんで出来たり
お客様の喜びが自分達の喜びになるのは
きっと館の主のパワーを感じているからかもしれない。

館の主に逢ったことはないけど
きっと人を幸せにする
癒しの大いなるパワーをもっているんだと思います。

スタッフもお客様も関係なく
ここに居る人皆をね(*^_^*)

館の主には
好き嫌いもあるのかしら?

管理人はセラヴィが大大大好きですよ♪
ならば管理人も館の主に好かれているに違いないね(^_-)-☆

例えばのお話ですよ。
そうそう例えばでした!

なんて言いながらね。

管理人
母のような優しさと大きさ
父のような威厳と強さをもった
そんな館の主を思い描いてしまうのです(*^_^*)

それは
大地であったり
空であったり
宇宙であったりね。
全てを包み込むような大きなもの。

でも・・・
こんな小さな館には入りきれないかしら(ーー;)

いやいや
例えばのお話でした。

管理人よっぽどセラヴィが好きなんですね。




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館の主

セラヴィはとてもいい場所です。

この館に力があるのか
この土地に力があるのは解らないのだけど
とてもいい「気」が立つ特別の場所です。

管理人業を勤めて30年
やっとこの頃になって
この館に認められたような気がしています。

やっと館の主に信頼されたような気がします。

既に管理人
知らないうちに
館の主の手足として使われてるかもね(^_-)-☆

時々言われます。
「この場所は特別な力を持つ場所」って
今流行りのスピリチャルです-☆☆☆

例えば・・。
セラヴィに来るお客様は
お客様がセラヴィを選んでいるのではなく
この小さな館の主が
お客様を選んでいるとしたら?

選ばれたのはお客様の方。
そう選ばれたお方達なのです!!

長い間
沢山の宿からお客様がセラヴィを見つけて下さった
そう思っていたのだけどね。

もしかしたらね。
沢山の人の中から
館の主が
お客様を選んだんじゃないかしらって。

この館の主から選ばれた人が
此処へ来れる。
そして
この館の主が認めた人だけが
また此処へ帰る。

ちょっと管理人が書くと
上から目線のようになって申し訳ないのだけど
これは目に見えぬ館の主の「例えば」のお話しですから。

セラヴィのスタッフは皆一生懸命頑張ってます。
でもそんなことは当たり前でね。
わずかな事なんじゃないかと思います。

ここへ帰りたいのは
館の主が
あなたを選び
あなたの心を温めたいと思うから。

この館は小さいけれど
すっぽり心を包み込んでくれる優しさと強さがあります。

大いなる「気」のせいだと思います。

何年・何十年も経ってからお戻りになる方もいらっしゃいます。
それはその時その人にとって
ここが必要だったんだと思います。

あなたが必要と思う時に帰れる場所。
あなたにとって「どうしても・・・」と思うとき

館の主が貴方を呼ぶのです。
「さあ、帰っておいで」



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旅立ちの時

老猫が旅立ちました。
享年18歳でした。
人間で言うと130歳近くです。
大往生です。

よく頑張ってくれました。
とても優しい雌猫でした。

彼女はゆっくりゆっくりその時を迎えました。

静かに
少しずつ
家族に心の準備と学びのときを与えてくれました。

とても優しく大切な家族の一員でした。

家族みんなの心を癒してくれました。

双子のお兄さん猫の眠る裏庭に
皆で埋めました。

一家6人
ひとりひとりが順番に
小鳥のように軽く
長い毛並みのふわふわした彼女を優しく抱き
寝ているようなかわいい顔にキスをして
お礼を言いました。
「ありがとう」

最後の数ヶ月は子供達のため
特に長女のために生き続けたような気がします。
長女にとって彼女はこころの一部のようでしたから。

彼女は4ヶ月前
自宅から近くに住む長女と次女の家へ行きました。
痴呆も進み
家への執着もなくなったと判断しました。

その時すでに管理人は彼女のことを
「小鳥ちゃん」と呼んでました。
いつも壊れそうな体をそっと抱いていました。

彼女は大好きな娘達の元で
ゆっくりとその時を迎えました。

長女は仕事の忙しい8月には
彼女に一時間掛けて食事を取らせてから
朝6時の出勤を繰り返しました。

長女の居ない間は次女が面倒を見ました。
次女もとても面倒見がよく
二人に預ければ安心でした。
自宅に居る三女は時々彼女に逢いに行きました。

子供達は
彼女からもらった愛情を
少しずつ返してゆきました。

長女から「そろそろ会いに来て」と連絡を受け
91歳の祖母も彼女の住む家へ初めて出向きました。

彼女の耳の後ろをかいて
「耳の後ろがかゆいでしょ?」
寝たきりの彼女に話しかけました。

すでに鳴きもせず
目も見えず
歩けもしない
小鳥のような彼女を
そっと抱きました。

水も飲めなくなりました。
病院通いは毎日となりました。

それからの数日
家族誰ものこころの中を
彼女が占めました。

管理人が初めて娘達の家に泊まった翌日
彼女は旅立って行きました。

長女が一人で看取りました。

最後に水を飲んだそうです。
2度目の水で発作のようになって・・・。

長女は病院の先生と必死に連絡を取り
呼吸をしなくなっても
心臓の鼓動があることを確認しながら
最後の最後を看取りました。

彼女は最後まで
家族思い
子供達思いの優しい優しい猫でした。

名前は「マリー」と言います。
長女が6歳の時に名づけました。









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時季忘れⅡ

今晩のセラヴィの夕食の食前酒は
いつもの東北のお酒となりました。

朝起きると直ぐに
昨日の木の下に行きました。

時間が空くと
またその木の下に行きました。

何度も行きました。

木を見上げながら
やっと気が付きました。

そうだよね。
どうしてこの木と決めてるんだろう?
恋人と待ち合わせをしている訳でもあるまいし。

彼には自由に飛べる羽があるし
だいたいにして
「わたしの為に歌って欲しい」なんて。

考えたら
なんと言う上から目線!
キャー恥ずかしー!!
耳まで赤くなってるのが解る。

彼が人間の言葉を離せたなら
「たかが人間。千年は早いぞ!!」
なんて言ってるかもね^_^;

そしてピューっておしっこ跳ばして
飛んで行ったかもしれないね!
子供の頃逃げる蝉におしっこ掛けられたあんな風にね。

でもまあいいか。
確かに君の
ステキな歌声を聴かせてもらったことには
変わりないんだからね(*^_^*)

そうだよね。
管理人が君に幸せな思いをさせてもらったことには
なんら変わりないのだからね。

時季忘れのセミ君
ありがとう(*^_^*)

どうぞ幸せで居てね。



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時季忘れ

今夜は急に涼しくなって
鈴虫の声も賑やかになりました。

ちょっと心配になりました。
この涼しさが・・・。

きょう雨が上がったので
客室に飾る野草を摘んでいたらね。

「ミーン・ミーン」
耳に入ったこの声は
えっ!まさか・・・。

音に吸い寄せられるように
一本の木の下に。

目の悪い管理人に
姿は見えないけれど
確かにこの声は「蝉」以外の何ものでもない。

「ミーン・ミーン・ミーン」
たった一匹の独唱です。

雨上がりに澄んだ歌声
そう、初めて蝉の声を歌と感じられました(*^_^*)

毎年、太陽に負けじと鳴く蝉の声。
「蝉時雨」とは
なんてピタリの言葉だろうと思ってました。

蝉は雄が雌にアピールする為に鳴くらしいです。
つまり鳴いているのは雄。

たった一匹
何のために鳴くのかと聞かれたら・・・。

君の歌声に吸い寄せられた一人の人間のためと言って欲しい。
だから明日もきっと聞かせておくれ君の歌声。

君は7年も土の中に居て
たった10日鳴き続け飛び回る。

君は青い空を舞い
美しく歌う。

うるさいはずの蝉の声が
こうも胸に沁みるのは
君の声が特別だからに違いないのだから。

明日もしも君がもう一度
ステキな歌声を聞かせてくれたなら
管理人はきっと感激して・・・。

そうだ!!!
明日のお客様にシャンパンを振舞うでしょう。
そしてもし
明後日も君のステキな声をまた聞くことが出来なら
明後日のお泊りのお客様にもにシャンパンを・・。

君の声があまりにステキだから
幸せのお裾分けなのです(^_-)-☆





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尊敬する人

幼い時から
「尊敬する人は?」
と聞かれる場面が度々あった。
いつも迷わず両親と答えた。

それからも度々「尊敬する人は?」と聞かれた。
いつも当たり前に両親と答えた。

成長して大人と言われる歳になると
親が自分と同じ目線になっていた。

歴史を変えた偉人達
哲学者・詩人・経営学者
形だけの薄っぺらな知識は
両親をただのうるさい親とした。

それからずっと経って
2年前に父が亡くなった。
父は永遠の人となる。
一気に父は最も尊敬する偉大な人となった。

心のどっかでは解っていた。
そう思っていた。
でも何故か恥ずかしかった。

長い時間を経て素直にまた
「尊敬する人は両親」と言えた。

最近自分がとても好きになった。
永遠の人のお陰もあったのかもしれない。

初めて両親に感謝を伝えたのは
お嫁に行くときだった。

今まで大切に育ててくれた感謝を
こころから伝えられた。

今もその思いと同じで居られることが
ありがたい。

自分を大好きになるということは
自らの魂に近づくということなのかもしれない。

面白い。
実に面白い。
自分を好きになることで素直に感謝が溢れ出る。

大好きな自分の元は両親である。
両親が居なければ
今の大好きな自分はなく
両親が居なければ
大好きな人達にも巡り会えなかった。

面白い。
実に面白い。
愛が愛を呼んで来るようで面白い。






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Facebook

教えてもらって
また使わないとすっかり忘れて

一ヶ月やって
一年休み

便利で楽しいぞ!
今時やってないの?
なんて言われると
使わなきゃって・・・。

一年に一回が
半年に一回になって
3ヶ月に一回なってる。

これって進歩です!!

時代についてゆけなくても
そのうち地球を一回りした時代が
管理人についてきます。

楽しくならないと
どうしても遠のいちゃうのよねぇ~。

楽しくなるまで頑張ってみようかなぁ~。
って「今は」思ってます。

先ずはまた一から教えて下さい。
もうすっかり忘れました。

おーい!!!聞いてますか???
では、よろしくお願い奉るm(__)m


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夢見よ乙女♪

それは
あなたに必要な時
必要なタイミングでやってくる。

パズルのピースがぴったりはまるように
「すっと」その時はやって来る。

追い掛け回さなくてもいいし
手に入らないからと焦ることもない。

ただ信じればいい。

そう信じるだけでいいんです。

運命とは信じることから始まるのだと思います。

だから諦めないで!!

それは、
気が付いたら
なんてことなく
すっと手のひらの上にあるかもしれない。

それは
明日かもしれないし
一年後かもしれないし
もっと先かもしれないけどね。

それは、
あなたが必要なときに
必要なタイミングでやって来る。

想いは
あなたの細胞の一つ一つまで染み渡り
そのうち魂まで巻き込む。
その魂は魂を引き寄せる。

運命とはそんなものだと思います。

信じれば叶うのです。

だって運命は
自ら招き自ら創るのだそうですから(^_-)-☆


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夏の終わり

夏が終わりました。

なんだろう
夏の終わりは線香花火。

派手に騒いだあとの
最後の閉めは線香花火。

眩しすぎる夏が
小さな光とともに
少しづつ消化されてゆく・・・。

とんでもなく体を宙に浮かせてたのにね。

最後は皆で体を丸めてね。
小さくなってね。
線香花火・・・。

ピりッピりッっと
小さな光が
暗闇に放たれる。

綺麗だね。
とっても・・・(*^_^*)

一つ一つの出来事が
暖かい思い出に変わる。

ささやかな幸せの儀式は
たたんだ膝頭の温もりと共に始まり
そして刻まれゆく。

優しく
暖かく
静かに
幸せの時を
思い出に変えてゆく。


手花火や 並ぶ笑顔と ひざがしら
              管理人






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白い花

妹からムクゲの花が届きました。
それも白ばかり
管理人は不在だったのですが
きっと父の命日のおすそわけでしょう。

父のこよなく愛したムクゲ公園のムクゲの花です。

早々玄関先に生けました。

真っ白の一重のムクゲ
真っ白の八重のムクゲ
真っ白の花の芯に韓紅色の美しいムクゲ

これをきっと韓紅(からくれない)というのだろうと思います。
濃いピンク色です。
日本では紅花で染められた色の中で一番濃い色を言います。
むかし韓の国(朝鮮)から伝えられた染料だったと聞いてます。

ムクゲは韓国の国花です。

ムクゲはたった一日で咲き
夜眠るようにしぼみます。
椿のようにポトリとは落ちません。

ムクゲは沢山の蕾をつけていて
翌日にはまた花を咲かせ
次から次へと咲き誇ります。

ムクゲを飾ろうと花を一輪頂くのも
花バサミがないと一苦労。

華奢そうに見えて
ちょっとやそっとじゃ折れません。

ふわりと薄い花びらは
がさつに触れれば
直ぐに傷がつきます。

真っ白な花が大好きな管理人ですが
ムクゲはこの韓紅が真にある白が好きです。

実はこれは去年のムクゲ公園からなんです

花の芯から韓紅が血のように
葉脈に沿って美しく広がって
それを見ているうちに
あまりの美しさに
胸がキュンとしました。

その時
この色が韓紅ではないかと思った瞬間でした。


白は一番好きな色です。

今年は畑で沢山の白い花を見つけました。
人参の花は
レースフラワーのように
白い小さな花が一杯集まって
可愛いお花。

畑の大根も
えんどう豆も
ぴーまんも
じゃがいもも
白い花が咲きました。

白い花はホント大好きなのです。

そうそう
セラヴィの玄関のところの
夏椿も大好き!!!
お庭に咲く
どくだみの花
白のムクゲの花
くちなしの花
やまぼうし
テッセン
こぶし
にりんそう
夏スミレ
シロヤマブキ
すずらん
オイラン草
ユキノシタ
キイチゴ

それからね。
一昨日母からもらった秋名菊も好きです。

菊は何故か苦手な花だったのですが
(菊さんゴメン!)
どう言う訳か秋明菊だけは好きなのです。

あっさりした花びらのせいかしら
風に揺れる長い首のせいかしら・・・。

なんて思ってたらね
秋明菊の別名は高麗菊とも言うのだそうです。

父はムグンファ(ムクゲの韓国名)の国の人でした。

私の体に流れる血が呼ぶのでしょうか?

やっぱり今日は命日ですね。

お父さん。
わたし貴方の子供に生まれて
とても幸せです(*^_^*)






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