師匠からのプレゼント



これは師匠から頂いた20数年前の包丁です。
私はまったくこの世界を知らずセラヴィ管理人になってしまいました。
料理も出来ない不出来な娘に父が1年間の期限付きで、
知り合いの板長さんを連れて来てくれました。

セラヴィ料理人の師匠です。
最低最悪の弟子でしたが^_^;

5年前師匠の大事な弟子さんをお預かりしました。
こんな私に!!驚きました。まだ若いお嬢さんです。
腕はもちろん来る前から私より、かなり上でした^_^;
鰻も生きてるまま、すすぅっと捌きます。
鰻の白焼きが美味しかった(~o~)

これから店を出す為の修行と言うことでした。
男の私には教えられない部分を教えて欲しいと師匠から言われ、
管理人に教える事なぞあるのだろうか?
と思いながら師匠のたってのたのみ、お引き受けしてしまいました。

1年の約束が2年になりました。
何度もぶつかりましたが、何故か慕ってくれました。

良く働く真面目で、責任感の強い子でした。
でも女の子。時には涙も流します。
娘と思って見ていました。
良い家庭環境に育ったお嬢さんが滲み出ていました。
お茶のお稽古日だけは必ずお休みしてました。
肌が弱く、調理場で傷つき腫れた手が痛々しかったぁ。

彼女とは、年一度、セラヴィの打ち上げなどの時しか
逢う機会も無くなりましたが
律儀に未だにお年賀お歳暮は贈られて恐縮してます。

管理人はセラヴィのお陰で、多くの娘と多くの息子を持ちました。
そう言えば、先日は母の日に息子??よりプレゼントが届きました。
嬉しかったけど・・年の離れた姉と呼んで欲しい管理人です。

なかなか他人さんを、本気で怒ることなどありません。
実際そんな怒る事が他人さんにはありません。
ただオーナーとスタッフとなると
親と子の関係のような・・・戦友のような
良い関係?が生まれます。

管理人はワンマンの癖に、かなりずれていて
その辺を皆が解ってます。
でも、時々は、正しい良い事も言います。

管理人、間違えると必ず「間違いを身を持って皆に教えてるのよ!」と言い。
皆、毎度のこと「はいはい」と軽く聞き流しています。

結局、我が家と同じ
「大人とはこんな者です。子供が面倒見ないでどうするの?」
と言う所なのでしょう^_^;

大人は、解っていても素直に自分の非を認められず
見栄っ張りで、どうでもいい所に神経を使い
時として、やたらの事に感動感激したりして、

実は、姿・形が大きいだけです。
年だけ知らない間にとっちゃたんです。
本人も知らない間に、だから面倒臭い生き物です。
確かに、それ相当の経験も積んではいるのですが
実は、それも邪魔になることもあります。

怒られる時は・・「貴方に言われたくない」
と心で思っても聞かねばなりません。
身勝手で弱くて可愛い大人を大切にしましょう!!

そんな大人の面倒を見ることで
きっと立派な大人となることが出来ますから(^^)v

5月20日追加
立派な大人の方も沢山おいでになります。
その中でこんな管理人のような子供大人も居るというお話です。
またすっかり自分しか見えなくなってました。^_^;

自分の書いたものは、読み返すとちょっと・・・
と思うこと多々ありますね。
なるべく後から読み返さないようにしましょ!!
と思う管理人でした。

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