風見鶏


セラヴィの屋根にいつも変わらず立ってる風見鶏。
一番眺めの良いところでいつも風を相手に話をしてます。

この飄々とした鷹、管理人の見ていない間に
空を悠々と飛んでいる気がするのです。
管理人の目を盗み、してやったりと・・

時々仲間もやってきて彼を誘うのですが
「まだまだ!今はまずいよ!下でおバカさんが見てるじゃないか!」なんて
こちらから見えない片目で仲間のカラスにウインクしてるんじゃないかって

こうやって下から眺めている時だけ
じっと風を相手に仕事をしている振りしてる.
青い空の色に決して溶け込んでしまわない事を知っているから。
賢い鷹。

だた黒い闇の中はわからない
管理人の目を盗み、きっと夜になると
自由にのびのび飛び回ってるに違いない。

この風見鶏、遠い昔、若き男性スタッフが命掛けで取り付けたました。
取り付ける際、管理人は、ただ下から、
「叱咤!叱咤!激励!叱咤!」を繰り返しておりました。

お尻が引いて、へっぴり腰になり
心音がこちらまで届きそうな
情けなくも、勇敢な姿が目に焼きついてます。

戻ってきた彼の目は充血し涙目でした。
まあ、これが、男性諸君からは「鬼」と言われる所以です。

彼は下から高い高い屋根の上の風見鶏を
眩しそうに眺めました。
「どうだ!俺がやったんだぁ~」
みたいに満足げに腕組みをして
「そうだ!!君がやったんだぁ!!!」(^^)v


風見鶏が気のせいか傾いて見えるのは、
夜遊び鷹のせいか
へっぴり腰のかつての若者のせいか
はたまたへそ曲がり管理人のカメラの腕のせいか^_^;
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