地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

静岡県西部でM5.3 宮古島近海で2回 長崎県南西部でM2.5 ギリシャでM5.3の後、数回余震

2020-09-28 03:32:40 | 日記
 北海道から東北・関東の太平洋岸にかけて、震源の浅い地震が異常発生しています。プレート境界から、沿岸部にかけてが、特に顕著。

 また、北海道方面では、アリューシャンで再びM5.3の地震のあと、さらに余震が続いていて、あと2,3日後には、その影響が出てくると思われます。まず、最初は根室・釧路方面で注意が必要です。

 東北では、宮城県沖で震源の深さ中程度の地震が集中して起きています。また、福島の沖合では、かなり沿岸に近い部分でも滑りが起きているようですから、内陸の方まで注意をしていてください。

 関東では茨城南部での動きが相変わらず活発です。茨城北部と福島の県境付近でも、震源の浅い地震が集中してきていますから、揺れやすい状況です。それと合わせて、太平洋プレートの接触面が東京や埼玉方面にまで入り込んできているので、そちらの方で揺れてくるかもしれません。

 中部方面では、岐阜・長野の群発地震帯で、まだ細かな地震が続いています。関東方面で動きがあった場合、ここに連鎖してくる可能性がありますから、関東での情報に注意していてください。
 また、東海方面ですが、フィリピン海プレートで、震源の深さ中程度の地震がプレート境界などとは全く関係なく、東西にラインを形成しています。これも、動きとしてはかなり変です。場合によっては、フィリピン海プレートや太平洋プレートとは別のプレートが、プレートの下にもう一つ存在していて、それが動いているのかも知れません。昨日、東海方面で細かな地震が起きています、と書きましたが、その原因の正体がいわゆる、このプレートの下にもぐりこんでいる浮遊塊なのかも知れません。そして、その関係で静岡県西部でM5.3の地震が起きたのかも知れません。通常、東海方面では、震源の深さがもう少し浅くなるはずなので、何か、プレート下部で変な動きが起きていると考えていていいと思います。
 もしも、浮遊塊が原因だとすると、近くで似たような揺れが発生する可能性があります。注意していてください。

 中国・四国方面は、昨日と同様です。

 九州方面では「九州中南部からトカラ列島・奄美大島近海までのエリアで細かな地震が起きている」と昨日書きましたが、それがさらに活発化しています。長崎県南西部のM2.5の地震がその細かな地震の少し規模の大きくなったものに当たります。宮崎県の沖合から内陸部・熊本・大分・九州西方沖で、まだ注意が必要です。

 沖縄方面では、宮古島近海でM4.7とM3.6の2回の地震が起きていますが、これも昨日書いたのと同様、ちょうど島の近くが震源であったため有感地震になりましたが、細かな地震は逆に全く起きていない状況です。

 また、昨日、ギリシャでM5.3の地震が起きた後、数回余震が続いています。海上なので、陸上にはあまり影響はなかったようですが、日本から、中国、中東と続いた後、最後にヨーロッパで地震が起きるという、ユーラシア大陸全体の地震の流れと一致します。
コメント
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