地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

宮城県沖でM6.1 余震8回 岐阜・長野の群発地震帯で2回 その他有感地震3回

2020-09-13 04:00:56 | 日記
 異常な動きになっていて懸念していた太平洋沿岸で、やはり起きました。宮城県沖でM6.1。余震はM5.0~M3.5の範囲で8回です。昨日のブログで書いた内容で言うと、宮城・福島沖でのプレート境界で起きている細かな地震のエリアと陸地寄りのエリアのうち、陸地寄りの方。
 ちなみに、今回の地震の沖合に当たるプレート境界近くの細かな地震については、まだ、密集して地震が続いている状況。沿岸部では、動きの活発なところが、やや南側に移動していますから、福島沖や茨城沖でも注意しておいた方がいいと思います。また、宮城県と岩手県で震源の深い地震が起きているので、日本海側に影響が出てくる可能性もあります。秋田・山形方面でも注意していてください。

 北海道では根室半島南東沖でM3.6の地震が起きていますし、胆振東部地震の震源より南の沖合でも震源の深い地震が起きています。岩手県沿岸部でM3.4の地震も起きていますが、今後、岩手県の沿岸部や北海道の南西方面で揺れてくる可能性もあるので、注意していてください。

 さらに、今回のM6.1の地震でプレートの動きが若干変化したのかも知れません。今まで静かだった岐阜・長野の群発地震帯でも、再び有感地震がありました。岐阜県飛騨地方でM2.3、長野県中部でM3.1です。ここで動きが出たということは、茨城・千葉の内陸・海上で圧力がかかってきている可能性があります。太平洋沿岸の細かな地震の密集地帯が今回の宮城沖よりもやや南寄りにずれていることと合わせて、やはり注意が必要。また、富山~京都方面でも細かな地震が発生していますから、北陸から近畿の北部で注意していてください。

 その他、地震が密集しているのは、やはり宮古島近海。有感地震にはなっていませんが、M5クラスと思われる地震が宮古島の北方の沖合で起きていますから、宮古島周辺や沖縄本島方面では注意していて下さい。

 世界的にみると、再びバヌアツでM5.9の地震が起きています。
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