地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

北海道南西沖でM3.9 福島県会津でM2.6 熊本地方でM2.4

2020-06-21 04:09:10 | 日記
 昨日のブログからの有感地震は、タイトルの3つだけ。

 以前からこのブログで取り上げていた北海道南西沖で動きがありました。M3.9です。胆振東部地震が起きたとき、自分は、こちらの北海道南西沖で大きな地震が起きたのではないかと思ったくらい、非常に危ない地域だと思っています。今回の地震は、1993年に奥尻島を津波が襲った北海道南西沖地震と震源がほぼ同じ位置です。北海道では、十勝地方で震源の深い地震も起きていますし、まだ、動きがありそうです。
 ちなみに、昨日起きた胆振地方中東部の地震は、震源の位置が今までよりも北で、空知地方と言ってもいいくらいのところで起きています。やはり、胆振東部のエリアでは亀裂が広がっているようです。

 そして、昨日は有感地震が少なかったのですが、細かな地震は、昨日より増えています。特に太平洋沿岸では、北海道の太平洋側と合わせて、岩手県の南部の沖合から千葉・埼玉・栃木まで一気に滑り現象が起きています。また、岩手では震源の深い地震も起きていますから、岩手沖から千葉・埼玉・栃木までの範囲の広いエリアで有感地震が起きやすくなっていると思ってください。

 内陸に関しても、太平洋プレートの動きが活発なため、その影響が出やすくなっています。福島県会津のM2.6は、その範囲。以前書いたライン上の地震です。

 ここで「ライン」について、もう一度、確認しておきますね。
 このラインというは、おせんべいを想定すると分かりやすいと思うのですが、割ろうと思って両端に力をかけた場合、全体的にバラバラになるのではなく、2枚にきれいに割れますよね。ということは、割れ目が線になる~割れて崩壊を起こすところが線になるということです。ですから、このブログでは、震源の浅い地震の場合、太平洋プレートとユーラシアプレートが端で押し合うと、ちょうどおせんべいが割れるように、地表面に線状に亀裂が入ると考えています。それが地震の起きる場所になるということです。
 このように、震源の浅い地震のケースでは、力のかかり具合によって、関連性を持ったライン上に亀裂が入りやすくなるので、それを予測するという考え方になっています。

 そして、長野・岐阜、さらに今回は山梨まで広がっていますが、ここでラインが形成されているようです。もちろん、岐阜・長野の群発地震帯を含んでいます。
 さらにもう一つ、岐阜の美濃地方が含まれるラインは滋賀~京都まで続いています。このあたりでも細かな地震が起きています。

 また、四国・九州方面は、昨日・一昨日と同様です。熊本地方のM2.4の地震は、その流れ。沖縄方面は、種子島近海から奄美大島までの間でも動きが出てきています。注意していてください。
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