地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

宮古島近海でM3.5 鳥取県中部でM2.7

2020-06-11 04:20:53 | 日記
 昨日のブログから今までに起こった有感地震は、タイトルの2つだけ。宮古島近海のM3.5は、フィリピン海プレートの動きによるもの。鳥取県中部のM2.7も山陰地方の動きによるものです。

 昨日の動きで特徴的なのは、まず北海道。空知・石狩で2回震源の深い地震が起きていて、釧路沖、根室沖、浦河沖、青森県東方沖で動きが出ています。岩手、宮城方面に影響が出てくる可能性が高いと思われます。
 福島県では、震源の深さ中程度の地震が内陸に入り込んで来ていて、福島県中通り、栃木・群馬方面では、同一震源による地震が、規模は小さめですが起こっています。群発地震になる可能性もあるので、注意していてください。岐阜・長野の群発地震帯も規模が小さく有感地震になっていないだけで、まだ動いています。

 そして、一番心配なのが、土佐沖。直接土佐沖で動きが出たのは、昨日書いたM4.6の地震なのですが、その周辺地域で少し動きが活発になってきています。徳島でも震源の深さ中程度の地震が発生していたり、昨日動きがなかった和歌山方面でも動きが出てきています。九州の宮城県沖や瀬戸内海方面でも震源の中程度の地震が起きていますから、今後、四国近辺の動きが活発化していく可能性があります。注意していてください。ただ、今のところ、南海トラフ地震につながる土佐沖の震源の深さ中程度の地震は起きていません。もしも、この動きが出たら、最大警戒です。

 世界的にみると、イランの南部でM5クラスの地震が2回連続で起きています。また、フィジーやインドネシア方面でも、M5クラスの地震が多発しています。
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