地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

石垣島・宮古島近海で活発な動き 岩手県沖で2回 長野・岐阜でも動きがありました

2020-06-20 04:24:59 | 日記
 まず、沖縄方面ですが、石垣島近海でM5.5とM4.6。ここは、石垣島北西沖と表記されているところとほぼ同一震源の地震です。その他、細かな地震も続いていますから、群発地震として捉えた方がいいと思います。そして、宮古島近海のM4.3の地震は、この群発地震帯の東方海上。割と近場で動きが出ているのが気になります。どうしても、沖縄方面というと、地殻変動による隆起・沈降が起きるのではないかと考えてしまいますね。

 また、長野県中部でM4.0。これは、岐阜・長野の群発地震帯の地震。岐阜県美濃中西部のM2.6の地震は一昨日書いたところと同一震源。昨日、書いた「ライン上」で、やはり地震が起きました。群発地震帯では、やはり、震源域が少し南方にずれてきているような動きになっていますから、だんだん亀裂が広がってきていると考えた方がいいと思います。さらに、美濃中西部から滋賀県にかけても震源の浅い地震の動きが出ていますから、この美濃中西部の動きの影響が滋賀の方に出てくる可能性もあります。注意していてください。

 岩手県沖ではM4.0とM3.7の地震が起きていますが、M3.7の方は、かなり陸地に近い海岸線のあたりが震源になっています。だんだん、震源が陸地に寄ってきていると考えてください。それから、このブログを書いている最中、胆振地方中東部のM2.4の地震の情報が入ってきました。東北から北海道にかけても太平洋プレートが活発に動いているようです。

 そして、昨日の特徴的な動きとしては、関東方面で、今まで千葉までしか動いていなかった太平洋プレートの滑り現象が神奈川でも見られるようになってきました。その分、内陸の方の歪みのはけ口で動きが出やすくなってきていますから、東京湾近辺と長野・岐阜方面では引き続き注意が必要。新潟起きでも同一震源で複数の地震が起きているところがありますから、場合によっては、そちらの方に影響が出てくるかも知れません。

 紀伊水道周辺でも動きが出ていて、徳島の方では、有感地震にならなかったものの、やや規模の大きめの地震が起きています。今後、揺れる可能性が高めだと思っていてください。
コメント
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