地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

千葉県東方沖でM3.7 宮城県沖でM2.9 栃木県南部でM2.7

2020-06-28 03:52:11 | 日記
 千葉県東方沖でM3.7の地震がありましたが、これは、一昨日のM6.2の地震と少し震源がずれています。ここは、太平洋プレートの接触位置なので、一昨日の地震と違う接触場所が崩壊したと考えてください。
 そして、昨日書いた部分では宮城県沖でM2.9の地震が起きています。

 気になるのは、栃木南部。気象庁では南部と表記されていますが、場所的には中部と考えた方がいいです。群馬県との県境にやや寄った栃木の真ん中あたり。規模はM2.7です。そして、この位置が、以前書いた「群発地震になる可能性があるエリア」の地震です。有感地震にはなっていませんが、ずっとこの周辺で細かな地震が集中しているので、今後の動きに注意していてください。

 もう一つ気になるのが、北海道の南西沖。奥尻島の近くです。太平洋プレートがユーラシアプレート(オホーツクプレート)の下にどんどん入り込んで来ていて、震源が西側にシフトしていると、ずっと書いてきましたが、それがいよいよ北海道の南西沖に直接影響を与えるようになってきているのではないかと考えています。渡島半島でも少し動きがありますから、こちらも今後の動きに注意していてください。

 さらに、九州の西側でも動きが活発になってきています。昨日地震があった天草灘や鹿児島県西方で注意が必要です。

 ちょっと変わったところでは紀伊半島の沖合で震源の深い地震が起きています。この北西方面で震源の浅い地震が発生しやすくなっていますから、三重・奈良・京都・和歌山・大阪方面で少し警戒していてください。
コメント
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