9月12・13日に浮遊塊について書きました。これを9月15日のマントルトモグラフィーで探してみよう、というのが、今回のお話です。
そうすると、2800キロメートルの図を見ると分かると思いますが、なぜか、ここで突然、青い範囲が大きく広がっている部分がユーラシアの下にありますね。その他の深度でも、突然青い部分が現れているところが結構あります。
もしも、地殻から連続して存在している青い部分であれば、ここは「固体が連続している」と考えられますが、上層部からいったん途切れてしまっている場所に、再び青い部分が出てくるのは、地殻と判断するのは、ちょっと不自然です。
したがって、その部分が「浮遊塊」なんだ、と判断した方が適切だろうと考えています。さらに言うと、この図では、深度が200キロメートルや400キロメートルで区切られていますが、浮遊塊で、これより薄い~厚さが100キロメートル以下~の浮遊塊であれば、この図で認識されないままになってしまう可能性もあります。ひょっとすると、ちょっとだけ青い部分が見えているのは、実は、もっと大きな浮遊塊の一部が見えているだけ、という可能性も否定できません。
そして、この「浮遊塊」は、その「塊が構成している物質」によって、深度の違う位置に存在しているだろう、ということです。この部分が「氷」と同様に見ることができない部分なのですが、基本的に「同密度」の物質が液体と固体で存在する場合、固体の方が比重が高くなるため、下にしずむ、と考えた方がいいと思います。
すると、地殻下部で生成された比重の大きい浮遊塊は、上に浮かんでくることなく、むしろ、下に沈んで行くような動きになるだろう、ということです。逆に、地殻の上部を熱で浸食した物質が沈んで行く途中で固まって地殻を形成し、それが切り離されてできた浮遊塊では、、上に浮かんでくる動きになるだろう。中間部で生成された浮遊塊は、その比重に見あうところで、浮遊し続けるだろう、ということになります。
そして、この浮遊塊の接触による地震も起きる可能性がある、ということです。
この「浮遊塊地震」については、後述しようと思いますが、いずれにせよ、地震が起きた際、明らかに同一震央で地震の深さが明らかに今までと違う、ということが起きた場合、この「浮遊塊地震」も想定しておかなければならないでしょう。
そうすると、2800キロメートルの図を見ると分かると思いますが、なぜか、ここで突然、青い範囲が大きく広がっている部分がユーラシアの下にありますね。その他の深度でも、突然青い部分が現れているところが結構あります。
もしも、地殻から連続して存在している青い部分であれば、ここは「固体が連続している」と考えられますが、上層部からいったん途切れてしまっている場所に、再び青い部分が出てくるのは、地殻と判断するのは、ちょっと不自然です。
したがって、その部分が「浮遊塊」なんだ、と判断した方が適切だろうと考えています。さらに言うと、この図では、深度が200キロメートルや400キロメートルで区切られていますが、浮遊塊で、これより薄い~厚さが100キロメートル以下~の浮遊塊であれば、この図で認識されないままになってしまう可能性もあります。ひょっとすると、ちょっとだけ青い部分が見えているのは、実は、もっと大きな浮遊塊の一部が見えているだけ、という可能性も否定できません。
そして、この「浮遊塊」は、その「塊が構成している物質」によって、深度の違う位置に存在しているだろう、ということです。この部分が「氷」と同様に見ることができない部分なのですが、基本的に「同密度」の物質が液体と固体で存在する場合、固体の方が比重が高くなるため、下にしずむ、と考えた方がいいと思います。
すると、地殻下部で生成された比重の大きい浮遊塊は、上に浮かんでくることなく、むしろ、下に沈んで行くような動きになるだろう、ということです。逆に、地殻の上部を熱で浸食した物質が沈んで行く途中で固まって地殻を形成し、それが切り離されてできた浮遊塊では、、上に浮かんでくる動きになるだろう。中間部で生成された浮遊塊は、その比重に見あうところで、浮遊し続けるだろう、ということになります。
そして、この浮遊塊の接触による地震も起きる可能性がある、ということです。
この「浮遊塊地震」については、後述しようと思いますが、いずれにせよ、地震が起きた際、明らかに同一震央で地震の深さが明らかに今までと違う、ということが起きた場合、この「浮遊塊地震」も想定しておかなければならないでしょう。