地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

関東方面について

2016-09-26 04:03:46 | 日記
 今回は。いつもの地震の構造ではなく、9月23日9時に起きた関東東方沖の地震についてです。

 この地震、地震の震度は1と小さめで、あまり気にしていない方もいると思いますが、マグニチュードは6.5と非常に大きな地震でした。ただ、震源が浅かったため、陸地での揺れは小さく感じたと思います。これが実際に直下で起こると、震度5強とか震度6とか、そのような状況になっていたのではないか、と考えておいた方がいいと思います。要するに、熊本地震では、最初に起きた大きな地震のマグニチュードが6.5で、震源の深さも同じくらいですから、それと同じ規模の地震が起きたと想定しておいてほしいということです。

 そして、ここも中央構造線のラインに乗っている地域ですから、地震の構造も熊本地震と同様で、9月3日の記事で書いたメカニズムと同様の状況であろうと考えています。
 となると、一度大きな地震が起きた場合、かなりしっかりくっついていた部分が離れてしまっていますから、他の部分に引き離しの力が集中しやすい状況ではないか、と考えられます。また、ご存知のように熊本地震も、大きな地震のあと、さらに大きな地震が来ていますから、この近辺では、余震として、結構大きめの地震が起きる可能性があります。

 もう一点は、9月25日13時に起きた千葉県東方沖の地震では、震源の深さが20キロメートルになっています。今までは深さが10キロメートル程度でしたから、少し深い部分で地殻の崩壊が起きているということですね。要するに、崩壊の範囲が広がってきているということです。
 また、9月23日の前日、9月22日21時には、茨城県北部と千葉県東北部でほぼ同時に地震が起きていて、この2つの地震、今までとは震源の深さが違う、50キロと40キロなんです。ここでも崩壊の範囲が広がっている~ひょっとしたら、昨日書いたような、浮遊塊などの影響で、地殻下部に何らかの影響が出ているのではないか~と考えています。

 ということで、少し気を付けておいてください。
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