地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

プルームテクトニクスと熱上昇の誤謬

2016-09-16 04:57:10 | 日記
 昨日の続きです。
 昨日は、図の青い部分に着目したので、今回は赤い部分に着目してみようと思います。昨日の図を参考に見てください。

 7月31日に書いた記事では、プレートの端の比較的浅い部分やプレートの浅い部分に熱が滞留する、ということを書きましたが、これを見ると浅い部分で環太平洋造山帯のところに、密度が小さく液体状のものが集中しているということが分かります。そして、もう一つは、アラビアプレートの下も、赤くなっていますよね。ですから、ここも小さく浅いプレートだ、ということができると思います。

 そして、おそらく、プルームテクトニクス理論に一番影響を与えたのではないか、と思われるのが、ニュージーランドのところの赤い部分です。
 この部分、深度が変わっても、ずっとここに赤い部分があるんです。そこで、ここから「ホットプルーム~いわゆる、熱が上昇してきている」という理論になったのではないかと。

 ところが、これ、よくよく考えてみてください。地球は自転しているわけですから、もしも、ある程度恒常的に熱が上昇してきているなら、この赤い部分は上に上がってくるにつれて東西方向にずれるはずなんです。おそらくは少しずつ西にずれて上がってくるはずなんです。それが、ほとんど真上に上がってきているんです。

 ということは、この密度の低い物質の上昇は、自転に左右されない状況で上がってきているということになります。となると、この部分、自転のスピードが関係ないくらい、一瞬でズバッと地殻付近まで上昇してきた、と考える以外に無いんです。
 実は、これが7月23日に書いた「地球プロミネンス」です。要するに、以前も書きましたが、地球の中心に核融合や核分裂を起こして熱を発生しているところがあるならば、太陽と同様の爆発を起こす可能性があるだろう、ということなんです。そして、その核分裂によって生成された密度の比較的小さい物質が爆発とともに一気に地表近くまで上がってきたと考えているんですね。
 そして、1600キロから2800キロにかけて、南アフリカのあたりに赤い部分がありますが、これがおそらく「地球フレア」の跡ではないか。割と幅広い部分で爆発を起こし、それが密度の高い物質で遮られ、深いところで密度の低い物質が停滞しているのではないか、と考えているんです。
 要するに、ホットプルームなんていうものではないんだ、ということですね。

 そして、この地球内部の爆発現象が、地殻に大きな影響を与えていると考えているんです。その影響については、後述しようと思っています。
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