地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

南太平洋では依然としてM5クラス 中国でもM5.1

2018-12-14 05:36:09 | 日記
 ニューカレドニア方面では、ずっとM5クラスの地震が続いています。また、中国とウイグル自治区の境界あたりでM5.1の地震があったようです。震源の深さは約20キロ。
 実は、この中国内陸部のあたりは、マントルトモグラフィーで見る限り、周辺より地殻が薄いようです。もしも、太平洋プレートが大きく日本の下部に入ってきた場合、今度は、この中国内陸部での地震が増えるのではないかと思っています。

 日本では、大阪でM3.2の地震がありましたが、ここで、気になるのは伊豆大島近海の地震です。胆振東部の地震が起きる前に、大阪で震度6弱の地震がありましたが、このときは、伊豆大島近海でも地震が起きていて、どうやら、この伊豆大島近辺~フィリピン海プレートが北に突出している部分~に動きがあると、日本の内陸部に影響が出る傾向があるようです。
 昨日は、前に起きた地震よりもさらに西側で動きがありますから、大阪を中心に京都・滋賀や奈良のあたりで動きが出るかも知れません。警戒していてください。

 また、ここ数日、気象庁の発表の地震は少なくなっていまたんごすが、これは、動きがおさまったわけではなく、全国的に細かな地震が多発していて、力が分散されているだけ、と考えたほうがいいと思います。
 どうやら、日本の地殻が全体的に薄くなってきていて、その分、力があちこちに分散されているのではないかと思っています。ですから、最近では熊本県球磨地方で群発地震が起きたと思ったら、今度は岐阜県で群発、というように、大きな揺れではなく、小さな地震が数回に分けて起きる傾向なのだと思います。

 そして、今日は「アラビアの様子」についての詩です。

(5巻55番)
 アラビアの地方の祝いの布の中で
 マホメットの方によるたくましく力強いものが生まれる
 スペインを怒らせ グラナダを占拠し
 そして、海を通って 家族の種を植え付ける

 辞書に載っていない単語、スペルが微妙に違う単語が多く出てくる詩で、訳がやりずらい詩の中の一つです。それで、まず、単語から。
 1行目の「祝いの布」は「felice」。「feliciter(祝う)」と「lice(布)」との造語と解釈しています。
 グラナダは、正式には「Granade」なのですが、原書では「Grenada」。aとeの違いがあって、原書で行くと「手りゅう弾」という意味です。ひょっとしたらそういう武器を使って占拠するのか、それとも、手りゅう弾を一番初めに使ったといわれている東ローマ帝国のことを指すのか、その辺が分かりません。とりあえず、大文字で始まっていますし、占拠するとなるとどこかの地名だと思いますから、今の段階では、スペルが一番近いグラナダにしてあります。

 また「種を植え付ける」は「Lygustique」。この語も、このままだと辞書にはありません。ただ、ノストラダムスの詩にはyとiの互換は頻繁に出てきますので、ここも、とりあえず「LIgustique」で調べたのですが、これでも、ハッキリした意味は分かりませんでした。ただ、一部で、ちょっと漠然としていますが「食用や薬として用いる、家族で家の庭などに植える植物」という話っぽいことがちょっとだけありましたので、ここではとりあえず、それを採用しています。そして、この単語、大文字で書かれているということは、今はありませんが、今後、そういう名前で呼ばれる場所が出てくるのかも知れません。

 ということで、全体的には、まだちょっと怪しいところがあるのですが、全体的には「イスラム教の指導者が出てきて、ヨーロッパの一部を占拠する」という話だと思います。
コメント
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