今日は何の日？

早朝、ラジオ深夜便が５時で終了。
その後は「ラジオ朝一番」が始まる。
この中で「今日は何の日？」というコーナーがあり、
年代ごとに主な出来事が紹介されている。

３月１１日は、忘れられないあの東日本大震災。
そして３月１３日は、１９８８年(昭和６３年）に
青函トンネルが開業し、
津軽海峡線が走り、北海道と本州がつながった日だ。
トンネルの長さは５３．８５キロ、現在世界最長だ。
このトンネルの完成によって、青森と函館の間を船で結んだ青函航路も廃止となった。
朝に夕に霧笛や貨車の入れ替え作業の音がこの日を境に
聞こえなくなった。

便利で海難事故の心配もなくなったトンネルの開業だが
同時に懐かしい故郷の音も消えてしまった。
タグボートが連絡船を押し,
接岸させる光景も見られなくなった。
歴史の一コマがそれぞれの人生に走馬灯のように重なる。
そんな３月１３日だ