早いもので今日で11月も終わる。明日から師が走る師走だ。何やらあわただしい季節となるが、今年は新型コロナウイルスのせいで、マスク姿の師走となる。寒さも一段と厳しくなり仙台では今日は最高気温が10度の予想。北海道や東北の日本海側では雪が多くなる。
何やら時候の挨拶的な書き出しとなったが、今日はお月さんが真ん丸に近い。月齢でいうと14.9だ。月が出るのが夕方4時15分。そして月の入りの時間は6時4分だとか。日の入りの時刻も早まっている感じで夕方4時過ぎには暗くなる。旧暦表示はほとんどなくなったが、今日は旧暦では10月16日だ。まだまだ秋という感じだが、実年齢ならぬ実季節感では冬か。
マスク着け 背を縮めては キョロキョロす （駄作）
（写真は昨日午後4時半過ぎの東の空）
仙台市青葉区錦町あったＮＨＫ仙台放送局は、その跡地がマンション会社に売られ、解体作業が行われている。屋上にあった放送用の赤白のアンテナも撤去され、むかしを知らない人はここに放送局があったことすら忘れてしまうのだろうと思う。ＮＨＫ仙台は宮城県沖地震をはじめ、日本海中部地震、そして10年前の東日本大震災など大きな災害に果たした役割は大きい。
現在は定禅寺通りの錦町公園の隣に移転し、環境も以前と比べ緑の空間が多くなった。もちろん建物が歴史を作るのではなく、そこの中にいる人たちが歴史を作っていくのは自明の理。大震災から10年がまっもなくやってくる。変わる都市の変貌ぶりの中に歴史の一齣一コマが埋もれているのだ。
いつの間にか11月も終わろうとしている。朝方はやはり肌寒く、ストーブやエアコンが欲しい.
北海道で仕事をしていた時代があったが、向こうは部屋全体が暖かく半袖で家で過ごすような暮らしだった。家の構造がそもそも違うのだろうと改めて考えた。家の作りが寒冷地仕様で頑丈なのだ。師走近く東北北部では天気予報に雪のマークが出始めている。
妙な書き出しになったが家の暖房や建物全体を保温する様々な細工が作られている。普通の人々にとっては夏涼しく冬暖かいが理想的。先日、街を歩いていたらマンションの外壁に緑をあしらった壁面が作られていた。保温と日射を遮る工夫なのだろうか。こうした手間をかけることによって、マンションなどの壁面が熱を防ぎ逆に保温効果も向上するのだろうと思う。省エネはちょっとした工夫で作り出せる。緑の街仙台にこうした建物がもっと増えていいと思う。
矢口高雄さんが先日亡くなり、ゆかりの地では追悼の祭壇も設けられている。随分と苦労した人で一度お会いしたことがあるが気さくな、どこにでもいるおじさんという感じの人だった。秋田の西成瀬村の出身だ。釣りキチ三平が代表作、魚の生態や癖を経験値を含め描写していた。銀行員だった時代もありある意味異色の人材という感じの方だった。三平の性格や魚の生態には秋田時代の生活が色濃く反映している。
そんな書き出しになってしまったが、この「書く」という行為。得手不得手がありそうだが、私の場合は話すよりは書く方が似合っているような気がする。長編は書いたことがないが10枚から20枚程度の作品を仕上げたこともあり、もう少し書くことに力を入れていれば、ひょっとして別の世界に羽ばたいたかもしれない。今となってはかなわぬ夢か？あるいはこれから力を振り絞って挑戦するか。どちらに転ぶだろう。まあ、いずれにしても構想段階から執筆に至る過程そして「朱」を入れる段階まで「書く」行為は続く。矢口さんの話からひょんな展開になった。
コロナとは関係はないがあのサッカーのマラドーナが亡くなったという。あまりにもビッグネームそして薬物中毒が問題になり、療養を続けていたが25日死去したという。ビッグネームだけに晩節が潔いものであればよかったのになあと一瞬思う。
コロナは分科会でステージ3相当、ＧｏＴｏ停止をの声が出ている。来月半ばまでの自主規制が求められている。飲食業界は大打撃が目に見えている。いくらか金が配られるが経営が一体の所は一か所のみ助成で焼け石に水。営業自粛に協力できないという店も現れ、一律制限は無理だなあガ現状か。いやな時代に突入しているが実感。
日ごと日の出の時刻が遅くなっている。カーテンの隙間からの日光も弱弱しく必然的に気象が遅くなる。
日の出さす 朝焼け雲に 暗さ見る（駄作）
（写真は昨日午後撮影）
