スーパームーン

２８日、テレビも新聞もスーパームーンについて報じている
確かに、普段見る月と比べると一回り、大きく見える。
その二日後、５時半ごろの月も見てみた。
西の空に傾きかけた月がまだ明るく輝いていた。

３０日の暦を見てみると
月の出は１８時５９分、月の入りは７時３６分だ。
夜が明けてもしばらく太陽と同居している感じだ。
月齢は16.8だ。まだまだ丸い。
スーパームーンの話題から月を見た人も多いことだろう
夜空や天体の不思議はまだまだたくさんある。
スーパームーンの写真は撮り忘れたので
半月の写真、を掲載する。

カメラも職場に忘れてきたのを思い出した。
ほぼ丸い月は7月29日に撮影したもの

小さな秋見つけた

庭のサンゴジュやナナカマドの実も赤く色づいている。
季節は秋、仕事前の空き時間、近所の散歩に出かける。
寺が立ち並ぶ新寺小路界隈には
散歩の小道がある。

毎月28日はこの新寺小道緑道を舞台に
「こみち市」が開かれる。

寺院の間を通る小道で、
この季節は枯葉が歩くたびにカサコソと音がする。

この市、東北の農家や漁家、手作り作家の小さな商いを
応援する趣旨だとか。
大規模なハードを新たに整備することなく、
既存の施設や歴史・文化を大切にし、
地域のにぎわいにつなげていくという。
スポーツクラブに行く予定と
午後からは仕事ということもあり、チラッと覗くだけにする。
出店準備中のお店、テントを建て、
シートを敷き、準備に余念がない。

お目当てのお店もそれぞれあるらしく
開店時間が待ち遠しいという方もいる。
出店の表示の目印は60番を超えていた。
これだけの店が出すのだ。
東照宮の骨董市と並び
「市」として賑わいを見せ、街に彩りを与えているようだ。

魔女姫人形 人気

9月26日(土)で、
朝の連続テレビ小説「まれ」が終わった。
これまでの朝ドラは「ん」で終わるタイトルが
どういう訳か好視聴率を獲得していた。

「あまちゃん」「ごちそうさん」「花子とアン」
「マッサン」といずれも「ン」で終わっている。
まれは「れ」で終わっているが、
このジンクスを破り高視聴率、好調だった。

ところで、番組の始めと終わりに登場した「魔女姫人形」
いわゆる「キッチンウィッチ」は番組の様々な展開時に登場した。
父、徹がおもちゃ屋で見つけてきたもので、
「まれ」のバースデーケーキに乗せられていた。

台所の魔女とも呼ばれ、
守り神としてその存在価値を場面、場面で強調していた。
脚本の篠崎絵里子さんにとっては、
6か月の長丁場を「良く切り抜けた」が正直なところ。
これまで民放などで比較的短い作品を書いていたようだが、
逆に長いことが余裕や展開の面白さ、
視聴者の目線を未来方向へ誘導する手法など成功したのではと思う。
魔女姫人形など小物の存在は
意外な効果を及ぼした。

アクセサリー屋さんなどで脚光を浴び、
売れているらしい。
この後、ナマで見られなくなるのは少し、淋しい気がする。

色んな所に招き猫

用事が終わり、ちょうど昼時ということで、
何か食べようということになった。
手軽で、もはや世界食になった感がある
「ラーメン」店へ足を向ける。

ラーメンは「他店」とは
どこが違うかを見せるのが勝負。
麺の太さなのか、スープの出来なのか、
上に乗せる具材の彩なのか、
はたまた、見せる芸的なお湯切りなのか、
まあ、食べる方の気分で評価も異なるが・・・
小路を入った店の入り口近くに
提灯がぶら下がっている。
ネコの絵だ。

客商売はどうお客を招き入れるかで勝負が決まる。
そして歩を進めると、また猫が・・・、
右手をあげているから金運招来か、
そして右手を挙げている猫は雄猫らしい。
経営者は猫好きかそれとも金儲け主義者か、
まあうまければどちらでもいいが・・・

この店は、まず茹で卵が出される。
麺が茹で上がる場つなぎの工夫かもしれない。

空腹を見たし、外へ、
愛車の自転車のブレーキの具合が悪く、修理に向かう。
訪れたところは、ホームセンター、
奥には動物コーナーもあり、金魚なども置いている。

そして、そこでは本物のネコがちょうどお昼寝時、
静かにお休みしていた。
一匹、20万円前後の値札が付いていた。
予防注射などの証明書も付き、
売る側としては生き物を扱うだけに
細心の注意をしているのだろう。
寝る子は育つ、誰に飼われて、いや買われていくのだろう。

「まれ」から「あさが来た」

予想通りの展開になった感がある。
「透」が戻り、
「まれ」の結婚式が行われるという展開だ。

連ドラをどう終わらせるか、
脚本家も頭を悩ませるだろうと想像する。
特に「朝」という時間帯を考えると
「希望」や「未来」というキーワードが重要になる。
ブログを書いている時点では、結末は見えてきていないが、
大方の予想通りの方向に行きそうだ。

さて、来週からは「あさがきた」が始まる。
初めにこのタイトルを見た時に思ったのが
「あさ」は朝だろうと単純に思っていた。
名前の「あさ」とはよく考えたものだ。
同時に日本の夜明けの意味も
兼ねているのではとも思う。

江戸末期から明治にかけての時代を
演出陣はどう料理するのだろう。
好調な朝ドラの勢いを持続していってほしいものだ。