29日、30日の二日間仙台駅東口の大通りを会場に19回の「仙台雀踊り」が開かれた。球場に向かう通りとして最近は知られるようになった宮城野通り、この日は道路を一部区間、車の通行を止めてスズメ達が躍りまわった。200ほどのグループが参加、沿道の観客にスズメの舞を披露していた。鐘と手持ちの小さな太鼓を打ち鳴らし、ねじり鉢巻き、法被姿の女性を中心にした踊り手が舞う。気温が35度を超える陽気の中での演武で驚き感心するイベントになっていた。
仙台はジャズフェスをはじめこの後の七夕祭りとお祭り好きの市民。商業の町だけに商売気が見え隠れするが、まあ楽しみにしている市民も多く、祭りを純粋に喜ぶ市民も多い。仙台城築城のお祝いに、大阪の石工が踊ったといわれる「雀踊り」今ではすっかり仙台の風物詩になってきている、コロナ騒動が早く終わり、単純に楽しめる世界になって欲しいもの。きりりとしたねじり鉢巻きに晴天熱暑の風が吹く。
アスファルト ねじり鉢巻き スズメ踊る (駄作)