今日の仙台の最高気温は３度。このところ平年を下回る日が続いているのではないかと思う。朝、布団から起き上がると、ヒヤッと冷気を感じる。布団を抜け出るに勇気がいるそんな朝が続いている。今日が１月の最終日、季節は春へと進んではいるのだろうが、寒さの底はこの一週間ぐらい続きそうな気配と思い、さらに「ブルッ」とくる。
そんな中北朝鮮がいつも通り翌日になって中距離ミサイルの発射を新聞を通して発表した。ロフテッド軌道という高度の高い軌跡でグアム島へも届くという。このところミサイル発射が続く、どんな意図なのか存在感を示しているかのようで不気味ではある、日米間の外務大臣会合も開かれるようだが、ロシアはプーチン大統領が中国を訪問、ウクライナ情勢を見ながら世界にその存在感を示そうとしている。アジアから目を離せない状況が続いている。
今週は冷たい天気が続く予報、世界情勢も一段と冷たい気配。北風が南風に変わるのはいつか。春が待たれる。
日曜日の朝、BSでかつて放送されたNHKの「新日本紀行」の再放送がある。この番組の特徴はかつての番組をそのまま放送するほかに現在の姿を追撮して伝えるという今昔物語。今朝は島根県の横田町のそろばんを取り上げていた。一人の人物の発想から一大産業になりその後電算機に取って代わられ、時代の波に飲み込まれているが、どっこいそろばんの素材で箸づくりに取り組むその後の姿も描いていた。かつて仕事をしたことがある島根県、記憶は薄れてはいるが懐かしい場所だ。冨田勲のTMの音楽とともに耳にも心にも残る番組だ。日曜日の朝は総合で同じ時間帯で「にっぽんの廃線」という鉄道の廃止になった路線を紹介する番組もあり見逃せない。なつかしさはそれぞれ年を取った証拠なのだろうがメロディとともに流れるように歴史が脳裏を通り過ぎる。
未利用魚が最近注目されニュースになるケースが増えている。コロナ禍の巣ごもり需要や消費者の意識変化だという。確かに売る側に取っては数がまとまっていたり、普段食べている種類の方が手に取りやすい。しかし捨てられたり利用されないのは確かにもったいない。まあ資源消費国日本としてはまず食べてみる、手に取ってみるが必要だろう。それにしても「ミリヨウギョ」は言いにくい。「ムリヨウギョ」も同じだ。どうしても唇やあごの開きを少なくする「省エネ発音」が増えているからだ。こうした人たちは「ぱぴぷぺぽ」「まみむめも」「らりるれろ」などの言葉を３回ぐらい発音して「未利用魚」と言ってみるといい。未利用魚は無限の資源だ。
写真は今朝６時１５分ごろの仙台の南東の空。星や月が出ている。今日の月齢は26.4ということだ。1月も残り今日を入れて3日だ。
１９歳の受験生が警察に出頭、試験問題のスマホによる撮影などを認める。どうも無音設定で袖に隠して撮影したようでかなり追い込まれていた様子がうかがえる。今回の事件でシャッター音を消すことができるということを知った。スマホの性能はまだまだあるようで、そのほとんどを使いこなしていないのだろうなっと思う。
昨夜から今朝にかけて猟銃発砲事件、それによる立てこもり事件で住民は避難している。この段階でも説得工作が続いている。犯人の疲れを待つ作戦か、持久戦が続いている。けが人も要るようで展開がどうなるか気がかりだ。
東北北部では大雪警報の出ている地域がある。この後日曜日は冷え込みが厳しく仙台でも日曜日は最高気温んが３度どまりとか。厳寒期、一山見えたのかなと春を期待する。
大学入試のカンニングが問題になっている。家庭教師募集に応じた東大生など優秀と思われる学生をリクルートしようとネットで募集。それに応じた学生がはめられて利用されてしまった。その手口の詳細は分からないが、試験問題をどうやって外部に伝えたか、試験問題をどう撮影したかなど不思議なことが多い。以前中国で同じ様な試験問題の漏出事件があったように記憶する。なんとも受験地獄を垣間見たような気がする。大分範囲が絞り込まれたようだが、ネットがらみの犯罪、解明が難しい。
写真は仙台駅東口の塩釜神社、紅白の梅がある
もちろん、まだツボミは見えない
さて、少しづつ日の出の時刻が早くなっている。それにつれて寒さも何か和らいできているような感じがする。今日の仙台の最高気温の予想は６度、昨日は７度を超えていた。平年よりわずかに上回る気温だ。１月もあとわずか。梅の開花も待たれる。
