地域コミュニティミニコミ紙「閖上だより」が今回も届いた。一時、発行態勢を替えて引き続き紙面づくりをしているもの。今回は復刊(?)第5号。一面はカナダとの懸架け橋「閖上福興笹かまぼこ」の記事。大震災後カナダからの支援を受けたのを機にこの名前が付いたもの。カナダ木材を使って復興のための建物を建て、復興のシンボルとなった。地元ならではの記事でミニコミ紙の役割を十分果たしている。やや文章、構成などひと工夫が必要だと思う点もあるが、広告も取り、経営的にはまずまずなのではないかなと思って見ている。
話変わって県外の人は「閖上」の字はどう読むか、わかる人はかなりの物知り。由来も様々あるが、どうもアイヌ語系のニュアンスがありそう。太平洋の波を見てその様子を音にしたのではないか。そう思えるニュアンスの音感だ。この漢字、「ゆりあげ」と読む。