月捲りの暦もあと一枚となった。つまりあすからは12月、師走だ。いつの間にか月日が流れ、星がめぐり月の満ち欠けを繰り返して、12月の到来となる。街を歩くとクリスマスツリーや年末に向けてのセールなどの広告も多くなった。
散歩コースの途中のマンションの日当りのいい場所には、居住者向けだけでなく通りを行きすぎる人のためか毎年クリスマスツリーが飾られている。このツリー雪のように真っ白なもので、他とは少し変わっている。
傍には育てている植物の鉢も置かれ、独特の空間を形作っている。月日は人間に平等に降り注いでいる感じだ。あすから12月何やら気がせかされている感じになる。
なぜか秋にはシャンソンが似合う。といっても、店や家の前の掃除は大変だ。毎朝通勤時間帯には近隣の人がある意味総出で掃除に当たっている。掃除には何と言っても竹ぼうきが似合う。
普通の小さな箒では効率が悪く、やはりジャージャーと竹の音が聞こえる掃除が適しているようだ。このイチョウなどの葉っぱ、再利用の方法もあるようだが、手間暇、費用を考えるとやはりゴミ袋行がほとんど。
シャンソンのように「枯葉よ・・・」と歌っている場合ではない感じもするが・・・秋の一時期紅葉や黄葉で楽しませてくれた街路樹、常緑の木々とは別に葉を落とし冬枯れの時期も間もなくだ。
木々が葉を落としたケヤキ並木には12月中旬「光のページェント」の人工的な光がともされることになる。これはこれで冬の寒さを忘れさせてくれる。そんな時期も間もなくだ。
ＮＨＫのＢＳ放送に新たな二つのチャンネルが誕生する。テレビは画面を構成する微小な粒子の一つ一つが光り、文字や動画を描き出している。現在のテレビは1920×1080の画素で構成している。これに対して４Ｋテレビは3840×2160，８Ｋテレビでは7680×4320となる。
それぞれ横方向の画素数が大まかに4000と８000となることから４Ｋ，８Ｋと呼ばれている。これまでのハイビジョンをはるかに上回る画像を見ることができる。
また、音も見ている人を包み込む音を実感できる。開局記念として、南極から４Ｋ生中継が予定されている。また、8Ｋでは世界三大オーケストラの響きも放送される。各国の共同制作となる「ルーブルの永遠の美」で絵画などを高精細画面で見ることができる。
ただこうした放送を見るためには４Ｋ、８Ｋ対応のテレビが必要でパラボラもいる。この外いくつかの方法が明らかにされている。こうしたチューナーなどの購入が普及の条件か。
テレビも白黒からカラー、ハイビジョンそして４Ｋ、８Ｋの時代に突入となる。時代は変化し進化の道をたどっている。
ＮＨＫ仙台放送局の隣に錦町公園がある。遊具もあり、子供たちの遊び場になっている。都会の中での広い面積の公園、ボール遊びや運動にはもってこいの場所だ。その一角に「いのり」と題した少女像が立っている。折鶴を手にじっとそれを見つめている様は、何か純真無垢なこの世の中を静かに見つめている感じがする。被爆者団体などが仙台市に要望,反原爆を訴えようと作ったもの。
まさに「祈り」へ平和祈念の像だ。その像にこのところ、青い帽子がかぶせられている。横にかぶせている時や、昨日見たら正面を向いてかぶせられていた。注目度が高いようで折鶴や帽子など、折々の姿を見せている
さて、もう一つの公園「榴ヶ岡公園」が宮城野区にある。広域避難場所にもなっているところでここにはブーツをはいた少女像がったっている。佐藤忠良さんの作品でパリにはこの像と向かい合う形の少女像がっ建ている。二つの少女像、絵にもなるし、そのまなざしの向こうに何を見つめているのだろうか。
朝日新聞の一面は、日産の前会長、ゴーンが容疑内容を否認、報酬は開示の対象外を主張するとの予測記事。初めて容疑の否認が伝えられてきた。グレッグ容疑者（取締役）も否認。ルノーが日産株を４３％持っていることから今後の会長人事の行方が注目されるところ。
ＥＵ，英国離脱協定で合意の見出しも、この問題は今後、イギリス議会の承認が得られるかどうかに焦点が移る。
ソシテ、貴景勝初Ｖの囲み。天声人語も優勝を取り上げている。押し相撲の「貴」親方の辞職で部屋を移るなど場所前の騒動の影響はないようなすばらしい相撲で、初土俵から２６場所目での優勝だ。
木になるもう一つの記事は外国人技能実習生の逃亡が合い次ぐ。東京と地方の賃金格差が主因、それに日本の労働力不足が背景に・・・今国会での法案の行方も見通せない。世の中様々動いているを実感。
余談だが、「伊達政宗」を冠した担担麺風のラーメンが出来た。私はから目が苦手だが面白い味、流行るかも・・・
