日本列島を二つの台風がうかがっている。政治の動きも自民党役員人事、そして内閣の顔ぶれが明らかになってきている。人事は一人で決められるものではない。本人の意思、そして周囲状況など複雑に絡み決まっていく。今回の人事の最大のものは総裁選で争った「高市」そして若手で票を集めた「小林」の処遇。いずれも固辞したという。このことが今後の展開にどう影響するのか。じっくり見定める必要がある。
それと衆議院選挙の日程だ。国会の代表質問の後、9日解散の日程、投開票は10月の27日となる。慌ただしく進む。裏金議員の公認問題をはじめ、野党のマトマリがどうなるかなど課題も多い。これまでは御祝儀相場らしきものが蔓延ったが今回はそう甘いものでは「{ないだろう。政治の季節、有権者の政治感覚も問われている。