明日を信じられる時代になって欲しい。日常の活動日記

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銀行は救済、メーカーは見殺し。低品質が栄え、高品質が滅ぶ。なぜだ?

2012年11月06日 22時47分11秒 | Weblog

銀行は救済、メーカーは見殺し。低品質が栄え、高品質が滅ぶ。なぜだ?

みなさん、こんにちは。・・・(井口和基)より

かつて日本の銀行がバブル崩壊で息絶え絶えだった時、日本政府は、「つぶれるものはつぶせ」という国民の大半の声を無視して総額何十兆円もの救済を行った。
 
そして10数年後のリーマンショックの時にも同じように銀行を救済した。

いま日本の大企業、それも戦後に誕生し、日本の戦後史を支えて来た、電機メーカーが息絶え絶えとなっている。
 
その代表がすでに名前が消えてしまったサンヨーであり、ソニーであり、シャープである。

にもかかわらず、日本政府はまったく救済するそぶりもない。

いったいこれはどういうわけなのか?

といっても、理由は明白だが。

ミンス党日本政府は在日韓国民団によって育てられたために、韓国とのスワップ協定(もっともこのスワップという単語は、倦怠期にきた中年夫婦の「妻交換」というところからきたものなのだが)にいそしむ割には、日本企業に冷淡なのであるというわけである。

これまでの日本への貢献を考えれば、戦後史を飾り、日本の代名詞になったような企業は国がなんとかすべきである。
 
一時国有化しても存続させるべきだと私は思う。
 
さもなくば、海外の禿鷹企業に乗っ取られるか、分割解体されてしまうに違いない。

企業文化という言葉があるが、その言葉の通り、それぞれ大企業にはそれぞれなりの「ファミリー的文化」が存在する。
 
住友系の会社には住友なりの、富士通系には富士通系なりの文化があるのである。

それを単に経済的な数値指標だけに基づいて切り捨てるというのは考えものだ。

なぜなら、大企業はこれまで日本のスポーツなり科学なりを実質的に支えて来たからである。単に税金を国に払って来ただけではない。
 
1990年ごろまでに「メセナ活動」といって大企業は地方自治体にもさまざまな恩恵を施して来た。
 
スポーツマンの活動にも企業チームという形で日本のスポーツを支えて来た。

とまあ、そんなわけで、この一時的な苦境の時代に破綻しかねない大企業は国が抜本的に支えるべきなのである。
 
問題があれば、「チームジャパン」として山中博士の「iPS細胞研究」の場合のように、大学から専門家を募ったりあらゆることを考慮して、企業の苦境を乗り切らせるべきなのである。
 
私はそう思う。

いまこそ再び「株式会社日本」、「日本株式会社」を復活させるべきなのである。

もう戦後はとうに終わった。タブーという単語は死語である。
 
あらゆるタブーはすでに存在しない。
 
朝鮮人は朝鮮人、在日は在日、シナ人はシナ人。
 
偽ユダヤは偽ユダヤ、ユダヤ人はユダヤ人。
 
それで良いのである。

日本の企業が危ういのなら、国民全体で救済すべきなのである。
 
東日本大震災と同じことだ。

しかし、ミンス党政府は、似非企業の東電を救済し、真の日本企業のサンヨーやシャープを見殺しにするというのはどうしても理解できないところですナ。
 
何でも良いけど、仙谷由人は二度と徳島に帰ってくるナ。
瀬戸内海を渡らせんゾ。

まあ、ちょっと前置きが長くなったが、私がかねてから疑問に感じていることをメモしておこう。

一般に「良い製品は超寿命」である。良い製品は品質がいい。
 
だから多少のことでは壊れない。
 
それゆえ寿命が長い。

私はそう思う。

かつてのドイツ製はすばらしかった。
 
ドイツのツアイス社のカメラは世界中のあこがれであった。
 
ナチスドイツの映画でドイツ兵がいつも首からぶら下げていた双眼鏡は、すべてツアイス社のものだった。
 
精密光学機器といえば、全部ツアイス社製である。

戦後日本が真似をしたのがツアイス社の製品である。
 
オリンパス、ニコン、ペンタックスなどなどあらゆる会社のモデルになったのがツアイス社製品であった。
 
レンズはツアイスじゃなきゃだめだというのが、こういった光学製品に趣味をもつ人間の鉄則であった。

しかし、そうやってドイツのツアイス社製などの真似をしてもの作りすると、古き良きドイツ人のように精魂込め鍛練に鍛練を重ねた製品となってしまうためにどうしても製品の品質が非常に高くなる。
 
そのため寿命が長くなる。
 
1つ買えば、一生使えるのである。

私が中学1年生の時に買った
五島製天体望遠鏡

さようなら、金星ヴィーナスよ!:金星の太陽表面通過、次は105年後!
はさすがにいまではかなり古くなったが、光学系部分はいまだにカビすら生えず健在である。
 
回りは傷だらけでかなり痛んでいるが、色収差もなければ、歪みもない。
 
ほぼ完璧である。
 
これまた五島製はツアイス製を模倣したからである。

こうなるとちょっと困ったことが生じる。
 
1台買えば一生使えるのだから、せいぜい生産しても1人1台で終わってしまうのである。
 
修理も必要ないから買い替える必要がないということになる。

ところが、これはバブル崩壊以降の世界の経済的空気の中では困りものとなる。
 
なぜなら、増産体制で儲け主義に走ることができないからである。

こうなると、むしろ”わざと”壊れるように、何がしかのトリックや細工を仕込んで、自ら寿命を持つようにする必要があるということになる。

私の個人的印象では、日本製品はある時点からわざと壊れるように短寿命の製品になったということである。
 
私個人の意見では、パナソニック製品は比較的すぐ壊れる。
 
一番超寿命は私の観察した中ではサンヨー製品である。
 
とにかくサンヨー製品は寿命が長い方であった。
 
だからというわけではないが、私が家族を持ってからの家電製品はほとんどすべてがサンヨーであった。

しかし、超寿命の良品や高品質を作るサンヨーがなぜ倒産したのか?

ここに現代の経済学における何か詐欺的な間違いがあるように思うのである。

まあ、簡単に一言で言えば、「良い製品は儲からない」ということである。
 
言い換えれば、「良い製品を作る企業は悪い製品を作る企業と競争で負ける」ということである。

洗濯機がまったく壊れず20年持つという洗濯機メーカーと、5年ごとに自ら半導体が崩壊して壊れる洗濯機メーカーとを比べると、前者は20年で1台しか売れないが、後者は4台売ることになる。
 
4倍の収益となる。

これをよしというのが現代経済学者の御馬鹿な思考である。

しかし我々物理学者から見れば、前者の企業は地球資源を後者の1/4しか消費しない製品を作り、人類に貢献した企業ということになるはずである。

地球に4倍やさしい企業は1/4の収益しか上げられない。
 
地球に10倍やさしい企業は1/10の収益しか上げられない。
 
地球に100倍やさしい企業は1/100の収益しか上げることはできない。

これでは困る。地球に良い方がいい収益を上げるべきであろう。
 
言い方を戻せば、100倍の超寿命の高品質の製品を作ることのできる企業は100倍の収益を上げるべきだろう。
 
しかし現代の経済学ではそういうことは問題にもしないし、問題にもできない。

どうやればこの問題を解決できるのだろうか?

これが私が個人的にかなり前から気になっている問題なのである。

良い製品を作る企業(つまり、超寿命の製品を作る企業)の方が早く破綻するのである。
 
粗悪な100円ショップが隆盛し、高品質の10000円ショップは100円ショップの1/100の寿命しかない。
 
これでは困る。

1つのアイデアは、超寿命の製品を作る企業は、製造コストがその分1回ですむわけだから、資源消費が少ないわけである。
 
逆に、低寿命の製品を作る企業は、製造コストがその分かかるわけでだから、資源消費がかさむ。
 
これを経済に取り込むべきだということになる。
 
おそらく一番簡単なものは、粗悪品メーカーの利益に税金をかけ、それを良品メーカーに還元するということだろうと思う。

もしこういった制度というか、システムがあったとすれば、サンヨーは他のメーカーから補助金を受け取れたはずであり、破綻することは無かったに違いない。

いずれにせよ、ろくな製品を作らない会社が長生きし、成長できる社会や世界は明らかに間違っていると私は思う。
 
粗悪品を作ったらすぐに滅ぶというような経済界こそ健全である。

その昔は「ダンピング税」というものがあったが、どうしてこの「ダンピング税」のようなものを復活させないのだろうか?
 
 サムスンやLGなどどんどんダンピング税を分捕れるではないか。
 
海外の粗悪品メーカーからどんどん粗悪品税をつけて高品質でないと販売できにくくすれば良いのである。

とまあ、私がかなり前から個人的に考えていることを一応メモしておいた。

② 泣いたり笑ったりの一日飯山一郎、きょうは、泣き笑いの一日でした.(笑)

2012年11月06日 22時30分46秒 | Weblog

② 泣いたり笑ったりの一日飯山一郎、きょうは、泣き笑いの一日でした.(笑)

(飯山一郎)より


先ず、きょうのシャープ株の終値だが、2円高。


午前中のシャープ株は、日経新聞の影響などで大巾に下げていたの


に、午後になると急騰して、結局は2円高で本日の取引を終えた。


ま、きょうのところは、日経新聞の悪だくみは失敗! というところだな。

 

つぎは、韓国から来た客の話。


ひとりは、韓国ではNo.1のアスパラガス生産農家のアジョシ(オッサン)で、


鷲がHPに書いた農業に関する話を、すべて韓国語に翻訳し、熟読して


いて、鷲の乳酸菌農業を何が何でも韓国でやりたい!と懇願するのだ。


ま、Eー話しなので、鷲は「やりましょー!」と答えた。

 

驚いたのは、そのソルさんというアジョシが日本にはない様々な野菜を


韓国内で栽培して、大成功をしていることだ。


「そのビタミンたっぷりの色々な野菜を九州でつくりたい!」


と頼んだら、OK!と言ってくれたので、鷲は嬉し泣き。


鷲、来年は九州で野菜農業をはじめることになりそうだ。


どんな野菜を栽培するかは、おいおい発表したい。

 

Eー話ばかりの一日だったが…、
夜、新型のウォーキングシューズが届いたので、
歩いてみた。
この靴は『MBTシューズ』。靴底が丸くなっている
ヤツ。左の写真の靴だ。
(写真をクリックするとアマゾンのサイトに飛ぶ。)
これが歩きづらいのなんの、3000歩弱を歩いただけで、ふくらはぎが
猛烈に痛くなってきたのだ。

これは鷲の歩き方が駄目! ということらしいのだ。
カカトから着地する歩き方が出来てない! ということらしい。

鷲は、30kmを早足で歩いても平気な老人だったのだが…、
「正しい歩き方」という観点から言えば、ノーグッド! ダメらしい。


このトシになって、鷲は歩き方の再訓練をしなければならない。(T_T)

それにしても、足の筋肉が痛い。
泣きたい気持ちでR。


フジサンケイの政党支持率「世論調査」は信じてはならない

2012年11月06日 22時23分44秒 | Weblog
フジサンケイの政党支持率「世論調査」は信じてはならない

(カレイドスコープ)より


信じてはならない有害な大マスコミのインチキ世論調査

誰もが気づいているのによくやります。

大新聞、テレビで発表される政党支持の世論調査結果が意図的、誘導的であることに。

しかし、何も知らない人たちは彼らが望む結果-

「自民党圧勝!」へ誘導されていくのです。

まだ、そうした不幸な人たちが少なからずいて、

彼らによって大マスコミのインチキ世論調査は支えられているのです。


政党・「国民の生活が第一」が、報道されなくなって半年近くになるでしょうか。

この第三極抜きに政治を語ることができないはずなのに、

大マスコミのすべてが、まったくといっていいほど報道しないのです。


報道されるときは、ネガティブな印象を植え付けたいときだけです。

日本の大マスコミは、今や有害な紙クズと

有害な電波を垂れ流す公害と成り果てたのです。

維新の会 3勝44敗の惨敗の運命?

2012年11月06日 21時30分10秒 | Weblog
維新の会 3勝44敗の惨敗の運命?

(日刊ゲンダイ)

第三極「共倒れ」必至

「維新の会」の松井一郎幹事長が、きのう(5日)、次の衆院選について、

「47都道府県すべての1区」に候補者を擁立すると表明した。

「みんなの党」と選挙区調整する場合でも、1区への擁立は譲らないという。


支持率が低迷し、勢力拡大のために勝負に出たのだろうが、激戦の1区は

選挙協力をしなければ“共倒れ”必至。

はたして「維新の会」は何人、当選できるのか。

「維新の会が全1区に候補者を擁立するのは、苦戦している裏返しです。

浮動票の多い1区に立てるのは、少しでも比例票を掘り起こすのが狙いでしょう。

全国に組織がない維新の会は、地方では県庁所在地のある1区でしか勝負できない

という事情もあるはずです」(政治ジャーナリスト・山田恵資氏)

「維新の会」は、時間が経ち、全貌が明らかになるにつれて国民の期待が

どんどんしぼんでいる。


11月1日に締め切った候補者の「2次公募」への志願者は、わずか161人と、

「1次公募」の845人から激減。

そもそも「2次公募」をすること自体、「1次公募」にロクなメンバーがいなかった証拠だ。

浮動票の多い「1区」は、民主、自民はもちろん、ほとんどの政党が参戦する激戦区。

第三極が議席を獲得するには、譲り合って選挙協力するしかない。

しかし、もはや友党の「みんなの党」に配慮する余裕もないということだろう。

突然、「1区擁立構想」をブチ上げたが、47の選挙区のうち、いくつ勝てるのか。


◆「漁夫の利」にニンマリの民主、自民

「みんなの党と選挙協力しても、維新の会が“1区”で勝つのは簡単ではない。

せいぜい、1桁でしょう。まして、みんなの党や石原新党、

小沢新党と競合したら落選確実。

民主党や自民党の候補者を利するだけです。

具体的に選挙区を北から見ていっても、北海道1区は横路孝弘が強い。

岩手は小沢王国。秋田1区も民主党の寺田学が抜け出すでしょう。

西に飛んでも、鳥取1区の石破茂、島根1区の細田博之、岡山1区の逢沢一郎、山口1区の高村正彦、徳島1区の仙谷由人……と、維新の会が割り込むのは、かなり難しいですよ」(政界関係者)

維新の会が勝てそうなのは、地元の大阪1区、兵庫1区、そして「維新の会」に移った松野頼久の熊本1区くらいのものだ。

維新の会の「全1区出馬構想」に、いまごろ「1区」から出馬する民主、自民の議員は「漁夫の利」を得られるとニンマリしているのではないか。

温家宝、野田を"シカト"

2012年11月06日 21時25分43秒 | Weblog
温家宝、野田を"シカト"

(日刊ゲンダイ)より

ASEMで素通り

「日本の野田なんか相手にしてられない!」ということか。

アジア欧州会議(ASEM)で、中国の温家宝首相が野田首相の前を通ったが、

声もかけず、見向きもしなかった。


5日、温首相は議長国ラオスのほか、フランスやイタリアなど欧州首脳と積極的に会談を重ね、

投資拡大など協力を呼びかけたが、「日本外し」に終始した。

尖閣対立以降、日中の関係修復はムリ! とアピールする狙いもあるようだ。

〈品川・中1自殺〉いじめ加速、学校放置

2012年11月06日 21時14分35秒 | Weblog
〈品川・中1自殺〉いじめ加速、学校放置・・・読売新聞

外部調査委が報告書 「人権感覚ない」


区教委が調査結果を報告した品川区議会文教委員会 

「学校がいじめの存在に気付かず、かけがえのない命を失わせた」――。

品川区の区立中学校1年の男子生徒(12)が自殺した問題で5日、

区教育委員会が設けた外部調査委員会の報告書の内容が明らかにされた。

今年4月の入学当初から始まったいじめ。

報告書からは、クラスの大半がいじめに加担する一方、

学校側は問題を深刻にとらえず放置していた実態が浮き彫りになった。


■言葉の暴力 

 「(男子生徒は)キモイ、避けた方がいい」。中学入学直後、

同じ小学校の同級生の言葉がきっかけで、男子生徒はいじめの対象として

注目されるようになった。

5月に入ると文房具を壊され、「キモイ」「うざい」「死ね」

という言葉の暴力も日常化。

同じ学年の特定の男子生徒から、殴るけるの暴力も受けるようになった。


 7月に大津市のいじめ自殺問題が注目されると暴力行為は減ったが、

夏休みを挟んで2学期になると、言葉の暴力は激しくなる。

同級生らが清掃中に、男子生徒の机に触れるのを嫌がるなど、

言葉や態度によるいじめが集団化していった。


■「軽く考えていた」 

 担任教諭は5月の段階で、男子生徒が「キモイ」「うざい」

と言われていたことに気付いていた。

この頃、文房具も壊されており、担任はクラスの「帰りの会」で、

「そういった行為は絶対にいけない」とクラス全員に注意するだけだった。

いじめた側の特定など具体的な対応は取らずに放置していた。


 7月に行われた三者面談では、担任と母親との間で「文房具壊し」も

話題になったが、担任はその後、訴えがなかったことから「収まった」と判断していた。


 報告書は「この学校の教員の意識で一番の問題は、いじめに対する認識の

低さと人権感覚のなさ。

男子生徒を『いじられキャラ』として軽く考えていた」と厳しく批判している。


 いじめ問題に取り組むNPO法人「ジェントルハートプロジェクト」の

小森美登里理事は「いじめを受けている子は大抵我慢をして苦しいとは言わない。

周囲の教諭も気付けなかったのか疑問だ。

早急に教諭のいじめ対応のスキルアップを図る必要がある」と指摘している。


■遺族も参加 

 調査は当初、教育長や中学校の校長ら、区教委側で進められたが、

途中で外部の学識経験者らに入れ替わり、男子生徒の父親(40)も加わって、

今回の報告書をまとめた。


 区教委は入れ替えについて「客観性、透明性を担保するため」と説明したが、

学識経験者の氏名はすべて非公開のまま。

委員の具体的な構成については「今後も公表する予定はない」としている。

 今回、当事者である遺族が調査に加わったが、父親は読売新聞の取材に

「息子に起こった出来事を確認できた」と前向きに受け止めつつ、

「まだ多くの疑問が残っている」と複雑な心境も明かしている。


 大津市の調査委員会で委員を務める教育評論家の尾木直樹・法政大教授は

「学校の責任は大きく、さらに検証が必要。

公正な検証のための外部調査委で、委員の名前が非公表なのは疑問だ。

遺族の参加は、ほかの委員が忌憚(きたん)ない議論をしにくくなり、

後になって遺族も意見を述べにくくなるなど、問題もあると感じる。

遺族への情報提供には別の方法もあるのではないか」としている。

(2012年11月6日 読売新聞)

大津いじめ 息子の死真相迫れず苦悶…父陳述書

2012年11月06日 21時07分30秒 | Weblog
大津いじめ 息子の死真相迫れず苦悶…父陳述書・・・読売新聞

 いじめを受けた大津市立中2年の男子生徒が自殺した問題を巡り、

全校アンケート結果の提供を受ける際、内容を口外しないとの確約書をとられ、

個人情報開示請求で得た資料も多くを非開示とされ精神的苦痛を受けたとして、

父親(47)が大津市に100万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が

6日午後、大津地裁(長谷部幸弥裁判長)で開かれた。

父親は「息子の死の真相を知りたいという気持ちを踏みにじられ、

息子のために何もしてやれない無力さを痛感させられた」

などとつづった陳述書を提出した。


 陳述書はA4判5枚。父親は昨年10月に男子生徒が自殺した後、

いじめの情報を知り、学校に調査を要請。その結果、学校側から同月下旬に

全校アンケート結果を渡された。


苛烈ないじめについて赤裸々な証言が並んでいた。

 〈アンケートの内容に吐き気を覚えるほどの嫌悪感とショックを受けました。

と同時に、真相を知りたいという気持ちがますます強くなりました。

なぜ息子が死を選んだのか。

寝ても覚めても、なぜ、なぜ、の言葉が浮かび、苦しみながら答えを探してきました〉


 父親はアンケートを基に同級生や学校関係者に確認し、

自ら真相を突き止めたい、と思っていた。

しかし、個人情報が含まれていることを理由に、学校側から

「部外秘とする」との確約書への署名を求められた。


 〈同級生らが必死に伝えようとしてくれていたのに、真相を究明できなかった。

確約書のために手足をもぎとられた状態だった〉

 間もなく学校側からは「これ以上の調査は不可能」

といじめ調査の打ち切りを宣告された。

父親は、公に資料を入手すれば確約書に縛られることもないと考え、

個人情報開示請求を行った。

しかし、市教委から開示されたアンケートの写しは、ほとんどが

黒く塗りつぶされていた。非開示理由は「伝聞情報だから」だった。


 〈むしろ伝聞だからこそ確認したかった。

真実を知りたいと遺族が願うのは当然の事ではないでしょうか。

いじめに背を向けて見て見ぬふりをしただけでなく、真実を隠蔽しようとした

学校と教育委員会に、二重の意味で裏切られた気持ちでした〉


 そして、こう結んだ。

 〈いじめを根絶する上でアンケートの公表は必要不可欠な第一歩。

その一歩すら踏み出すことができず、苦悶(くもん)の日々を送りました。

こんな苦しみを味わうのは、私を最後にしてほしい〉

 一方、市側は、情報開示が不十分で父親の心情を傷付けたことを

全面的に認め、賠償額も裁判所の決定に従う、とする答弁書を地裁に提出している。

(2012年11月6日 読売新聞)

大津市が責任認める=いじめアンケート訴訟―大津地裁

2012年11月06日 21時00分21秒 | Weblog
大津市が責任認める=いじめアンケート訴訟―大津地裁・・・時事通信

 いじめを受け自殺した大津市立中学2年の男子生徒=当時(13)=

の父親(47)が、いじめに関するアンケート調査の結果を受け取る際、

部外秘を確約させられ精神的苦痛を受けたとして、市に損害賠償を求めた

訴訟の第1回口頭弁論が6日、大津地裁であった。


 市側は「遺族の知る権利に資する適切な情報開示に努める」と陳述。

責任を認め、賠償額は裁判所の決定に従う意向を示した。

 弁論終了後、父親は「情報開示の一助になる。

いじめ問題を根底からなくすため教育の場を改善する意志を感じる」と評価した。