辺野古以外への「移設再検証を」 伊波市長、首相に要請
宜野湾市の伊波洋一市長は26日、国会内で鳩山由紀夫首相と面談し、米太平洋軍司令部のグアム統合軍事開発計画で、普天間の代替施設としてグアムの既存施設が盛り込まれているなどとして、辺野古以外の移設について再検証を要請した。
伊波市長によると鳩山首相は「検討させてほしい」と述べたという。
面談後に会見した伊波市長は、2006年に策定された再編実施のためのロードマップでは、米海兵隊の沖縄駐留の根拠が示されず米太平洋軍司令部が在沖海兵隊8000人をグアムへ移転するグアム統合軍事開発計画を策定したと指摘。
統合計画ではグアムのアンダーセン基地が普天間の部隊受け入れ先となっているとした上で、「発表された計画の環境影響評価(アセスメント)の素案には配備されるヘリの数や兵士の人数も示された」と計画の具体性を強調。
普天間の危険性除去を辺野古移設の理由にすべきではないとの考えを示した。
同日、伊波市長は中山義活首相補佐官、与党国会議員らにも同様の考えを伝えた。
中山補佐官は「外務、防衛の両省と統合計画やアセスメントについて確認したい」と述べたという。
宜野湾市の伊波洋一市長は26日、国会内で鳩山由紀夫首相と面談し、米太平洋軍司令部のグアム統合軍事開発計画で、普天間の代替施設としてグアムの既存施設が盛り込まれているなどとして、辺野古以外の移設について再検証を要請した。
伊波市長によると鳩山首相は「検討させてほしい」と述べたという。
面談後に会見した伊波市長は、2006年に策定された再編実施のためのロードマップでは、米海兵隊の沖縄駐留の根拠が示されず米太平洋軍司令部が在沖海兵隊8000人をグアムへ移転するグアム統合軍事開発計画を策定したと指摘。
統合計画ではグアムのアンダーセン基地が普天間の部隊受け入れ先となっているとした上で、「発表された計画の環境影響評価(アセスメント)の素案には配備されるヘリの数や兵士の人数も示された」と計画の具体性を強調。
普天間の危険性除去を辺野古移設の理由にすべきではないとの考えを示した。
同日、伊波市長は中山義活首相補佐官、与党国会議員らにも同様の考えを伝えた。
中山補佐官は「外務、防衛の両省と統合計画やアセスメントについて確認したい」と述べたという。