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USダウ様子見。東証は大幅続落. 2日連続で外資が先物に売り仕掛け

2008年06月20日 15時44分45秒 | Weblog
日経平均は13,942円の188円安。東証1部の値上がり銘柄数は357、値下がり銘柄数は1,248。出来高は20億2,263万株。

米国の格付け会社のムーディーズが金融保証会社(モノライン)大手のMBIAやアムバックの保険子会社の格付けを引き下げたため、信用不安の問題もなかなか改善しないという見方で、東京株式市場は及び腰となりました。
 
連日の株価高騰を続けていたGSユアサコーポレーションや古河電池や新神戸電機などのリチウムイオン電池関連株も利益確保の売りに押され、値下がりしたので、個人投資家の心理も損なわれるといった状況も危惧されました。

出光興産と三菱商事が稲わらや雑草などを使い、トウモロコシやサトウキビなどの食料を原料としないバイオ燃料の量産に乗り出すと日経新聞で報じられたため、粗糖価格が軟化し、製糖業界のコスト削減につながるという見方から、東洋精糖や日本甜菜製糖、三井製糖などが値上がりしました。

米国と中国が原油・穀物の高騰問題への対応を含めて2日間にわたって話し合った戦略経済対話の終了直後の20日午前零時に、中国の国家発展改革委員会がガソリンを16.3%、ディーゼル価格を17.7%値上げしたので、米国とも連携した世界的な危機に対する協調措置の一環とも受け止められ、昨日のNY原油先物相場も下落しましたが、原油価格の沈静化していくと代替エネルギー関連株に対する希求度合いも薄れることも警戒されています。

日経ジャスダック平均は1,519円の0.41円安。
国立がんセンターと共同で抗癌剤の研究を行うことで合意したとカルナバイオサイエンスは4日連続のストップ高となりました。

不動産開発のプロパストは年初来安値を更新し、リチウムイオン電池関連の田中化学研究所や太陽電池関連のNPCやプロデュースも値下がりしました。