局所進行または転移非小細胞肺癌の二次治療にザクティマ(バンデタニブ)がイレッサよりも有効であることが、国際ランダム化第2相臨床試験で示された。ザクティマは1日1錠の経口薬で、EGFR、VEGF、RETチロシンキナーゼの3つを標的とする。
経口のチロシンキナーゼ阻害剤イレッサ(ゲフィチニブ)は、プラチナ製剤、タキサンベースの治療に抵抗性となった進行非小細胞肺癌(NSCLC)に承認されている。腺癌や非喫煙者に奏効しやすい。
試験では、168人の局所進行または転移性NSCLC患者をザクティマとイレッサの群に割り付けた。いずれかの治療に進行した場合はもう一つの治療に転向した。ザクティマからイレッサへ転向したのは19人、イレッサからザクティマは37人であった。当初ザクティマの無増悪生存期間中央値は11カ月、イレッサは8カ月、転向後はイレッサ→ザクティマは65日、ザクティマ→イレッサは28日であった。全生存期間に差異はなかった。原文記事
経口のチロシンキナーゼ阻害剤イレッサ(ゲフィチニブ)は、プラチナ製剤、タキサンベースの治療に抵抗性となった進行非小細胞肺癌(NSCLC)に承認されている。腺癌や非喫煙者に奏効しやすい。
試験では、168人の局所進行または転移性NSCLC患者をザクティマとイレッサの群に割り付けた。いずれかの治療に進行した場合はもう一つの治療に転向した。ザクティマからイレッサへ転向したのは19人、イレッサからザクティマは37人であった。当初ザクティマの無増悪生存期間中央値は11カ月、イレッサは8カ月、転向後はイレッサ→ザクティマは65日、ザクティマ→イレッサは28日であった。全生存期間に差異はなかった。原文記事
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