チョー楽しいメンタルフローな組織創り

企業文化、環境変化を利用した自然な人づくり、心理的安全性、フロー、社員研修、アドラー心理学などを中心に投稿

「モンスター部下にどう向きあうか?」でも、それって本当にモンスターなのですか?

2020年10月31日 | 伝える力

          [野田 俊作]の勇気づけの方法 アドラー心理学を語る
参考文献:東 豊著『セラピストの技法』  小倉 広著『アドラーに学ぶ部下育成の心理学』  野田 俊作著『勇気付けの方法


『モンスター部下と聞いて思い当たる人が・・①』

直接の部下というわけではないのですが、

教育を担当させていただいた人の中にいらっしゃいました。

この動画の中でも、ちょっと触れていましたが、

『モンスターシニア』といった感じでしょうか?

会社を定年になった後、嘱託勤務も卒業した、

65歳以上の年代の人達です。

最初に触れておきますが、

この方達が、モンスターではないのです。

新卒の新入社員に、新人研修をすることとは、

やっぱり違うのです。

同じ手順で、研修しようとした、私の方法に誤りがあったのです。

会社の人事の方たちは、こんな風に考えています。

以前のキャリアでは、実績もあった、役職もあったかもしれません。

でも、新たな職場に来た以上、年齢も、過去の実績も関係ありません。

最初は、一から覚えて行くのですから、

新人として、

謙虚に、素直に学ぶ態度が大事です。

まだ何もできないのですから、あなた達は・・・

100%おっしゃるとおり!そのとおりですね!!!

守破離という、学びの順番があるように、


新しいことに、チャレンジしたり、覚えたりする時は、

黙って、まずは言われたとおりにやってみる、

それに尽きるのです

理屈では、・・・です。


          
参考文献:村上 太一著『なぜ星付きシェフの僕がサイゼリアでバイトするのか?』  中野 信子著『ヒトはいじめをやめられない』


【覚悟がなければ新人社員のように自分をいましめることは出来ない】

しかし、実際にこれが、出来る人は全体の5%程度、

ほとんどいません。

何故か?

まず、この年代の方は、55歳で役職定年、

60歳で会社を定年になり、

65歳までは、現役時代の3分の1の報酬で、

現役時代と同じ仕事をするという経験をして、


現役の人よりも、たとえ貢献しても、認められない、その理由が、

『世代交代』や、『年齢の問題』

としてかたづけられた、苦い思い出を持っている人も多いと思います。

『だから、認められたい!』

現役で、バリバリやっていたときのように、・・・


新しい仕事が、すぐに出来るようになる訳はないけど、

長年、社会に貢献して、がんばってきたことを、認めて、

新卒の新人と同じような扱いはしないでほしい!

人生の先輩には、敬意を持ってほしいと思っています、

口には、絶対出しませんが!・・・

特に肩書きや、会社の傘の下で、仕事をしてきた人に、

この傾向が強く出ます!


また、この年代の人は、長年の経験から、仕事を覚えるための

自分の型というか、パターンを持っています。

例えば、直ぐに動いて、体で覚える方。

よく話を聴いて、自分で咀嚼し、腑に落とし、実践してみることで身につける方。

紙に書いて、マニュアルを創り、繰り返すことによって、覚える方。

先輩がやっているのを見て、真似て覚える方。

新卒の新人さんと比べたときに、この辺の覚え方が、比べ物にならないほど

はっきりしています。

そして、そのやり方でやれば新しいことも、直ぐに覚えて、

出来るようになると思っています。

自分が変わること、新しいことにチャレンジすることを、

恐れる、または不安に感じたり、実態以上に、

大変になると思ったりしています。

ですから、研修をしようとすると、一定数の方から、こんな反応があります。

1、研修を受けることを、拒否する。
2、やってみせ、やらせて見せてが通用しない。(全く覚えない)
3、一定レベル出来るようになって、その内容を、他の新メンバーに
  教える形で、記憶の定着させようとすると、「教えることは、できません」と言われる。

では、どうすれば、やっていいただけるのか?ということですが。

まずは、これらのことを、理解しようと努力することです。

相手の、やり方、こだわり、価値観をしっかり関係性を築いて、

こちらが、学ばせていただく。

そして、出来ていないところでなく、

できているところを、

どんな些細なことでも、しっかり認めることです!!。

更に、しっかりと時間をとって、データから資料を準備して、

仕事の目的を果たすために、どこまでの事が必要で、

何ができていて、何ができていない、

ココはこのまま伸ばす施策をする、足りないところは、

階段を作って、一歩一歩課題をクリアしていくために

必要なものを、見える化して、提案することが必要になるのです。


「モンスター部下にどう向きあうか?」を徹底議論


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