goo blog サービス終了のお知らせ 

定年後の伊豆高原 バラと酒と音楽と

伊豆高原に終の棲家を建築し永住。カミサン、愛猫ジローとの伊豆での老後は如何に。薔薇・酒・音楽・日々の徒然。

夏ミカンのピール作り その2

2009年02月16日 | 定年後の徒然日記
日曜日、今日も暖かい陽気です。

昨日水にさらしておいた夏ミカンの皮を更に数回流水で洗い、大きな鍋に皮を入れて砂糖を入れます。サイトで紹介されているレシピには皮の重さと同量か8割の砂糖を計るとありますが、カロリーの事を考えて皮の重さの三割程度の砂糖としました。

最初は二割程度の砂糖を入れた皮を煮ます.

最初は中火で、グツグツ煮えてきたら弱火で煮詰めます。みかんの皮の白い部分が透き通ってくるまで弱火で煮詰めます。90分ほど煮詰めると白い部分の皮が透き通ってきます。時々鍋をあおって砂糖が均等にまわるようにします。シャモジで煮えている皮を寄せると底の方に密がたっぷり出てきます。

更に残りの砂糖を追加します。弱火でさらに30分ほど煮ます。途中鍋をかえしてムラなく煮えるようにします。皮に透明感が出てきました。鍋底には透明な密が溜まっています。ためしにスプーンですくって飲んでみると…夏ミカンの香りがする甘~い密です。

煮詰めた夏みかんの皮をザルにとって蜜を落とします。ザルから流れる蜜は鍋で受けて瓶に保存しておきます。後でこの蜜をつかって寒天蜜豆をつくります。
皮が冷めたらグラニュー糖をまぶして包装紙の上に伸ばして並べます。



扇風機で乾かします。ここからが長いんです。なかなか乾きません。


乾いたら完成なんですが乾くまで二時間以上かかると思うので、その間に春の陽気に誘われて大室山に散歩に出かける事にしました。河津桜が咲いています。



菜の花も満開です。家族連れで賑わっています。お弁当を開いてピクニックの家族たち、幸せそうな笑顔で溢れています。僕たちも幸せです。こういう穏やかな幸せがずっと続いてほしい。


帰りにカインズによって、ピールを小分けしていれるセロファンの小袋とモール付のひねり飾り、食品用の乾燥材、を買います。

大室高原のぶどうの実でパンを買って家のデッキでランチをする事に。最近はこのパン屋さんばかりご愛用。すいらん荘のフィヤフィヤさんのパンは美味しいんだけど値上げしてあまりにもお高くなったので最近は足が向きません。

家に帰って扇風機で乾かしている皮を確認すると…まだ乾いていません。で、引き続き扇風機で乾燥を続けます。昼食が終わって更に一時間後…ようやくピールらしい乾燥感になってきました。

試食!
ご機嫌な美味さです!さっぱりした甘さで夏ミカンのほろ苦さも加わり美味し~~~い!上出来です。

さぁ、袋詰めです。家内も動かぬ右手を使って袋詰めを手伝います。なかなか上手くいかないけど頑張って手伝ってくれました。袋には乾燥材を入れて、モールのひねり飾りをつけて出来上がり!


家内がお世話になっているデーサービスのお仲間にプレゼントしようと30個の袋を作りました。喜んでくれるかなぁ。

夏ミカン蜜で作った寒天蜜豆もGOOD!


娘と一緒の土日は家内が一番喜んでくれる日だ。娘に感謝。

夏ミカンのピールとジャム作り

2009年02月16日 | 定年後の徒然日記
「土曜日の午前中に飛騨牛が届くからね」
次女からの電話。えっ?飛騨牛?それって偽装肉のこと?
本物だよ…多分…金曜日の夜行くからね。

土曜の昼前、飛騨牛が届く。誕生日カードが添えられていた。フル年金もらえる歳になったって、あんまり目出度くないんだけどなぁ。
見事な霜降り肉…うん、偽装じゃなさそうだ。

今夜は久しぶりのスキ焼だから、運動がてら散歩に行こう。春どころか初夏とも思える陽気に誘われて、松川湖の蝋梅を見に行った。蝋梅はもう散り際だったが、松川湖畔は美しかった。




澄みきった水、おいしい空気、山、緑、こんなに豊かな自然の公園があるのに、しかも、この陽気の土曜日なのにガラガラです。フライフィッシングする人、釣りを楽しむ親子、その他数組の家族がのんびりと散策しているが、もったいないほど空いています。


スキ焼の前に、もう一働き。たわわに生る夏ミカンを、リスの餌食になるまえに収穫して、夏ミカンのピールとジャムを作ろう。一人じゃ大変だけど、娘と二人なら作業も捗るだろう…と思ったら大間違いだった。ネットで調べたレシピに従って作業を始める。

まずは収穫。夏ミカンの木は一株だけど、三十個ほどの大きな実をつけている。大きな袋に取り込んだが三十個の重量はそうとうなものだ。こんな重いものをぶら下げて夏ミカンの木も大変だねぇ。全部収穫しちゃったから、軽くなっただろ。身軽になって五月になったらいっぱい花をつけて、また沢山実をつけてくれよな。

では、レシピどおりに作業を開始しよう。二日がかりの作業だから、ブログも二日がかりでね。

1.夏みかんをよく洗う。
30個の夏ミカンを収穫したけど、あまりにも多すぎるので15個だけにしておきます。

もちろん、無農薬栽培だから表皮だってきれいだけど、スポンジでゴシゴシと入念に洗います。

2.表皮を削る
頭部のヘタを切り取り、ピーラーで表皮を薄く削ります。ピーラーだと、少し力を入れると皮が厚くむけてしまいます。だから、軽~く削ります。表皮を薄く削り黄色い色が残ります。削り取った表皮はジャム用にとっておきます。



3.皮を刻む
縦十文字に切れ目を入れ(4つ割り)、皮をむきます。白い皮をそぎ落とさないように皮をむきます。皮を短冊に切ります。

4.下茹でして苦味を取る
鍋に切り分けた皮と、たっぷりの水を入れて火にかけます。煮立ったら湯を捨てて流水で洗います。その後、冷水にさらして一時間ほどおきます。そして水を取り換え、また流水で洗い、また水にさらして一晩おきます。(苦味を取る)

5.皮を剥いた実を包丁でぶつ切りにして、白い皮の部分と種を刃先で削ぎ落とします。


6.表皮に熱湯をかけ、よく洗い、細かく刻みます。

7.実と刻んだ表皮を鍋に入れ、実の重量の30%くらいの量の砂糖を入れます。
ネットのレシピでは、砂糖は実の重量の50%以上という解説がほとんどです。50%以上砂糖をいれないとトロミが出ないのだそうです。でもカロリーオーバーが心配だよね。
で、娘からの提案。「寒天粉を使ってみたら?」 それ、グッドアイデア!

8.グツグツと煮る。
中火で煮たてたら、その後は弱火でグツグツと。シロップがいっぱい出てきます。グツグツと煮続けます。焦げやしないかと気が気ではないけど…だけど中々煮詰まりません

取り切れなかった種や薄皮が浮いてくるので掬い取ります。
30分…60分…90分…もういいかなぁ。

9.寒天粉を大匙スプーン一匙ていどを振りかける。
しゃもじで軽く廻しながら、もう少し煮ます。

10.火を止めて冷まします。

11.少し味見…・う、う、美味~~~~~~~~い!
早速、トーストを一枚焼いて、たっぷりの熱いジャムをのせ試食します。

おぉーーーーーーデリシャ~ス!
スーパーで買う伊東産のミカンジャムと食べ比べます。
自家製のほうが、ずっと、ずーーーーーーーっと濃厚で…美味~~~~い!

12.瓶を煮沸消毒して、熱いジャムを入れます。自然に冷まします。ある程度冷めたら冷蔵庫に。


完成したジャムです。大きな瓶に二つ、中くらいな瓶に一つ。一つは娘のお土産に。残りのジャムを夫婦二人で食べきるのに二か月くらいかかるんじゃないかなぁ。

13.翌日のピール用の皮は一晩水にさらておきます。


夕食は家族三人で豪華な飛騨牛のスキ焼…久しぶりに美味い肉をたらふく食べて…すでに1キロ体重オーバーに。でも、満足な夕餉でした。
では、明日のピール作り後半戦を乞うご期待