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定年後の伊豆高原 バラと酒と音楽と

伊豆高原に終の棲家を建築し永住。カミサン、愛猫ジローとの伊豆での老後は如何に。薔薇・酒・音楽・日々の徒然。

経済的自立・老後の生活費

2009年02月09日 | 定年後の徒然日記
還暦後の余命二十余年を生き抜く法、その一、「歳相応に健康であること」は、ほとんど胃カメラの話で終わってしまった。で、その二は、「経済的自立」

経済的自立とはどういう事か?
自分の貯え(老後の為に積み立ててきた公的・私的年金や預貯金などの流動性資産・土地建物などの固定資産・国債や社債・株式・保険などの投資資産など)のみで生涯生活出来る事を指し、人から施しを受けない自活力がある事をいう。とりわけ、息子娘などからの経済的支援を受けないで生活できる経済的自立は老後を安心して暮らす条件の一つだと思う。

では、伊豆高原における老後生活はいくらかかるのだろうか。伊豆高原の生活費とあるが、ご当地でも首都圏でも他の地方都市でも生活コストはそれほど大差ない。まずは老後の生活費を算定してみよう。生活費といってもピンキリだが、まぁ、この位がほどほどかというレベルで試算してみる。




温泉費+水道費:伊豆急別荘地は温泉付きが多い。伊豆急メンテナンスが管理する温泉使用料(我が家の場合)と水道使用量の合計。電気は照明器具と家電・エアコンの空調コストの月額平均。(因みに全館空調)、尚、灯油はFF暖房器の熱源のみ使用。市県民税と国保・介護保険料は未だ年金以外の収入があるため少々高額となっているが、一年後は年金のみの収入となり半減する見込みだ。医療費の90%は家内の通院費と薬代。特段の病気がなければ月額5000円もみれば十分だろう。

つまり、住宅ローンなどの借金が無ければ、月額30万円未満である程度の余裕ある生活は出来るだろう。総務省が発表した「家計調査(平成17年)」によれば、高齢者世帯が実際に必要とする生活費は月額約27万円だというから、まあ近からず遠からず、ほどほどの計算結果となった。

一方、厚労省がいうモデル世帯(平均的なサラリーマン世帯で専業主婦)の年金額は月額23万3千円だから、老後の生活費を月額30万円とした場合、預貯金からの取り崩しは月額67,000円となる。一年間の取り崩しは804000円だ。預貯金と生活物価の上昇率を差し引きゼロとした場合、老後二十年間の資産取り崩し額は1608万円となる。どうやら1600万円の流動性資産があれば、インフレとかの経済の激変がないかぎり老後の経済的自立はなんとかなりそうである。

ただし、経済的激変や社会的激変、戦争や地殻変動や大災害に見舞われない限りであって、そもそも、この数年を見ても100年に一度などという世界経済の大不況がおこるのであるから一寸先は闇だ。世界ナンバーワンの自動車メーカー・トヨタでさえ明日の事は判らない。


伊豆ガーデニングクラブ総会とバラ講習会

2009年02月09日 | バラ日記
2月8日(日曜日)伊東市観光会館第一会議室において総会とバラ講習会が開催されました。
参加者はクラブ会員と一般からの参加者を含めて60名。今年は伊豆新聞等のパブリシテイーが開催日間際の小さな掲載となったせいか、一般参加者の参加が少なかったのが残念。それでも60名の参加で賑やかにスタートしました。



総会に先立ち、代表幹事の挨拶に続いてローズ部会幹事を仰せつかるジローの進行によりバラの講習会の開催です。
本日の講師は例年通り、河津バガテル講演・園芸責任者の山本健生(たけお)先生。
演題は「冬のバラ管理」です。



冬のバラ管理は「剪定」と「寒肥」そして病気害虫予防について。
冬剪定は、三年以上経った老化した枝・病気の枝・枯れ枝・箸より細い貧弱な枝の際からのカットを行い、その上で、モダンローズなら全体の1/2程度を、オールドなら1/3程度を外芽の上でカットと剪定の基本をご教示いただきます。続いて、寒肥の施し方、水やり、病気害虫の予防の考え方を教えていただきました。お話はバラ管理の基本的考え方に終始しましたが、バラ管理の基本を改めて考える良い機会でした。

続いてお待ちかねの「バラ苗抽選会」の始まりです。
当りくじのバラ苗は山本先生のお持ちいただいたモダンローズ苗(14株)、ダマスクローズなどのオールドローズ(5株)、それとクサツゲという鉢(3株)の合計22株。



参加者が60名だから当選確率は38%。概ね2.6人に一人は苗がもらえる勘定です。もっともジローはクジ運まるで無し、生まれてこのかた宝くじ・馬券・パチンコ・麻雀・おみくじ・ラスベガスのスロット・ビンゴゲームの類まで当たった事は一度もありません。最大の当りはジャンボ宝くじで1000円が最高という情けなさ。おかげで賭け事にお金を使う事は無かったです。

今回の抽選方法は、参加者に配られたクジ番号カードと同じ番号カードを箱に入れ、目隠しをした講師の山本先生が22枚のカードを引いて、同じ番号札を持った人が当たりとなる仕組み。ワイワイガヤガヤ、当選番号発表の都度、会場は嬌声と悲鳴(?)につつまれ興奮のうちに全22株がさばけていきます。もちろん、クジ運ゼロのジローは今回もハズレ!情けない…

バラ苗抽選会が終わると、続いてクラブの総会へと移行します。

代表幹事の進行により、
総会開会挨拶
2008年度活動報告
2008年度会計報告
2009年度活動計画
2009年度幹事紹介

と続き、目出度くお開きとなりました。
帰途に目にした大室山は山焼きの後で真っ黒焦げでした。