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定年後の伊豆高原 バラと酒と音楽と

伊豆高原に終の棲家を建築し永住。カミサン、愛猫ジローとの伊豆での老後は如何に。薔薇・酒・音楽・日々の徒然。

白洲次郎 第一回

2009年02月28日 | 定年後の徒然日記
早速のコメントです。
まずは面白かった!

少し残念だったのは、若き日の英国留学時代のエピソードをほとんど素っ飛ばしてしまったこと。もう少し若き日々の本場のジェントルマン勉強時代を見せてほしかったなぁ。面白い話がワンサカある夫婦なんだから、もう少しじっくり物語を展開させたほうが見応えがあると思うけど。三回で完結じゃもったいない。

そういえば、篤姫の幼少時代も素っ飛ばし、天地人の兼続の幼少時代も素っ飛ばし、幼少時代って涙をそそるものなのに、とりわけ高齢者は孫を思い出すのか幼少時代の可愛さや可憐さに心を奪われるんだけど、プロデューサーが若いのかなぁ。「おしん」の国民的大ヒットの最大要素は「おしんの幼少時代の苦労話」なんだから。

父・文平の往生の仕方はカッコイイ。
事業をつぶし財産を無くしても矜持は捨てず、自分の棺桶を作らせて酒を飲みながらほくそ笑む。田舎暮らしで花に囲まれて往生を遂げる。遺書には「葬式無用、戒名不要」とあった。あっぱれ!

次郎役も正子役も英会話が上手い!あれは本物?
容姿も立ち居振る舞いも会話も気障すぎるほどで丁度良い人物像だし、両者ともはまり役だ。

武相荘の建物のディテールをもっと良く見せてほしいな。なにしろ、田舎の民家(庄屋クラスの民家だが)を買い取って、現代和風にリフォームしたんだけど、そのデザイン的センスは建築を志す者にとっても興味津津。

次回も目が離せない。
TVを楽しみながらモルトも楽しむ…カミさんも楽しんだようで良かった。