平日水曜というのに、さくらの里は花見客でいっぱいだ。数日前から駐車場は誘導員が三人も常備され、無料駐車場も大混雑。いつものようにカミサンとリハビリ散歩のコースを歩くのだが…。
「じゃ、いつものようにね、ハイ、オイチニ、オイチニ」
カミサンと手を繋ぎ掛け声出して階段をゆっくりと登る。狭い階段、すれ違う人が多い・
「オイチニ、オイチニ」
「ねえ、あなた、なんだか恥ずかしいわね」
「構うもんか、オイチニ、オイチニ」
(なんだか変な中年夫婦がいるなぁ)
「オイチニ、オイチニ」
なんとも場違いなリハビリ夫婦ではある。
「オイ、俺達の行く手をさえぎって寝転んでいるアベックがいるぞ」
「えっ?あら、ほんとう、ずいぶんあちこちにアベック居るのねェ」
「しょうがねえなぁ、ここ通路なんだけどなぁ、まぁ折角熱々なんだから、ここどけ!なんていうのも野暮だしなぁ、第一、そんなこと言ったら刺されちゃうかもしれないしなぁ、しょうがない、まわり道しよ」
寝転んでいちゃいちゃのアベックの頭の上を通り過ぎるのだが気にする風でもない。
(何だ?ジジイとババアのアベックか?早く消えろよ、邪魔なんだからよぉ)と言っているような視線を浴びる。
遠くから望遠でカシャ!(これって肖像権の侵害?)
帰りは久しぶりにお気に入りの、すいらん荘せせらぎの散歩コースへ。新緑・せせらぎの水音・うぐいす…私の好きな伊豆高原散歩コースの穴場である。
「じゃ、いつものようにね、ハイ、オイチニ、オイチニ」
カミサンと手を繋ぎ掛け声出して階段をゆっくりと登る。狭い階段、すれ違う人が多い・
「オイチニ、オイチニ」
「ねえ、あなた、なんだか恥ずかしいわね」
「構うもんか、オイチニ、オイチニ」
(なんだか変な中年夫婦がいるなぁ)
「オイチニ、オイチニ」
なんとも場違いなリハビリ夫婦ではある。
「オイ、俺達の行く手をさえぎって寝転んでいるアベックがいるぞ」
「えっ?あら、ほんとう、ずいぶんあちこちにアベック居るのねェ」
「しょうがねえなぁ、ここ通路なんだけどなぁ、まぁ折角熱々なんだから、ここどけ!なんていうのも野暮だしなぁ、第一、そんなこと言ったら刺されちゃうかもしれないしなぁ、しょうがない、まわり道しよ」
寝転んでいちゃいちゃのアベックの頭の上を通り過ぎるのだが気にする風でもない。
(何だ?ジジイとババアのアベックか?早く消えろよ、邪魔なんだからよぉ)と言っているような視線を浴びる。
遠くから望遠でカシャ!(これって肖像権の侵害?)
帰りは久しぶりにお気に入りの、すいらん荘せせらぎの散歩コースへ。新緑・せせらぎの水音・うぐいす…私の好きな伊豆高原散歩コースの穴場である。