定年後の伊豆高原 バラと酒と音楽と

伊豆高原に終の棲家を建築し永住。カミサン、愛猫ジローとの伊豆での老後は如何に。薔薇・酒・音楽・日々の徒然。

枕木を使った花壇

2007年03月03日 | バラ日記
南斜面ツル薔薇棚の前は急斜面の芝だから、芝刈りも難儀だし、どうも間が抜けた空間だし…。そうだ、ここにも花壇を造ろう!と思ったまでは良かったが、なにしろ急斜面の芝生。土留めをどうしようかが課題であった。真っ先にイメージしたのが「ブロック土留め」。だが、ロックガーデン風の庭にブロック土留めでは味気ない。もう少し自然な風合いに出来ないか。で、イメージしたのが枕木を使った花壇だ。
さっそくカインズへ行って見る。だが、枕木の種類が少なく、寸法合わせが大変だ。ではハンデイーへ行って見るか。
「あったぁ~!理想的な枕木が鎮座しているじゃないか。うぅむ、迫力あるなぁ…。」
「樹種は?…なるほど、中国産のケンパスか。日本の枕木なんて昔の話だもんね。今や枕木までも中国から輸入するのか…。」
「重そうだなぁ。長さ2.1mか、ちょっと持ってみようか…。ん?お、重~いいいいい!」
聞けば枕木の比重は0.8~0.9、ほぼ水の重さに近いじゃないか。とすると、寸法が2.1m×14cm×20cmだから…0.0588立法×0.9…つまり0.053=53kgもあるのだ。これを何本も車に運んで…玄関から枕木かついで庭を横断して…うぅっ、ぎっくり腰間違いなし!
「ハンデイーさん、運んでもらえる?しかも玄関から30mほど担いで花壇予定地の場所までね」
「いいですけど…高いですよ、一人じゃ運べないから二人分の人件費が掛かるからね」
「…」

結局のところ、家まで運んでもらい、どうせなら組み立てまでやっても人工の内だろうと。勿論、根切りも組み立て図も我輩の手によるが、いかんせん、ギックリの恐怖には勝てなかった。

まずは自分で根切りね。枕木の下地だから最も大事な工程だ。
慎重にレベルをとって…うん、こんなものか。



続いて一番底の枕木を仮置き



よしよし、下地がきちんと施工されてるから組み立ても楽だろう…



こう見ると簡単なようだが、枕木の納まりがむずかしく二人掛かりでたっぷり二時間かかった。



で、自慢の枕木のお値段は、
材料代・枕木
2100×140×200 一本4980円×2本
1200×140×200 一本2980円×1本
900×140×200 一本2480円×5本
600×140×200 一本1880円×1本
カスガイ 35本 一本70円
材料代合計29670円となりました。

それに、二人分の運搬費と組み立て費で25200円。これはまぁ、しょうがないか…。

合計55千円ほど…うぅむ…出費だ…。カミサンには「材料代だけだから安くあがったよ」と煙に巻く。
もっとも業者に頼んだら10万はくだらないだろう。

あっ、花壇が深すぎて土が足りなぁ~い!!!