大室山山焼き空撮

大室山の山焼きが伊豆の春を告げると言われていますが、今日は春一番が吹き荒れました。
（先日のが春一番だと思ったら、東海地方の春一番は今日のだそうです）

毎年2月の第2日曜に、大室山の山焼きが行われます。これは700年前からの歴史ある行事で、山を焼くことで、茅の生育を促すためだそうです。
大抵、お天気のせいで延期になってしまい、今年も先週行われるはずが、残雪のため昨日に延期になりました。
そして今年は700年の歴史の中で初めて、山焼きがドローンで空撮されました。
空撮したのは伊東市のTeam Rockyです。夕方の静岡EYEで放送されていました。


私たちは、まだこの大室山の山焼きを見たことがありませんから、テレビで初めて見ることができました。

朝9時30分から山頂部分のお鉢の中を焼きます。


そして、正午から山全体が焼かれます。


テレビででは伝わってきましたが、その画面をさらに写真で撮ったのでは伝わらなかったと思いますが、ドローンによる撮影でより迫力ある画面となっていました。テレビ局でも毎年ヘリコプターを飛ばしての取材撮影をしていましたが、ドローンは、煙の中までも飛んで入ることができ、灰が飛んでくる距離まで近づくこともでき、ドローンならではの撮影画像を見ることができました。

焼き始めてからは、30分ぐらいで焼けるんだそうです。
しばらくは、真っ黒な大室山ですが、あと数か月で一面緑に覆われます。