ぼ~ざん工房
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 TOPICS  『ぼ〜ざん工房』は望山(水野敦之)の個人のBLOGです。


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    ご紹介いただき、たくさんの方に読んでいただいたら幸いです。  



昨日は、スタートセッションでした。

『児童発達支援センター ぐるんぱ』で新規の利用者は、いきなりクラスルームからの療育を開始ししないで、3回の別の部屋でのセッションを実施します。(詳しくはこちら

 

昨日のスタートセッションでは、新卒で1年目のスタッフが研修のために参加しました。

まだまだ課題もありますが、

まだ3ヶ月もたってないのに、自閉症の特性を抜き出す力がかなりスキルアップしています。注目のとらえ方、その表現の仕方、3ヶ月で身につけたと考えるとすごい成果です。

『フレームワークを活用した自閉症支援』が支援者を育成するのに効果的であることが立証された1つのケースです。

もちろん手厳しい私は、以下のフィードバックをしました。


・注目の困難さは別の障害でもおこる

・注目の困難さが、3つ組にどのように影響しているかを解説できるようにする

・全体に注目をむけられない部分、細部に注目をむけられない部分の理由は一緒だが、2つを拾う

+「3ヶ月で、ここまで特性を解説できるようになったのはすごい。良い仕事してる」

とまとめたら、

「私は誉められると(ずにのって)伸びないんです」と照れておりました。


とにかく、『フレームワークを活用した自閉症支援』を用いた研修うまくいっております。


【関連記事:支援の軸となる特性は/自閉症の特性理解の研修】


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このガイドラインはteamBOUZANでの実践における、過剰な身体プロンプト・ブロック及び身体による身体拘束を禁止し、適切な身体プロンプトを実施するためのものである。(※1)

【原則】
・身体プロンプト及び身体的なブロックをする目的は、本人の自立、学びと安全と健康にあること。
・身体プロンプト及び身体的なブロックに関しては、本人の認知特性に十分に考慮しなければならない。
・身体プロンプト及び身体的なブロックに関しては、保護者を含む全協働チームの共通認識で進めかなければならない
・身体プロンプト及び身体的なブロックの目的、方法、時間、フェードアウトについては個別化され、具体的に計画を立てる(計画は文書による提示が望ましい)
・過剰な身体プロンプト及び身体による身体拘束を発見したり、気づいたりした場合、その実施した従事者も含め、速やかに報告し、全体の課題として問題解決をはかる。地域の虐待防止に関するシステムを基本として進めること。


【適切な身体プロンプトの条件】
・個々の理解及び障害特性に考慮された支援計画に基づいていること
・本人が理解できる形で身体プロンプト及び身体的なブロックの目的を提示していること
・本人の心身の状態に考慮した内容、時間(長さ)であること
・本人の心身の状態を常に観察を続け、常に調整をすること
・内容・時間・フェードアウトについて具体的に提案し、保護者を含む全協働チームの共通認識した上で実施すること
・自立のためのフェードアウトの経過を記録し、モニタリングによって調整を図る(身体プロンプト及び身体的なブロックに関しては、毎日、毎週、毎月、モニタリング期の4段階で確認をし調整をすること)
・経過記録は身体プロンプト及び身体的なブロックの度合いの変化、自立度の変化が明確に分かる形であること
・保護者を含む協働チームに実施の計画・経過・調整の内容を報告すること
・本人の安全及び健康にかかわる行動に対する身体的プロンプト・ブロックに関しては、まず安全及び健康を優先させ、保護者を含む全協働チームで内容を確認し、今後の支援計画を確認する。緊急時の対応を正当化せずに、最善策を保護者を含む全協働チーム内で検討を重ねること。

※関連のフレームワークシート(『フレームワークを活用した自閉症支援』)
・身体プロンプトの理由とその内容に関しては「生活支援シート」に記入する。
・各課題となっている行動、自立支援に関しては「氷山モデルシート」「自立課題シート」等で詳細の計画を立てる
・身体プロンプトの度合いに関しては「自立度チェックシート」で経過を記録する。

【身体による身体的拘束の例】
・ある一定以上の時間本人の腕を支援者の手で握り続けること
・ある一定以上の時間本人の体を支援者の体でブロックし続けること
・本人がイメージを伝えないで無理に押したり、抑えたり、引っ張ったりすること

【過剰な身体プロンプト・ブロック及び身体的による身体拘束の発見と対応】
・過剰な身体プロンプト・ブロック及び身体による身体拘束の発見した場合は、速やかに事実確認をし、保護者を含む全協働チームで確認し問題解決を行う。地域の虐待防止に関するシステムを基本として進めること。
・身体プロンプト・ブロックに関しても常に客観し、支援者自身及び周辺が疑問に感じたり、不安に感じる場合は速やかに所属長に報告すること。地域の虐待防止に関するシステム及び各事業所の虐待防止対策を基本として進める。

【関係機関及び関係個人(受講生等)、コンサルティへの対応】
・関係機関及び関係個人(受講生等)、コンサルティによる、過剰な身体プロンプト・ブロック及び身体的による身体拘束を発見した時には、速やかにディレクターに相談し、ディレクターは関係機関及び関係個人(受講生等)、コンサルティに問題を提起し、必要に応じて諸関係機関への報告を行う。

【過剰な身体プロンプト・ブロック及び身体による身体拘束の予防対策】
・適切なプロンプトや、様々な自立に関する研修を認識と経験を通して繰り返す。
・過剰な身体プロンプト・ブロック及び身体による身体拘束の発見時にチーム内で課題を整理し、全体の実践での参考にする。

※1:このガイドラインは、team BOUZANのメンバーによるトレーニングセミナー及びコンサルテーション、各メンバーの事業所内での身体プロンプトに関するガイドラインです。

team BOUZAN ディレクター 水野 敦之


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