ぼ~ざん工房
ぼ~ざんのBLOGです。いろいろ体験・書籍等紹介します!

 TOPICS  『ぼ〜ざん工房』は望山(水野敦之)の個人のBLOGです。


「気づき」と「できる」から始めるフレームワークを活用した自閉症支援—すぐに使えるワークシート用CD‐ROM付
クリエーター情報なし
エンパワメント研究所

 
  【2013年度 自閉症教育・支援フレームワークセミナー予定(随時更新予定)】
  ☆ プロフィール講演・セミナー等の依頼について ☆ RSS readerをご活用ください!

  ※ このBLOG『ぼ〜ざん工房』はリンク・フリーです。
    ご紹介いただき、たくさんの方に読んでいただいたら幸いです。  



 『フレームワークを活用した自閉症支援』が出版されて1年になります。多くの方にご購入いただき、著者として感謝の気持ちでいっぱいです。



 出版1年を記念してですが、もう1度『フレームワークを活用した自閉症支援』を振り返りたいと思います。今日は少し出版時の工夫について話します。

 最初の原稿は、書籍になったものの3~5倍程度の分量でした。その原稿を書籍にできる分量にするためにいくつかの工夫がありました。これは『フレームワークを活用した自閉症支援』を効果的に活用していただくには重要な視点でもありますので紹介します。

●文章→表・図の活用
 特性や支援、構造化など、すべてを文章にして表現すると多くの分量が必要になります。そこで『フレームワークを活用した自閉症支援』では、表や図などを数多く活用しています。特に特性の解説は3つの特性に絞りこんでその他を『の手引きは』に凝縮して書き込んでいます。

 この本を活用する時には、この表・図を活用してイメージを作ったり、参考にしてフレームワークシートを記入してもらうことが大切になります。(特に重要な表を提示します)

・114~117頁「自閉症特性解説の手引き」
・118~119頁「自閉症バリアフリーとしての構造化の解説の手引き
・120~121頁「セットアップ・チェッリスト」
・122~123頁「構造化チェックシート」(再構造化の視点)
・各構造化の解説の「手引き」と「解説」の表
・ 84~ 86頁タスクアセスメントのための表5~9

  


●写真が分散している
 意外と意識されてないのですが、『フレームワークを活用した自閉症支援』には多くの写真があります。実は最初の原稿には繰り返し写真がありました。しかし、中には同じ写真が何枚もあるものがありました。本来はいくつかの解説で使いたかった写真を優先順位の高い場所で活用しています。

 とくに以下の部分は、書籍全般に出てくる写真を眺めてイメージをつくっていただくと良いと思います。

・視覚的構造化のある課題設定(視覚的構造化の説明以外ででているタスクにも注目してください。例21頁の「ジグの例」)
・物理的環境の設定、クラスルームの設定
・スケジュールやワークシステムの活用や環境の中の設定

 各支援現場で、それぞれのスタッフの方が、常にそばに置いて、イメージづくりができるように多くの写真を使っています。時々読む本ではなく、毎日眺める本としても活用してください。

  


●本文に入りにくい様々な視点をトピックに
 『フレームワークを活用した自閉症支援』の解説には直接的に関係のない情報に関しては、トピックとして枠をつけてコンパクトに掲載しています。間接的には重要な視点ですので、そちらもご覧ください。

・スタートセッションについて
・何を課題にするのか
・地域での活動を支援する
・実践トレーニングセミナーの様子

●シートの書き方も1~数ページにまとめています
 この『フレームワークを活用した自閉症支援』の中心の役割りであるフレームワークシートの書き方についても、1~数ページにまとめています。

  

【まとめ】
 今後も『フレームワークを活用した自閉症支援』を地域で事業所で個人で可愛がっていただければ嬉しく思います。

 今日の記事を1つにまとめると「本文だけではなく、様々な情報にも気をとめてください」ということです。

【スペース96での購入はこちらから】

【Amazonでの購入はこちら】
「気づき」と「できる」から始めるフレームワークを活用した自閉症支援
クリエーター情報なし
エンパワメント研究所


【『フレームワークを活用した自閉症支援』のFacebookページができました】

【『フレームワークを活用した自閉症支援』を10倍活用する!(随時更新)】

【2012年度 自閉症支援に関する講演・ワークショップ等の予定】


いつもランキングにご協力ありがとうございます。1日も1クリックお願いしま す。
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へにほんブログ村
人気ブログランキングへよろしければこちらもクリックお願いします


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )