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岩手番外編・2~国道455号線

 今年4月に仕事で初めて岩手県の田野畑村を訪れる機会があり、その時に40年以上も前の大学生時代にその村のことを偶然学んでいたということを記事にしていた
 その後、今年8月30日に台風10号が東北地方に上陸して、小本川の大洪水を引き起こし、グループホーム “楽ん楽ん(らんらん)” で多くの犠牲者が出たことは、記憶に新しい。
 先日、仕事で再び田野畑村を訪れる機会があり、小本川沿いの国道455号線を進んだが、そこは春に見た長閑な風景とは全く異なる悲惨な眺め。川の流れは春と変わらないが、川の中州や両岸には流木が積み上がり、岸辺の多くの家が損壊していた。道路のガードレールが壊れているのは序の口で、コンクリート製の橋梁が裏返しになって川岸に落ちているなど、凄まじい状況を目の当たりにした。道路のアスファルトは剥がれ、不通は解除されたもののまだ数ヶ所で片側通行となっている。 “楽ん楽ん” は道路からすぐ見える場所であり、1階部分は扉や窓はすべて無くなり中はがらんどう状態。その先の “楽天イーグルス岩泉球場” では国体が行われるはずだったが、グランドには流木が入り、今後もしばらくは使えないだろう。
 岩泉町の観光名所として有名な鍾乳洞の “龍泉洞” は、雨が流れ込んで水没し、再開のメドが立っていない。
 写真は国道455号線を走る自動車の座席から窓越しに撮ったものでピンボケだが、記録のために載せることにした。被災された皆さんは、本来ならこの紅葉をのんびり眺めていらっしゃっただろう。台風から2ヶ月が経つが復旧のスピードは遅く、一日も早く被災された方々に静かな生活が戻ることを祈っている。
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ヌルデ・5~もみじ

 清水入緑地で蔓が生い茂る間に見えた紅葉。これは「ヌルデ(白膠木)」の葉で、赤や黄色の綺麗なグラデーションを見せていた。ヌルデはカエデなどとともに紅葉の美しい樹として知られており、特にヌルデは “ヌルデもみじ” という呼び方もある。多摩ニュータウンは北国ほど冷え込まないため紅葉の度合いは不十分だが、わずか数枚の葉っぱでも楽しむことができた。ヌルデはウルシ科ヌルデ属の落葉高木。
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コシオガマ・4~長池公園

 ハマウツボ科(←ゴマノハグサ科)コシオガマ属の「コシオガマ(小塩竃)」。毎年 “よこやまの道” に咲くのを見ていて先日も記事にしたところだが、初めて長池公園中央園路から長池に下りる道の入り口付近で見たので、記録のために記載した。
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