サラリーマンの面白真面目な週末植物ウォッチング第4弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part4
オオハルシャギク
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5e/88/e8918e0c2aa8bc289152ca7d5a27b51f_s.jpg)
写真は秋風に揺れる「オオハルシャギク(大波斯菊・大春車菊)」。キク科コスモス属の帰化植物で「コスモス」と呼ぶのが一般的。メキシコ原産で日本へ入ってきたのは幕末~明治初期。その後、全国に拡がっていった。 “波斯” の名前が付いているが、こちらはペルシャとは無関係。ちなみにコスモスの名は、18世紀末にメキシコからスペインに入ってから付けられたという。コスモスには “宇宙” のほか、 “美しい” “秩序” という意味があり、花びらが整然と並んで美しいことに由来したようだ。
“秋桜” を “コスモス” と読むようになったのは、今から39年前の昭和52年に山口百恵さんが歌った 『秋桜』 がヒットしてからだが、同じ年に狩人も 『コスモス街道』 を歌っていた。その年の歌謡曲年間ランキングでは 『コスモス街道』 が31位で 『秋桜』 は36位になっている。ちなみに第1位はピンクレディの 『渚のシンドバッド』 で、15位には狩人の 『あずさ2号』 があり、19位、20位、21位に山口百恵さんの 『赤い衝撃』 『イミテーション・ゴールド』 『夢先案内人』 の3曲が続いた。とても懐かしいので、少し長くなるがこの年に流行った歌謡曲をいくつか挙げてみよう。第2位は 『青春時代(森田公一とトップギャラン)』で、以下、4位『勝手にしやがれ(沢田研二)』 6位『雨やどり(さだまさし)』 11位『北の宿から(都はるみ)』 16位『津軽海峡冬景色(石川さゆり)』 18位『愛のメモリー(松崎しげる)』 27位『やさしい悪魔(キャンディーズ)』 43位『酒と泪と男と女(河島英五)』 などなど。皆さんのカラオケの十八番も入っているのではないだろうか。
『コスモス街道』
作詞:竜真知子 作曲:都倉俊一 歌:狩人
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
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