とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

「ひろゆきムーブ」をしていたウォーレン・バフェット

2023-03-14 02:09:39 | 雑感
ウォーレン・バフェットと言えば、誰も彼もに好かれると言う、人格のある人間として現代では知られているが、未成年期の彼はそうではなかったようだ。

誰も彼もに議論をふっかけて、突拍子もない主張をし、相手の気分を逆撫でした後に論破をして自分の溜飲を下げると言う具合である。
現代日本における「西村ひろゆき」さんのムーブに似ていなくもない。
(他にもスポーツ店でゴルフボールを万引きして、それを転売していたことなど)

が、これはウォーレンが損だと判断していった以降は、それが日をともなって改善されていったようだ。

スノーボール 改訂版 上 P184

定年後のための資金はほとんどAT&Tに投資していると教師たちがいうと、ウォーレンはAT&T株を空売りした取引メモを見せ、教師たちに胸焼けを起こさせた。「私は鼻つまみだった」とバフェットは言う。
 ウォーレンは論証のずば抜けた技術があって生意気なので、ひねくれた立場をとるのが得意だった。下院議員の息子だったからだろうが、一九四六年一月三日にラジオ番組に出演することになった。CBSの《アメリカの学校放送》という番組が、《ワシントン・ポスト》系列の地方局WTOPに収録を依頼した。土曜日の朝にウォーレンは局へ行き、ほかの四人の生徒とともにマイクを囲んで、”会期中の下院”を真似て議論した。
 女性司会者が、議論を盛り上げる役目をウォーレンにあたえた。ウォーレンは、馬鹿げた政策──所得税を撤廃するとか、日本を属国にするというようなもの──の肩を持って、説得力のある主張を行った。「常軌を逸した意見を支持する役目があれば、私に任された」しかし、議論のための議論がウォーレンには楽しかったとはいえ、賢しら口や電光石火の反論や意固地さは、おなじ立場の仲間に好かれるという目標のさまたげになった。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 行動記録 | トップ | 薩摩注意情報 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

雑感」カテゴリの最新記事