とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

似ている曲はなぜ揶揄され、批難されるのか

2019-01-13 12:58:36 | 哲学・社会
似ている曲はなぜ揶揄され、批難されるのか。

ここでは批判(クリティーク:批評に当たる)の論述はせず、類似楽曲の後発創作の社会否定性を挙げていきたい。

このブログを開始した7年前の丁度今頃、一番最初に挙げた記事が以下のものだった。

音楽は何故価値があるのか
https://blog.goo.ne.jp/booter/e/e7061ab9c5f1e4deacd417d523211016


ここでは、音楽の価値とは、人を感動させる感動性と、場を高揚させたり雰囲気を作ったりすると言う、「場」を作るための功利性、そして、それを聞いている本人のアクセサリーとして自分の身分を紹介するための装飾性を挙げた。

感動は、アウエルバッハの「音楽に翻訳は必要ない。そこでは魂が魂に語りかける」とした、欧州の伝統価値観、そして装飾はコーランでの香油に例えた例がある。

こうしたものは作り出すことそのものが、作成者本人の才能やセンスに頼り切っていて、理論化されていない話である。
なので、手工業的に生み出されるその神秘のロジックに対して、それらの対価を支払っているのである。

それではそのロジックが確立された後はどうか。
それは他の人が容易に真似できるし、努力をしなくていい。
それでいて同等の対価を得られるのはおかしいとして批難されるのである。
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