萩原流行さんの死はいたみうるものだ。
下記はそれとは関係ない冷徹な文章である。ご了承頂きたい。
最新のニュースだけ見ると、警察が誠実な対応をしているように見えるが、こういうときに過去の記事が役に立ってくる。
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萩原流行さんバイク事故、「何で死んだのかわからない」...死体検案書に代理人怒る
http://response.jp/article/2015/05/23/251797.html
「公文書で東京都監察医務院が発行した公文書だが、直接死因は不詳。受傷から死亡までの期間も不詳。萩原流行は何で死んだかわからかないとなっている」。
4月22日に起きた俳優・萩原流行さん(享年62)のオートバイ事故で、妻で女優のまゆ美さんの代理人の堀内稔久弁護士は、死体検案書を取り出して訴えた。
東京・杉並区でオートバイ乗車中に事故にあった萩原さんは、同新宿区の東京医大病院に運ばれ、約1時間後に亡くなった。直接死因の不詳とは、病死や自然死、事故などの外因死、そのいずれの場合かわからないことを指す。同書には受傷から死亡までの期間を記入する項目もあるが、そこも不詳になっていた。病死、事故死などの死因の種類を問う欄や傷害が発生した場所なども空欄だ。
“わからないだらけ”の死体検案書の記載は、警察の死因究明に対する不誠実さの象徴に映った。まゆ美さんは言う。
「警察の情報しかないのに、警察の説明が一転二転したり、結局のところ検視はしてなかったことを、今月19日に初めて知った。これは何なんだと。これは会見で正直に話をしなければという気持ちになった」。
「(4月22日の)死亡確認後に東京医大の医師に心房破裂という原因があげられた。その後、24日まで杉並警察署に留まったが、そこでは何もなく、24日に今度は東北大学に司法解剖に回し、警察からその結果は5月19日までに出ると説明を受けた。ところが、19日に医師から結果は半年ぐらいかかると」。
その間、警視庁は萩原流行さんが生前かかりつけだった医療機関に出向き、担当者にこう伝えたという。堀内弁護士が言う。
「カルテを出せと。出さなければ押収すると言っているそうです。彼のカルテが押収されるのですか。被疑者は誰で、何のために押収するのですか。被害者のかかりつけ病院に対して、出さなければ押収するというのは、何のためなのか。言葉としてひどいのではないでしょうかね」。
まゆ美さんは、インターネットで批判されていることを重ねて、こう話した。
「うつ病だし、薬も飲んでいるが、人それぞれで違う。うつの人が運転すると危ないととらないでほしい。本人も仕事をちゃんとやっていたし、私は自分から起こした事故ではないと思っている。同じ病気を患っている人のためにも、そこは理解してほしい」。
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上記の記事と、現在の状況を総合して大筋はこんなものを予想してしまう。
・警察は事故発生当初、この事件をもみ消すつもりだった。
・ネットとドライブレコーダーの発達により、隠し切れなくなった。
・内部調査は滞りなく進められ、ネットでの検証画像が出回って批判される前に発表して事態を鎮静化することにした。
・事故発生は4/22、発表は5/22。つまり一ヶ月である。
・邪推だが、警察上層部は、事態鎮静化に手を打つ為に、発表は一ヶ月後とした。この発表時期とは、警察内部上層部の決定である。
私は日本の警察とは、諸外国の警察と比較して、かなり真面目にやっている機関であると思っています。「おいこら警官」でないと統制が取れないというのも理解しています。
ただ、人間の組織なので間違いがある。今回は人が死んでしまった。
であるので、自らの体制をきっちり裁いて欲しいと思います。
下記はそれとは関係ない冷徹な文章である。ご了承頂きたい。
最新のニュースだけ見ると、警察が誠実な対応をしているように見えるが、こういうときに過去の記事が役に立ってくる。
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萩原流行さんバイク事故、「何で死んだのかわからない」...死体検案書に代理人怒る
http://response.jp/article/2015/05/23/251797.html
「公文書で東京都監察医務院が発行した公文書だが、直接死因は不詳。受傷から死亡までの期間も不詳。萩原流行は何で死んだかわからかないとなっている」。
4月22日に起きた俳優・萩原流行さん(享年62)のオートバイ事故で、妻で女優のまゆ美さんの代理人の堀内稔久弁護士は、死体検案書を取り出して訴えた。
東京・杉並区でオートバイ乗車中に事故にあった萩原さんは、同新宿区の東京医大病院に運ばれ、約1時間後に亡くなった。直接死因の不詳とは、病死や自然死、事故などの外因死、そのいずれの場合かわからないことを指す。同書には受傷から死亡までの期間を記入する項目もあるが、そこも不詳になっていた。病死、事故死などの死因の種類を問う欄や傷害が発生した場所なども空欄だ。
“わからないだらけ”の死体検案書の記載は、警察の死因究明に対する不誠実さの象徴に映った。まゆ美さんは言う。
「警察の情報しかないのに、警察の説明が一転二転したり、結局のところ検視はしてなかったことを、今月19日に初めて知った。これは何なんだと。これは会見で正直に話をしなければという気持ちになった」。
「(4月22日の)死亡確認後に東京医大の医師に心房破裂という原因があげられた。その後、24日まで杉並警察署に留まったが、そこでは何もなく、24日に今度は東北大学に司法解剖に回し、警察からその結果は5月19日までに出ると説明を受けた。ところが、19日に医師から結果は半年ぐらいかかると」。
その間、警視庁は萩原流行さんが生前かかりつけだった医療機関に出向き、担当者にこう伝えたという。堀内弁護士が言う。
「カルテを出せと。出さなければ押収すると言っているそうです。彼のカルテが押収されるのですか。被疑者は誰で、何のために押収するのですか。被害者のかかりつけ病院に対して、出さなければ押収するというのは、何のためなのか。言葉としてひどいのではないでしょうかね」。
まゆ美さんは、インターネットで批判されていることを重ねて、こう話した。
「うつ病だし、薬も飲んでいるが、人それぞれで違う。うつの人が運転すると危ないととらないでほしい。本人も仕事をちゃんとやっていたし、私は自分から起こした事故ではないと思っている。同じ病気を患っている人のためにも、そこは理解してほしい」。
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上記の記事と、現在の状況を総合して大筋はこんなものを予想してしまう。
・警察は事故発生当初、この事件をもみ消すつもりだった。
・ネットとドライブレコーダーの発達により、隠し切れなくなった。
・内部調査は滞りなく進められ、ネットでの検証画像が出回って批判される前に発表して事態を鎮静化することにした。
・事故発生は4/22、発表は5/22。つまり一ヶ月である。
・邪推だが、警察上層部は、事態鎮静化に手を打つ為に、発表は一ヶ月後とした。この発表時期とは、警察内部上層部の決定である。
私は日本の警察とは、諸外国の警察と比較して、かなり真面目にやっている機関であると思っています。「おいこら警官」でないと統制が取れないというのも理解しています。
ただ、人間の組織なので間違いがある。今回は人が死んでしまった。
であるので、自らの体制をきっちり裁いて欲しいと思います。
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