大幸薬品「クレベリン」景品表示法違反を認めるも「返品は受け付けない」担当者

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大幸薬品「クレベリン」景品表示法違反を認めるも「返品は受け付けない」担当者
2022年5月4日17時35分
https://www.nikkansports.com/general/news/202205040000712.html

大幸薬品は4日までに、空気中の細菌やウイルスを除去できるとした「クレベリン」6商品の広告表示について、消費者庁から指摘を受けていた景品表示法違反（優良誤認）を認める見解を公表した。「実際よりも著しく優良であると示していた」とし、「関係者に多大な迷惑をかけ、深くおわび申し上げる」と非を認めた。

クレベリンを巡っては、消費者庁が広告には根拠がないとして再発防止命令を出していたが、大幸薬品は命令の差し止めを求めて法廷で争ってきた。司法の場では4月までに広告に根拠は認められないとする判断が示されている。

同社は5月3日、ホームページ上で声明を公表。クレベリンの広告表示が「あたかも使用すれば室内空間に浮遊するウイルスや菌が除去される効果が得られるかのように示していた」と説明。消費者庁の命令に従うとした。同社の担当者は「新しいパッケージにして商品の販売は継続する。これまでの商品の返品は受け付けない」と述べた。

新型コロナウイルス感染拡大を受け、同社はクレベリンの増産に踏み切ったが需要が急減。2021年12月期連結決算は純損益が95億円の赤字となった。
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ちな７ヶ月前：
（批判は冒頭部と35:00〜）