net news <日銀総裁人事>黒田氏の再任有力視 安倍首相「手腕信頼」(毎日新聞2017/11/02)~
安倍晋三首相は1日の記者会見で、来年4月に任期満了を迎える日銀の黒田東彦総裁について「手腕を信頼しており、金融政策は任せている」と評価した。首相が信頼感を改めて明言したことで、黒田氏再任を有力視する声が一段と高まった。(毎日新聞)
net news <日銀総裁人事>黒田氏の再任有力視 安倍首相「手腕信頼」(毎日新聞2017/11/02)~
安倍晋三首相は1日の記者会見で、来年4月に任期満了を迎える日銀の黒田東彦総裁について「手腕を信頼しており、金融政策は任せている」と評価した。首相が信頼感を改めて明言したことで、黒田氏再任を有力視する声が一段と高まった。(毎日新聞)
net news 加計学園問題:「首相は逃げた」今治の市民団体が批判(毎日新聞2017/11/02)~選挙結果が示している、偏向報道ばかりの加計学園問題に国民は、ウンザリ。
今治市の市民団体「今治加計獣医学部問題を考える会」の黒川敦彦・共同代表は1日、文部科学省で記者会見し、9月の臨時国会冒頭での衆院解散について「加計隠しだ。首相は『選挙戦で説明する』と言ったのに逃げた」と改めて批判した。
また、獣医学部新設計画を巡り学園が建築費を水増しして市に補助金を申請した疑いがあるとして、加計孝太郎理事長らについて、詐欺容疑などで同日、松山地検に告発状を提出したことを明らかにした。学園側は「ノーコメント」としている。【伊澤拓也】
net news 座間9遺体:「男に心当たりある」別の女性証言で発覚(毎日新聞2017/11/01)
「ワンルームの室内でそんなに遺体があったなんて恐ろしい」。神奈川県座間市のアパートの一室から2人の遺体が見つかり、この部屋に住む白石隆浩容疑者(27)が死体遺棄容疑で逮捕された事件。31日に新たに7人の遺体が見つかり、周辺住民に衝撃が走った。白石容疑者の逮捕につなげたのは、不審情報を基にした捜査員の追尾だった。
ツイッターで被害者と接触を図っていた可能性がある白石容疑者。事件が発覚した当日の30日にも、ツイッターを通じて別の女性と会おうとしていた。
警視庁捜査1課によると、24日から行方不明になっている東京都八王子市の女性(23)の兄が、ツイッターなどで情報提供を呼びかけたところ、別の女性が「相手の男に心当たりがある」と兄に名乗り出た。ツイッターで自殺を持ちかける手口などが男と酷似していたからだという。
兄から「こんな情報提供をしてくれた女性がいる」と相談を受けた高尾署の捜査員は30日、この女性の協力を得て男をおびき寄せることにした。男は待ち合わせ場所に現れた。その人物が同容疑者だった。
捜査員が追尾を続けると座間市内のアパートに行き着いた。捜査員は同日午後4時半ごろに任意の事情聴取を求めた。同容疑者のアパートの室内を捜索すると、遺体が見つかったという。ロフト付きのワンルームには、クーラーボックスや工具用の箱が八つあり、そのうち七つには人の頭部やバラバラにされた遺体の一部が入れられていた。【安藤いく子】
白石容疑者、風俗店に女性紹介
白石容疑者は座間市の一戸建て住宅で幼少期を過ごし、当時はおとなしい性格で目立たない存在だったという。最近は、風俗店などに女性を派遣する会社に勤めていた。
実家近くの住民らによると、白石容疑者は両親と妹と4人家族。数年前に母親と妹が別居し、実家には父親が1人で暮らしていた。近所の男性(83)は「父親は自動車関連の自営業で(容疑者が)時々戻って手伝いをしており、2カ月ほど前にも帰ってきていた。きちんとあいさつするいい子だったのに」と驚く。
白石容疑者は一時、東京・歌舞伎町にある職業紹介会社で、風俗店などに女性を派遣する業務を担当していた。今年2月には職業安定法違反の疑いで茨城県警に逮捕され、執行猶予付きの有罪判決が確定している。
実家近くでは8月以降も容疑者の姿が目撃されていた。30代の男性は、深夜に実家の玄関前に座り込む姿を何度か見かけた。「携帯電話をいじっていて、あやしい感じがした」と振り返った。【長真一、五十嵐朋子】
多数の犠牲、過去にも
今回の事件では、アパートの一室から計9人の遺体が見つかった。多くの遺体が見つかった事件は、過去にも各地で起きている。
群馬県では1971年、10~20代の若い女性が相次いで殺害され、山中や畑などに遺棄された。ベレー帽姿で被害者らに声をかけ、殺害したとして大久保清元死刑囚が逮捕。死刑が確定し、76年に執行された。
72年には群馬県内の連合赤軍の山岳アジトで12人の遺体が見つかった。その後、「総括」と称して仲間内のリンチ殺人が行われていたことが発覚。永田洋子、坂口弘の両元最高幹部に死刑が確定した(永田元死刑囚は2011年に病死)。
東京都と埼玉県で88~89年、幼女4人が相次いで行方不明になり、宮崎勤元死刑囚(2008年執行)が逮捕され、遺体も相次いで発見された。92~93年には大阪府の愛犬家ら5人が相次いで殺害され、長野県で遺棄された。犬の訓練士を自称する上田宜範死刑囚(63)が逮捕された。
神奈川県平塚市のアパート一室では06年、5人の遺体が見つかった。県警はうち娘1人の殺害容疑で母親を逮捕(懲役12年が確定)した。乳幼児3人の遺体の死亡経緯は判明しなかった。
兵庫県尼崎市では11~12年、貸倉庫のドラム缶から女性の遺体が見つかったことをきっかけに、民家床下から3人の遺体が見つかるなど計8人の死亡が確認された。首謀者とみられた角田美代子元被告は12年に留置場で自殺した。【伊藤直孝】
多数の遺体が発見された主な事件
1971年 群馬県の山中などで若い女性8人が殺害され遺棄
72年 群馬県の連合赤軍アジトで12人の遺体発見
88~89年 東京・埼玉の幼女4人が殺害され相次いで遺体発見
92~93年 大阪府の愛犬家ら5人が殺害され遺体が遺棄される
95年 福島県須賀川市の祈とう師宅で信者6人の遺体発見
2000年 東京都世田谷区の民家で4人が殺害される
06年 神奈川県平塚市のアパートで5人の遺体発見
11~12年 兵庫県尼崎市などで8人の死亡が確認される
13年 山口県周南市の山間集落で5人の遺体発見