ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

平成の名水百選祝賀と兼ねて、農業体験IN八重の棚田の田植え

2008年06月29日 22時08分29秒 | Weblog
 先ほど目が覚めました。

 今日は「農業体験IN八重の棚田」の田植えだったので、終日それに費やすことになりました。
 今回は集落内にある甲突池が「平成の名水百選」に選ばれたこともあり、その記念祝賀セレモニーが短時間ながら、田植えに先立って行われました。したがって、今までは午前と午後に分けられていた一般の田植えと棚田オーナー制度の田植えも同時に行われました。
 朝方の大雨も田植えの頃には濃霧となり、終わる頃には青空が広がりました。

 TVなどマスコミ関係者も多く、7月にはNHKやKKBなど地元数局でその模様が放送される予定です。
 様々な目的で参加をされている方々が多数集中したので、ピーク時で170名を越えていたのではないかなと思います。
 参加者が帰った後、地元で片付けを行い、引き続き飲み会となったため、疲れも併せて帰宅後すぐに


 ただ、今回いろいろなことを考えさせられました。
 多数集まったのはよしとしても、田植えの仕方を教える地元スタッフが拡散してしまい、仕上がった苗の様子があまりにもひどい・・・。田によっては、何を勘違いしたのか、参加者が植えた苗の上を小さい子が走り回り、ぐちゃぐちゃになっている田もありました。
 ・・・ すぐそばにいる親はなんで注意しないのか?!
 また、田植えもしない、田にも入らない、ただ、参加者の田植えの姿をカメラに収めようという人々も多かったのです。彼らもシャッターチャンスを待つのではなく、「きょうだい一緒に苗を植えて」とか「そこの方、どいてもらえませんか」などと「いい写真」を撮らんとして、注文をいっぱいつけている方もいました。
 ・・・ 人に見せるために田植えしているわけではないんですけど。

 3日ぐらいして田が落ち着いてから、地元で苗を植え直しです。もちろん、植え方のまずいところだけですけど。


 事業が大きくなるにつれて必要なのはスタッフの数の確保です。
 地元は高齢者の割合がやたらと高い34世帯で実働20名ちょっとしかいません。炊き出し、田植えなどで拡散するのは当然です。名水百選のセレモニーのために皮肉にも結果としてこうなってしまったのはよくなかったと思います。今はまだ高齢者のみなさんもお達者ですが、5年後、10年後を考えると、事業のあり方を見直さざるをえない時期がくるでしょうね(飲み話でしたが)。

 とは言え、まずは終わって一安心です。
 みなさん、ご苦労様でした。
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