夫が私が好きそうと選んで借りてきてくれたDVD。
「プール」、「食堂かたつむり」と「南極料理人」。
期待の薄かった「南極料理人」にはまりました!
おもしろい!
フードコーディネータの飯島さんの作品だけあって、料理シーンがおいしそうなのはもちろん何ですけど、堺雅人さん演じる調理担当の西村が、おいしいごはんで隊員を喜ばせようと奮闘する様子がとにかくおもしろい。
自分にかぶるところがいっぱいあって思わず「わかるわ~」って、娘を抱っこで寝かせながら1人でクスクス笑ってしまいました。
隊員たちが好き勝手に、でもおいしそうに食べるのを満足げにみてるところとか、隊員のわがまま(ラーメンが食べたいとか分厚い肉が食べたいとか・・・)を何とかかなえようと頑張ってみたり・・・。
一番共感してしまったシーンは、お誕生日の隊員に何が食べたいかとしつこく聞く西村に、その隊員が一言「飯をくいにここに来てるわけじゃないから」って。
まるで夫や息子に言われているみたいに感じちゃいました。みんなそれほど食に関心があるわけじゃないのですよね・・・。
私は1日のうち大半は食べること考えてる気がします。自分でもあきれちゃうくらい。
家族のタメなんていいながら結局自分の楽しみのタメだったり・・・ちょっと押し付けがましいですよね。
でも、人においしいって食べてもらう姿を見るのって幸せ。私のパワーの源です。
映画の雰囲気も今までにない感じで(静かで淡々とした感じ?)おもしろかったので、この監督の映画をもっと見てみたいと思ったけれど、新人の監督さんみたいです。
久々におもしろい映画に出会いました。
もう一つ最近テレビで感動したこと。
40代で筋ジストロフィーにかかり、それ以来27年間1日1絵を描き続けている野崎さんという方のニュース。
日々感じたものを1つだけ。毎日絵にしてコメントを書いて。
何気ない絵と一言がとても素敵で、本に出版もされているそうです。
「何のとりえもない自分だけど、こうやって好きなことを愚直に続けてきたことで、自分の生き方がようやく形になってきた気がします」って。
「愚直」、好きな言葉になりました。
どんなことでも続けるのって難しい。
そういえば、野球の松井選手が小さい頃からお父さんに教えられた言葉にも感動したことがあったな。
「最初から天才はいない。何でもあきらめずに続けられることが才能だ」だったかな?
私も料理をこんなに飽きずに続けられるのも、幸せなことかな・・・。
p.s.写真はめずらしくサンドイッチの朝食。飯島さんの超熟CMいつもおいしそうで・・・。
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「湯気」の魅力を思い出させてもらった本でした。ラーメンとかひときわおいしそうだった。
炊き込みピラフとか参考にしてます。
飯嶋さんも最初から「プロの料理家に!」と
意気込んでなったというより、
好きなことやってたら人の目に留まって・・
みたいな人だったよね。
絶対好きそうな映画だな~と思ってました。
湯気ね、寒い季節は特においしさが増すね。
好きなことがあるのって、幸せなことだよね。
仕事にできるかどうかは、いろんなタイミングとか縁とかあるんだろうけど・・・。
今度みてみよ~。
「プール」は原作漫画だけ(見逃した)、
「食堂かたつむり」は両方楽しみました。。
それにしても、ダンナさんのセレクト、ウチのダンナさんより私をわかってる(笑)?と笑っちゃったくらいでした。
かたつむりは断然小説のほうがおもしろいと思うので、是非読んでみて!
時間ができたら・・・
「プール」もよかったよ。でも「めがね」とかなり似てるかも。