神戸泊の翌朝 朝ごはんは「にしむら珈琲店」で
神戸に泊まった時は、近くに有ればここでのモーニングを食べるのが二人とも楽しみなのです
二種類あります モーニングとしては少し高めですけど、とても豪華版で美味しいのですよ
オープンサンドのように見えますが、実はフランスパンが二枚重なっていて、挟んで食べます
今回も美味しかった 満足!満足!
三宮で朝食をゆっくり食べた後は、京都へ向かいます
阪急電車を乗り継ぎ、この日の宿泊は四条大宮 ホテルに荷物を預けて、プチ観光へ
相棒の妹夫妻と待ち合わせが有るので、二時間位しか時間がありません
四条大宮から嵐電で仁和寺へ行く事へ・・・・
御室仁和寺駅から仁和寺は歩いてすぐです
御室とは、宇多天皇が仁和寺内に御室(住居)を営み、法務の御所としたので、御室御所と呼ばれ、仁和寺の別名になったそうです
そしてここの駅は、嵐電の駅の中で一番風情のある駅で、駅舎に掲げられている駅名板は旧文字で書かれており、
近畿の駅百選にも選ばれています
駅をでるとすぐ目の前に大きくて立派な二王門が見えました
真言宗御室派総本山。仁和2年(886年)光孝天皇が仏教の隆盛を図るため、「西山御願寺」の建立を発願され、宇多天皇が仁和4年(888年)年その造営を完成。ユネスコの世界文化遺産に登録されている。
境内の中門内の西側一帯に遅咲きで有名な「御室桜」の桜林がある。江戸時代の儒学者貝原益軒の「京城勝覧」という京都の名所の案内書にも、吉野の桜に比べて勝るとも劣らないと絶賛されており、大正13年に国の名勝にも指定された。
二王門 <重要文化財>
仁和寺の正面に建つ巨大な門。高さは18.7mで重層、入母屋造、本瓦葺。門正面の左右に阿吽の二王像、後面には唐獅子像を安置します。同時期に建立された知恩院三門、南禅寺三門が禅宗様の三門であったのに対し、平安時代の伝統を引く和様で統一されています
HPから寺内のマップ 広い敷地内を、時間に限りが有るので、少し駆け足での観光です
良いお天気で、暑い暑い・・・・・
「御室桜」の桜林
毎年春、仁和寺は満開の桜で飾られます。金堂前の染井吉野、鐘楼前のしだれ桜などが競って咲き誇ります。その中でも中門内の西側一帯に「御室桜」と呼ばれる遅咲きで有名な桜の林があります。古くは江戸時代の頃から庶民の桜として親しまれ、数多くの和歌に詠われております。
また、花見の盛んな様子は江戸時代の儒学者・貝原益軒が書いた『京城勝覧』(けいじょうしょうらん)という京都の名所を巡覧できる案内書にも次の様に紹介されています。
「春はこの境内の奥に八重桜多し、洛中洛外にて第一とす、吉野の山桜に対すべし、…花見る人多くして日々群衆せり…」と記され、吉野の桜に比べて優るとも劣らないと絶賛されており、近代大正13年に国の名勝に指定されました
私達が仁和寺を訪れたのは真夏の暑い時期なので、青々とした葉が茂っていました(桜なし、当たり前ですよね)
桜が満開の写真は 仁和寺のHPからです
こんなに綺麗な風景が広がるんだ・・・・見て見たいなぁ
金堂 <国宝>
仁和寺の本尊である阿弥陀三尊を安置する御堂。慶長年間造営の御所 内裏紫宸殿を寛永年間(1624〜43)に移築したものです。現存する最古の紫宸殿であり、当時の宮殿建築を伝えるの建築物として、国宝に指定されています。堂内は四天王像や梵天像も安置され、壁面には浄土図や観音図などが極彩色で描かれます
しばし手を合わせてお参りします
経蔵 <重要文化財>
寛永〜正保年間の建立。宝形造、本瓦葺。正面に両開きの板唐戸、左右に花頭窓を付け、禅宗様で統一されます。
内部は釈迦如来・文殊菩薩・普賢菩薩など六躯を安置し、壁面には八大菩薩や十六羅漢が描かれます。
内部中央には八面体の回転式書架(輪蔵)を設け、各面に96箱、総計768の経箱が備えられており、その中には天海版の『一切経』が収められています。
鐘楼 <重要文化財>
入母屋造、本瓦葺。 「鐘楼」の「楼」とは元来二階建ての建物を指します。階上は朱塗で高欄を周囲に廻らせ、下部は袴腰式と呼ばれる袴のような板張りの覆いが特徴的です。
また、通常吊られた鐘は外から見ることが出来ますが、この鐘は周囲を板で覆われており見ることが出来ません。
五重塔 <重要文化財>
寛永21年(1644年)建立。塔身32.7m、総高36.18m。東寺の五重塔と同様に、上層から下層にかけて各層の幅にあまり差が見られない姿が特徴的です。初重西側には、大日如来を示す梵字の額が懸けられます。
塔内部には大日如来、その周りに無量寿如来など四方仏が安置されます。中央に心柱、心柱を囲むように四本の天柱が塔を支え、その柱や壁面には真言八祖や仏をはじめ、菊花文様などが細部にまで描かれています。
美しい姿の中にも、重厚さを感じられます 迫力もあるよね
九所明神 <重要文化財>
仁和寺の伽藍を守る社。社殿は本殿・左殿・右殿の三棟あり、八幡三神を本殿に、東側の左殿には賀茂上下・日吉・武答・稲荷を、西側の右殿には松尾・平野・小日吉・木野嶋の計九座の明神を祀ります。
九所明神の最古の記録は『御室相承記』に、建暦2年(1212年)に境内南にあったものを東に遷宮した事が書かれています。現在の建物は寛永年間に建立されたものです。
ざっと見所は見てきたので待ち合わせ場所へと来た道を戻ります
帰る前に、「御朱印」を頂きに御殿手前の納経所へ立ち寄りました
ここから、四条大宮へ戻り、阪急西山天王山駅まで行きます
電車からの風景にかぶりつきの小学生(多分・・・・・)
乗換駅の「帷子の辻駅」にて
10月14日は鉄道の日。
平成21年、江ノ電と嵐電は姉妹提携を結んだそうです。
姉妹提携をきっかけに誕生した江ノ電と嵐電のイメージキャラクター「えのん」と「あらん」。
そして江ノ電には嵐電イメージカラー京紫色の電車が走り、嵐電にも江ノ電のイメージカラー「緑&クリーム色」の電車が走っています。
この電車は、江ノ電のイメージカラー「緑&クリーム色」 そして、えのんちゃんがプリントされてました
阪急西山天王山駅で待ち合わせは、「サントリービール京都工場」の見学へ行くためでした
実は、相棒はここに来るのは三度目です(熊本も2回行ってます 笑)
こんな写真も撮れます
多分、私達だけだろうけどな~~~~♪
見学した後は、たっぷり出来たてのビールを楽しみました
暑い京都の夏ですもんね これが一番のお楽しみですね(笑)
グラスの形によっても香りをたのしんだりも出来るそうですよ
幸せ❤
ビール工場見学の後は、再び京都へ
今度は河原町へ向かいます 京都一番の繁華街です
河原町到着
あちこちで祇園祭の飾りがあったり、お囃子が流れていてお祭り一色でした
夕ご飯までにはまだまだ時間があります
そして、ビールをたらふく飲んだため、まだお腹は空いて来ないしね
先斗町を散策してみました
京都らしい雰囲気を味わえます
祇園の山鉾巡行 可愛いでしょ
今の季節、川床も楽しめますよね 一度は体験してみたい
散策していると、暑くなりました
ちょこっと休憩
黒蜜ミルク氷
宇治金時氷
抹茶クリーム白玉あんみつ
抹茶蜜のところてん
どれも美味しかった 満足
京都四条南座 も 見えました
八坂神社御旅所(祇園御旅所/四条御旅所)
八坂神社の御旅所は古くは「大政所御旅所」と「少将井(しょうしょうのい)御旅所」の2ヶ所があったが、1591年(天正19)に豊臣秀吉の命により四条京極一ヶ所に移転した。1912年(明治45)四条通り拡幅に伴い現在の姿となった。毎年7月17日の神幸祭に八坂神社からの神が渡御し、24日の還幸祭までとどまる場所である。
食事を予約した所の近くまで行きましたが、予約時間まで時間があったので近くを散策
少しだけ祇園祭の雰囲気を味わえたかな~
大船鉾 HP⇒ http://www.ofunehoko.jp/
幕末の騒乱で鉾本体を焼失以来、長らく山鉾巡行に参加できなかったそうですが、焼失より150年目にあたる平成26年7月、後祭り巡行への復帰を果たした鉾だそうです
見上げるような立派なものです
南観音山
「下り観音山」とも呼ばれ、後の祭の山鉾巡行の殿(しんがり)をつとめる曳山だったが、前祭・後祭が合併してからは巡行自体の殿をつとめることになった。真木の松の横枝には尾長鳥をとまらせている。諸病を防ぐといわれ、山鉾巡行では柳の大枝を差し、山の四隅には菊竹梅蘭の木彫りの薬玉をつける
そろそろ食事の時間 お店の方に戻ります
さっき見た、大船鉾に子供さんが乗っていました
いただきます (^^♪
夜も更けると、提灯に灯りが灯っていました
まだまだ京都の夜は賑やかの様です
ホテルにて 気分は祇園祭かな
明日は、京都をプチ観光 観光バスで 名所を回ります
仁和寺というと、すぐ思いだすのが兼好法師「徒然草」です。
この仁和寺の法師たちのことをエッセイで書いています。
受験勉強で暗記させられました。(笑)
昨年、西国街道を歩いた時、寄り道で天王山に登りました。サントリー山崎工場は、この天王山の所にありますね。ちょうど下りてきたとき、ウオーキングの団体さんが登ってきました。聞くと帰りにサントリーでビールの試飲をするそうです。私たちは、これから京都に向かって歩いていましたが、ビールの試飲に行きたかった・・・・・・。(でも飲んだら歩けませんよね)
暗記はしませんでしたが、徒然草、思い出しました!
行った時には全く思い浮かびませんでしたけど
今回はいらっしゃいませんでしたが、前回行った時は天王山登山の最終ゴールをビール工場にされていた団体さんがいらっしゃいました
嵐電ウォークなどで、仁和寺界隈を幾度となく歩いています。詳しい歴史などを再認識することが出来ました。
台風が気になる夜となりました
北九州はまだ雨も風もひどくは有りませんが・・・・・
京都は本当に見るところが沢山あって何度行っても良いですね
今回は急遽の京都観光になったので、少し予定を詰め過ぎたかな(笑)と反省です
のんびり余裕を持って訪ねたいですね