桜空

コンクールの終わった次の日に一日だけ娘のために時間をとった

普段お互いに忙しくてなかなか一緒にいられないからである

最初は横浜の中華街に行って美味しいチャイナランチを食べて、韓流コスメを買ってぶらぶら探索、と思っておったのじゃが
シートパックに凝っている私らは、韓流なら新大久保じゃね？ということになり、そして最終的には何故か上野アメ横安物洋服買いツアーに。

出かける前に一仕事終わらせるのが掟の私は、3月納品予定の看板を仕上げ、明日の仕込をし、娘には今日の分の宿題を強要した。

上野に行ってランチは何を食べようか？と相談し
「廻る寿司にしよう」ということになった。
娘は安心して寿司屋に連れて行けるのだ。

初アメ横の娘はいろいろなものを興味津々みつつ
結局は結構つまんないものを手に入れた（笑）

廻る寿司を捜しながら歩いたけど見当たらず、立ち食い寿司というのがあったので腹減り親子は
「ココデイイカ」とのれんをくぐったけどこれが大正解だった

安いし美味しい。二人でお腹いっぱい食べて3000円だ
卵だけは自家製じゃなかったようだけど（もっともいま自家製の卵焼きはあまりやらないそうだが）
また行きたいと思うくらいだった

洋服を物色し、私は春物のカーキ色のコート690円とロングスカートを990円を手に入れ、そして娘もいろいろ物色して
今度は定番の“みはし”へ

デートのあがりに上野恩寵公園の桜を見て帰宅
ぐったり楽しい一日であった

そしてまた明日からレッスンは続く

FLAPコンクール

連日激しい練習をこなし、やっとコンクールの当日になった

母はこんな時に何の役にも立たないので、せいぜい日銭を稼いでせっせとバレエに貢ぐのだ

当日の朝、娘は7時50分にスタジオへ
そこから車を出してくださった方に載せていただき、現地へ
母は少し遅れておっかけ現地入り。

なんにも出来ないけど久しぶりにデジタル一眼レフを出して激しくドキュメンタリーを撮り、現場からの生の叫びを記そうと思う

そして私はごくうざったくシャッターを切り続けていた

熱心に調整をする娘


プレコン、ジュニア、シニアの部と続く
それぞれの出番の前の緊張感、高揚感、そして不安　いろんなものを綯い交ぜにした小さいけどダンサー達の顔は素晴らしいものだ

先生もひとりひとりに顔を造ったり、お団子の調整をしてくださったりといつもながらに丁寧で心の籠った指導に頭が下がる


母はただ娘の舞台が無事に終わる迄、おろおろするばかりで
あまりおろおろしているので、お腹が空きすぎてくらくらしてた



長い時間出番を待ち、やっと娘の舞台が終了。
ありがたいことに、転びもせず、いまの娘の力量一杯に踊った、という感じ。
鼻っ柱は強いくせに、ふてぶてしいところが無い娘だから審査員へのアッピールが少ないのが玉にキズ

終了は夜の9時半頃

長い戦いの一日だった

結果はプレコンで優秀賞をいただいたダンサーと、シニアではなんとなんと堂々3位！の成績を納めたのだ

シニアの発表は最後の最後だったから、残っていたスタジオのメンバーが総出でヨロコビを分かち合い、先生はとうとう感激で泣いてしまった。
私はあんなに泣いた先生を見たのが初めてで、それを見てた娘も泣き、みんな感動の場面だった


しばらく余韻が続く

いいコンクールだった

rallegrareの看板制作 final

今朝のニュースで被災地の野球少年達のところにプロの選手が激励にスポーツイベントを行う様子をリポートしていた

野球少年A君はニュース記者の「どうだった？」という質問に対して

「すごくどきどきして楽しかった」というコメントをした

感激屋の私はその言葉を聞いただけで
なんと素敵な感動的なスバラシ的なシンプルで原点な発言をする野球少年なんだろうと、昨夜のバレエコンクールの感動の余韻もさめやらぬ頭で考え、
また目には涙が浮かんでしまった。全く乾かない目で困ったもんだ


「すごくどきどきして楽しかった」

どきどき、わくわく。そういった感覚がどうして大切か、素晴らしいことなのか、分らない人にはわからないだろうが
いま、実家の母にはこういった感情が徐々に失われつつあるのだ
失われつつ、というかどちらかというと、残り少なくなって来ているような感じである。

なにもしたくないし、興味もわかない

興味が湧きそうな本を買って行っても、お菓子を買って行っても、以前は大好きだったネイルを買って行っても、化粧品を買って行っても
ありがとうと少し嬉しそうな顔をするけど長い時間は続かないのだ
私はなんとか滞在している時間一杯笑わせようと努力している。笑う、笑顔になる、ということは命に活力を持たせると信じているからだ

先の野球少年はプロの選手との想い出を思い返しては幾日も楽しかった感情を思い起こせるだろう
若い、病んでいない、という事は結局そういうことなのだ。


むつみさんの看板が仕上げに入った
薬指のリボンの部分にはセヌリエを使う事にした

ピカソに使ってもらう為に開発された、どこまでも柔らかいパステルである
使い方を間違えるとチョークアートでは大変なことになってしまう

ワンポイントで使用して、すぐにフィキサで押さえるのが正解

光るポイントを入れて、飾り罫を作り、完成する

あとはラッカーでフィニッシュ

むつみさん、「すごくどきどきして楽しかった」よ。ありがとう



　

rallegrareの看板制作6

ネイル部分への着色　

色を調整しながら慎重にすすめる

ロゴを薄いピンクでグラデーションを付け、仕上げ
全体像が出来て来た

リボン部分の文字も抜いた
うん、綺麗に抜けて良かった

これでメインの手のネイルを付けたら仕上げに入る

いつも思うのだけど、チョークアートを描いてる時って、結構楽しい。
そんでもってそろそろ仕上がる、って言う時ってなんとなく物悲しく無いだろうか？
例えていうなら“ひと夏の恋”みたいな。

“ひと夏の恋”は経験した事が無いから当てずっぽうなんだけども、意外と良い線言ってるんではないかなとニランんでる。



サンキュー、楽しい想い出になったぜ、みたいな。

この看板が仕上がったら、今度また楽しい看板を作る事になるので、またブログで進行状況を報告しましょう！

バレエコンクール

明後日、娘はバレエのコンクールに出場する。
連日レッスン漬けの娘、好きこそなんとかのなんとかかんとか。とは言うものの、
体は大人になりつつあるも、ココロはまだ子供なので「遊びたい、食べたい飲みたい、わがまましたい」さかりである。
その欲求の押さえが時々噴出する
時々、というよりかは頻繁に噴出する
というよりかは、もうこのさい、常時！噴出しまくってる

バレエの持ち物を入れて持ち歩くキャリーバッグを用意すること、と言われたというので
昨日ようやく時間の取れた私は「いいかい、この宿題をきちんとやってからくるのだぞ」と固く固く約束をしたのに
あんなに約束をしたのに、しかもしかも友達も買ってない子を連れてくると言うので「17時に集合ね」と言ったのに
15分も遅刻して来て、「あ、ごめーん」だと！
まぁ、しょうがないので近所の複合ショッピング施設へgo

ああだ、こうだいいながら物色をするも
あまり品数も無い上にツーマッチエクスペンシィヴだ

しかしこれがいいという品が決まったので、深呼吸してから

「で、宿題は終わったのかぃ？」と聞いたらばさ

「え。まだ、少し残ってる」

その時点で買い物は中止して即帰宅。女の子の母親は甘い顔なんかしてられないんだ！
女は増長する！したたかだし、すぐ隙を見る、計る！
いま、まさに勝つか負けるかの世界なのだ

ふくれっつらをしてる娘を尻目に帰宅
キャリーバッグは宿題がきちんと提出された時点で母親が買いに行くと言う事になった


で、今日さ。

朝から仕事を2本こなす。
仕事終わって即ボクササイズへ。来月から時間帯が変わるので、もう逢えなくなってしまう会員さんも中にはいるんだろうな
今日も先生はりきって教えてくださって良い汗かいたら即着替えて公文教室に宿題提出して電車に飛び乗り「アメ横」へ

私が落ち着くときって、一体いつなんだろうなー、、、なんて漠然と思いつつ電車に揺られる

アメ横の鞄屋やABAB、ANAP、上野松坂屋などを捜し歩いて、これだ！というものは無かったにしろ
これならきっとご満足いただけるというものにであった

ミニーマウスだ
ピンクとブラックだ

がしかし、これをだ、持ち帰るのにだ、今持ってる荷物を入れて引いて帰るのが正しい。でも私が引いていては決して似合わない
電車の中でもなんとなく居心地が悪く、さりとて

「これ、娘のなんですよー。今さっき購入してね、持って帰るとこなんですよ、ええ、私のではもちろん無いんですよー」と
車両の中心で叫びたいが、無理だ

やっとこさ家に着いたら、一緒に出場する仲間とネイルごっこ
こういうところは可愛いんだけどな


明後日がんばってくれろよ