なんかつくってりゃしあわせ

なんかつくってりゃしあわせ。。。

QOL

2011-09-30 18:20:40 | 雑感
“金木犀”の香りを感じた今朝「そろそろ本格的に秋なんだな」と思った。

毎年それを感じると周りを見渡し、“金木犀”の木を捜し花の開き具合なんかを見るのだけど
今年の私は鋭敏だったね、まだ殆ど開花していなかった。

“金木犀”が咲いて終わり、そして椿や侘助なんかが咲くのね。
そんでもってストーブには牛骨の入った大きな寸胴がきっとかけられて、そのストーブの前にユージンが陣取っている様をはっきりと感じるよ



それぞれの儚い人生に
それぞれの尊い出来事がある

私の今迄の生きて来た年月にも
4度ほど「もうだめかな」と思った事があった

一度目はオーストラリアのグレートバリアリーフ、シュノーケル中の未事故で。
二度目は彼氏が運転するベ○ツの中で高速道路をものすごいスピードで走りながらも、変なタイミングで別れを宣告してしまい、彼氏が動揺して激しく泣いてしまった時。
三度目は腹膜炎で救急車で運ばれた時。
四度目は東日本大震災の時、水戸で被災して。

それぞれに激しい思いをし、後悔をし、懺悔をし、過ちはもう二度と繰り返しませんなどと口の中で唱えてきたけど
そうは簡単に立派な人間になれるわけもなく、
現在も過ち多き、懺悔多き人間なのである。



少しは頑張れよ、ワタシ。





QOLというのを時たま考える
「Quality of Life」とは、その人の人生における質の意味であり、医療の現場などではこの言葉はポピュラーかもしれない。

ウィキペディアによると、
一般に、ひとりひとりの人生の内容の質や社会的にみた生活の質のことを指し、つまりある人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出しているか、ということを尺度としてとらえる概念である。で、ある。

私の人生のマラソンもハーフ折り返してどこまで走ってきているのだろうかはわからないけど
心臓が動いているのと、人生が充実しているか否かは全く別問題であり
じゃあ、難しいこと捏ねくりまわしてないで、実際のとこはどうなのよ?と良く私は自問自答をしている。


過ち多き、懺悔多き人間なワタシなんだけども、二つだけは胸を張って言える
「旨いもん喰った時」「旨いもん作った時」
その時「Quality of Life」を激しく感じるね。


ああ、もうひとつ先に立たない後悔ばっかししてる私にとっての「栄養剤」に
接客業でお客様に「ありがとう」と言われたときなんか結構感じますな、「Quality of Life」。

それもただの「あ、ありがと」じゃなくって、その方が思いもよらなかったジャストタイミングでナイスなサービスを
私が提供出来た時、その方の目が輝いて「わ!ありがとう!」と、ただの某シアトル系コーヒー店に来たお客さんAではなく、素の人格が出た時、
私は全身で満面の笑みを浮かべようかな。

お客様から本音の「ありがとう」の言葉をいただいて、毎日が輝いていくのだろうな、などと思う訳である。

Wの悲劇

2011-09-27 20:14:16 | 雑感
(タイトルは本文となんら関係ありません。)

ぶっきらぼうで、高飛車、そして愛情の薄い私である。

たまたま接客業に携わるようになって、そういった自分の弱点が見えるようになった。



接客業をする前は、私から見た全ての世界であったのが
お客様から見た私(達)という視点で見る事の訓練を受けて来た。

まずは身嗜み。
そして心のこもった挨拶。
決してあらぬ方向を向きながらのかけ声とは違い、どんな方がいらしたかの「確認作業」である。

そして丁寧な接客。
丁寧と言うのは「良く聞いて」「迅速に的確に対処する」ことであろうか

お客様が店を後にするまで快適さが続いているかを「見守り」そして
来店してくださったことへの感謝の挨拶で終わる。


レジでお迎えするお客様の中には、普通に暮らしていたら絶対にお友達にならないであろうと思われる方でも不公平無く対応する事が正しい。
つまり、普段の生活では
「ケッ! このやろう!最低なヤローだな、ぺっぺっ!」などと感じた方には決してコチラからは近寄らず、挨拶等もせず、目も合わせず、気配も感じさせずに一生が終わるのであろうが、
接客業であれば、そこはそれ、さまざまな、実に実にさまざまな方が現れる。

そして私(達)は笑顔とともに対応する。


つまりそういったさまざまな方に対応する訓練をしているうちに、気がつくと人間を受け入れる幅が広がっているのですな。
少なくとも、私はそうであるんだろうな、と感じる。
本気で接客業を考えた時の終点に、寛大で聡明な人物像が浮かび上がる。


接客業をする前は、私もどこかのお店でぶっきらぼうにふるまったことを思い出し、恥ずかしい思いをする。
高飛車にもなった私もいる、そして無言でレジに商品をおき、支払いをしてその店を去った事もある。

いま、私がレジで対応する方の中にそういう方がもしいるとするならば、過去の自分の姿を見せられているようで結構辛い。
そしてなおさら真摯にその事実を受けようとも思う訳だ。

屈辱の時間

2011-09-24 20:30:24 | 雑感
瑣末の一般市民の、日常生活を過ごしているわけなんだけども
その、のんべんだらりとした日常生活で一番屈辱を感じるのが「デンタルケア」なのだ。


昔から歯医者が苦手

歯医者が苦手ってよりは虫歯なりを治してもらう治療の痛いのが苦手で、
だから通っている歯医者さんは腕が良く、感じが良く、そして髭のそり跡の真濃いヤマオカ先生には是非とも身体を大事に過ごされて欲しい。

通いつづけて18年。はっきりいってもう赤の他人では無い気がするのは私だけだろうか(勝手に言わしといてください)



しかし諸君、あれだね。

他人に口の中を探られる、ってのはまず類のない屈辱ではないだろうか?
椅子に座って仰向けに倒されて、大きく口を開けっ放しでぐりぐりやられたり、水をかけられたりさ。
「なんかあった時は左手をあげてください」とか言われたぐらいにして

口の中って、非常に無防備なもので、その人の生き様がはっきり出ていると思う。

綺麗な顔した姉さんが、大した治療も受けずにいたおかげで虫歯だらけ
それとは正反対に、きちんと手入れされた清潔な歯並びを持っている年配の方もいるわけだ

屈辱って言い方は非常にあれなんだけども、私は半年に一度はクリーニングと検診に通い、絶対虫歯を作らないように努力してるわけだ
つまり、前向きに屈辱を味わっているわけだ。
あれ?おかしいな、変な感じになってるぞ


えと、屈辱だけどそれは非常に前向きなのだ!


奥歯のほうの治療(クリーニング)だと、結構先生の手が入る
それだもんだから、顔だってきっとめっちゃ変顔に成り果てているだろうさ
口の中って粘膜だぞ!
粘膜に手を突っ込まれて、器具を突っ込まれて治療されるなんざ産婦人科だけかと思っていたぞ。

椅子に仰向けになって、もうアナタに委ねるしかありません
(痛いかもしれないっていう)恐怖と、アタシの口の中なんて見せたく無いという屈辱と、そうは言っても18年間ヤマオカ先生だけなんだから、というヨコシマなキモチを綯い交ぜにして今日も私はデンタルケアに立ち向かっているわけだ

ストック&フロー

2011-09-24 09:15:30 | 雑感
昨夜、友人達と飲み会があった


飲み会の終盤である方が言ったことば
「誰でも1千万くらいは持ってるんじゃないのー?」
その応えにはっきりと応じる人は何故かいなかったけど
私はその時「まぁ、持ってるだろうな」と思った。

それはストック(キャッシュでも不動産でも)であろうが、フローであろうが、或は生命保険などのようなものであっても、だ。
一千万円分の生命保険、ことに20代の若い人が一年ものの定期保険でハダカで持ってたら、毎月千円かかるか?ってなもんだ
それが障害保険なんかだったら、ハーゲンダッツのシングルのアイスクリームより安いかもしれない。
終身保険だったらある程度はかかるかもしれないけどそれだってたかが知れている



意外と自分が抱えてる財産が幾らだか把握してない人が多いと思う


かくいう私も保険関係のものはある程度把握しているけど
意外にそういうものってのは誤差があるものだ
誤差、っていうのは一千万かけてて一千万きっちりではないのかもしれないよ、っつーことである。


良く医療保険なんかで入院一日目から出ます!って謳ってる商品があるけど、あの良さが分からない。
たかだか2,3日の入院分の保険っていかほどだろうか?と思うからである。
保険をもらうには入院証明書が必要でそれは病院によって値段が違う
5000円程度のところもあるけど1万円するってとこもあるらしい
しかも証明書って名のつく物はめんどくさい手続き(なんとか証明書とってきてだの)があって
複数の保険会社と契約してる場合はその数だけ取って申請しなければならないのだ
そんな大変な思いして降りた保険金がどのくらいのものか分からないけど
書類沢山書いて疲れたからってケンタッ○ーフライドチキンの大入りバケツとか、
そこらへんの外食なんかでたいがいお腹に入ってしまうものであるだろう




人ごとながら、ああ、面倒くさいと思う瞬間である

特徴

2011-09-24 08:32:51 | 雑感
日本の俳優さんで好きな人をあげるとしたら


・伊東四朗さん
・唐沢寿明さん
・阿部サダヲさん
・松山ケンイチさん

私は地デジになってからこっち、もともとテレビ嫌いだったのに輪をかけて
好きでもない機械のためにわざわざトリセツなど読む気もないため、テレビの電源くらいは入れられるけどチャンネルの選びかただの
番組のなんたらだのが全くと言っていいほど分からない

なので俳優さん自体あまり多くの方を存じ得ないが
とりわけこの4名の俳優さんは好きである

伊東四朗さんは何やってもはまり、色気もユーモアもふんだんに持ち合わせ
画面に出て来ただけで面白く興味を惹く
「なんか言うだろうな」「なんかあるんだろうな」という期待をしてしまう。
あの迫力のある顔だから、シリアスな役から喜劇までこなし、タフマンみたいな馬鹿げたカブリ物してたって伊東四朗さんなら赦せてしまう。
あの金色の帽子みたか?あれが似合う人なんて滅多にいないぜ?


唐沢寿明さんは、この人の醸し出す空気が、間が、テンションが面白い。
ずーっと前になんかのバラエティ番組に出てた時に
「戦闘ゲームで遊んでて、夢中になってやってたら嫁におこられた」といっていた。
熱中していたので時間の経過も気にしないでいたので「オトコってばかみたい」みたいな言われ様を奥さんから受けたらしい
受け手のジャニーズのタレントさんが苦笑して「ゲーム、はまりますよね」って言ったら
唐沢寿明さんは
「俺たちは何やってもイノチガケだもんな!」と目を見開いていっていたのが非常に印象的

そう。オトコってイノチガケ。
その、イノチガケ加減がものすごく好きだった。

彼の発言は常に常軌を逸して面白く、天性の間合いの取り方に惚れている



阿部サダヲさんはやっぱりものすごく人としての色気を感じる
狂気の役も下っ端の役もおネエ系も、熱血系でもちょっと捻った感じてこなしてしまう芸の幅が好き
切れ長の目のしたの盛り上がった肉が好き
さんざん泣いた顔をしている


松山ケンイチさんの好きな所は
これは随分斜めからみているかもしれないけど
「村上春樹さんの小説に出て来そう」なので好き
白いブリーフが似合う俳優のトップランキングにも入ると思う
もし、彼のクチビルの端の切れ上がり方があと1ミリでも下だったらこんなに人気が出なかっただろうと推測する



以上 ご清聴ありがとうございました